ペアリング のやり方 【ハンドペアリング】【同居ペアリング】とは? <Shiho的見解>
今回のテーマはペアリングのやり方についてのご紹介です。
飼育下における交尾には、
「虫の意思に任せる方法」と、
「人が交尾を補助する方法」があります。
この事をそれぞれ、
【同居ペアリング】
【ハンドペアリング】
と呼んでいます。
私もこの2つの方法を使い分けて行っています。
では一つずつご紹介してみたいと思います。
【同居ペアリング】
この方法は、なかなか交尾してくれない、交尾完了まで見届ける時間がない、などといったハンドペアリングが難しい種によく使います。
いわゆる「虫の意思に任せる方法」です。
【やり方】
交尾時期を迎えた熟成した親♂と親♀を、比較的狭い空間(一緒のケース)に一定期間入れておく。
【上記画像はギラファノコギリの同居ペアリングの様子です】
その後は親虫同士の意思に任せて交尾を期待します。
【メリット】
・基本放置なので、手間が要らない。
【デメリット】
・交尾の瞬間が直接見れないことが多いので、交尾成立を確認出来ない場合が多い。
・同居の為、相性が合わないと片親殺しが(主に♀)が発生する場合がある。
・交尾成立まで見守らなければならないため時間がかかる。
手間や時間がかかるハンドペアリングと比べて、とても楽ですが、交尾成立が見届けられない、同居内での♂♀の喧嘩が起こる可能性がある等のデメリットもあります。
勿論自然界ではハンドペアリングなどは行われないので、皆同居ペアリングのようなものですが、すぐにどこにでも逃げられる自然界と違い、飼育管理下ではケース管理の為逃げられず、最悪の場合♀殺しが発生することもよくあります。
それゆえ、私の場合はハンドペアリングが可能なものは全てハンドペアリングで交尾を行うようにし、ハンドペアリングが難しい種に関しては仕方なので同居交尾をさせるようにしています。
上手くタイミングが合えば、
このように交尾している瞬間を見届ける事も出来ます。
【ハンドペアリング】
ハンドペアリングは「人が交尾を補助する方法」です。
主に大型のカブト種でよく使いますが、クワガタでもニジイロやギラファ、オウゴンオニといった比較的体高のあるものに関しては上手くいく場合が多いです。
勿論体高が低いクワガタ(オオクワやヒラタなど)でもやり方次第では上手くいきます。
ハンドペアリングの魅力は確実に目の前で交尾成功を確認出来るというのが大きな強みです。
【やり方】
交尾時期を迎えた成熟した♀の上に後ろ側からそっと♂を乗せます。
背中の小循板部分からフェロモンが出ていると言われているので、あくまで私の場合ですが、♂の口ひげ辺り部分を♀の小循板の辺りに置くようにしています。
【例:ギラファノコギリでの口ひげ&小循板位置】
そうすると♂が♀のフェロモンを嗅いでやがて触覚をピクピク盛んに動かし始めたら交尾開始の兆しありと見ています。
しばらくすると交尾を開始します。
このタイプの交尾は一度交尾をしてしまうと時間的にも結構長く交尾をしてくれる場合が多いです。
上記画像がまさにハンドペアリング時成立の瞬間の様子です。
【メリット】
・交尾成立を確実に確認出来る。
・交尾が成功すれば短時間ですむ。
(※ただし交尾時間が長い個体の可能性もあり)
【デメリット】
・人の手で直接促すので手間が要る。
またクワガタにおいては♀の上に♂を乗せると、♂がなかなか♀を掴みにくいことがよくありますので、特に体高の低いクワガタ(ヒラタクワガタやオオクワガタ等)については後ろから乗せるのではなく、♂と♀をクロスに置くように接すると上手くいく場合が多いです。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、いわゆる♂と♀で十字の形をつくるようにです。
こちらはフェロモンを感知したあと、お尻同士を斜め「V」のような感じで合わせて交尾を始めることが多いです。
如何でしたでしょうか?
今回の日記ではペアリングのやり方、「同居ペアリング」と「ハンドペアリング」についてご紹介しました。
こんな用語&やり方が分からない・・・。
等の皆様のお力に少しでもアドバイスになれば幸いです^^
※ここでご紹介させて頂いた考え方や飼育方法はあくまで私:Shiho個人のやり方&考え方であってそれを押し付けるものでは御座いません。あくまでもご参考程度にご覧頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
39 Comments »
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こんにちは。お世話になっています。セアカフタマタクワガタの場合も十字にオスメス乗せた方がいいのですか?
