ギラファノコギリクワガタの蛹室作り【蛹室とは?】<Shiho的見解>
菌糸ビン:B-1100で飼育しているギラファノコギリクワガタの幼虫が蛹室作りを始めました。
この幼虫は♀。
菌糸ビンの土化した上部分に綺麗に蛹室を作り始めています。
蛹室というのは、文字通り蛹になる為の部屋のことを言います。
3令後期になり、幼虫期間が終了すると判断した幼虫は蛹になる為の準備をします。
蛹になるためには、蛹になる場所:部屋(空間)が必要になります。
その部屋はただ空間があれば良いという訳でなく、綺麗に蛹化するために、なめらかな下地にする必要があります。
大体はラグビーボールの様な楕円形の空間を蛹室として形成します。
下画像は上記画像の蛹室部分の拡大図です。
よーく見ると、楕円状の綺麗な部屋が出来ているのが分かります。
蛹室を作っている際、水分を出して固めて作る為、マットの場合だと、その空間の縁側が変色している箇所が見られる時があります。
この画像でいうと、空間がある縁の部分のマットがオレンジ色になっています。
終令になり、もう蛹化してもおかしくない幼虫が、上記の様な空間を作っていたら、それは蛹化している合図です。
周りの部分がマット化している部分があれば、画像のようにオレンジ色化している場合がありますので、よく分かると思います。
この状態になったら、あとはもう触らず、動かさず、そのまま静観しましょう。
きっと、綺麗な蛹になってくれるはずです。^^
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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