Comment by GUCCI — 2019年11月30日 @ 11:09 AM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
フタマタ種の場合は、十字(クロス)交尾ではなく、そのまま上からまっすぐ覆いかぶさるような交尾をするタイプになります。
カブトムシやノコギリ等と同じような感じです。
ご参考までに・・。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年11月30日 @ 12:04 PM
おはようございます。昨日セアカフタマタクワガタのワイルドのペアを購入してみました。ペアリングも簡単に終わり、昨日早速産卵セットに投入したらメスが材をかじっている所を見ることができました。これはペアリングが上手くいったと考えてもいいのでしょうか?
Comment by GUCCI — 2019年12月2日 @ 10:42 AM
セアカフタマタクワガタのメスについての質問です。後ろ足の爪が1箇所かけてしまいました。産卵は可能でしょうか?
Comment by GUCCI — 2019年12月2日 @ 3:11 PM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
♀が材を齧っているのであれば、産卵する気があるのかもしれません。
私なら産卵の兆しアリと捉えると思います。
ペアリングもうまく行ったのではないかと思います。
それに、これはワイルド個体だということなので、もしかすると既に♀は交尾済みだった可能性もあるかもしれませんね。
次に後ろ足の爪1つが欠けたとのことですが、あくまで私の考え方ですが、爪の内1つが欠けても、もう一つの爪があるので大丈夫だと考えています。
産卵するには材に爪をひっかけながら進まないといけないので、後ろ足よりも前足の爪の方が重要になると考えております。
今回のケースは後ろ足なので、そこまで産卵に影響はないかと思いますが、絶対にないとは言い切れないのもあると思います。
ご参考までに聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年12月3日 @ 10:04 AM
こんにちは。質問がずれてしまってすみません。産卵木は樹皮を剥がして使うブリーダーさんが多いとのことですが、こちら様の記事を読み、剥がさずに入れた方が自然と書かれていました。どちらがいいのでしょうか?カビを増殖させない為には樹皮を剥がさないほうが良いとも書かれていまして、迷ってます。どう思いますか?
Comment by GUCCI — 2019年12月4日 @ 2:32 PM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
材の皮を剥く、剝かない、これは本当にその人のお好みです。
自然界ではそのままでしょうし、そのままより自然的が良いって方は剝かない方も多くいらっしゃいます。表面にカビも増殖しないでしょうしね。
剝く方は少しでも♀が産卵しやすいようにするという補助的な思いもあると考えます。
あくまでも私のやり方は「剝くやり方」で行っております。
どうしてもカビを増殖させたくかければ、バクテリア材を作ったり、人工カワラ材などの植菌材を利用するという手もあると思います。
本当に個人のお好みですので、ご参考にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年12月4日 @ 5:09 PM
こんにちは。御回答ありがとうございます。産卵木は熱湯につけると雑虫も殺せると聞いたことがあるのですが、水と熱湯どちらがよろしいのでしょうか?
Comment by GUCCI — 2019年12月5日 @ 11:40 AM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
水と熱湯、こちらもお好みかと思います。
熱湯につける理由はおっしゃるとおり中にいる雑虫なども駆除してしまうためです。
私は飼育している頭数も多いので、水でやっていましたが、雑虫を気になさるならば熱湯でやられても良いのではないかと思います。
ご参考までに・・・。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年12月5日 @ 12:42 PM
セアカフタマタクワガタのワイルド個体をもう1ペア買い、メスが材をすごくかじっていました。セアカフタマタクワガタの場合あまり表面上変わらないと読んだことがあるのですが、もう数日でボロボロになるくらい材が削られています。こういう事はセアカフタマタクワガタの場合もあり得るのでしょうか?それとスマトラオオヒラタクワガタの産卵セットを見てみると材の周りのマットに穴があり、周りには材のクズが沢山散らばっていました。産卵しているのでしょうか?
Comment by GUCCI — 2019年12月8日 @ 6:08 PM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
フタマタクワガタ系は基本材産みですが、オオクワガタ等みたいに材に入り込んでの産卵はあまりしない傾向があります。
どちらかというと表面に産み付けていく産み方なので、あまり材がボロボロに砕けたり、割れたりすることは少ない傾向が強いです。
材が原形を留めることが無いくらいボロボロにしているような感じがあれば、もしかしたら産卵ではなくその材自体が気に入らない、もしくは気温が低くて潜ろうとしている、等の可能性が考えられますが、これも虫の行動ゆえ絶対とは言い切れないのも確かです。
スマトラオオヒラタの場合、マット産卵でも十分産みますが、材を入れていると、材が気に入った場合には材のほうに優先的に産む可能性もあります。
材に産むときには、もちろん♀が材を齧るわけですので木くずが出ますから、それは良い傾向じゃないのかと思いますが、実際には材を割り出して卵や幼虫を確認するまでは絶対に安心とは言い切れないと思います。
ご参考程度に読んで頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年12月9日 @ 8:51 AM
タイワンオオクワガタのハンドペアリングはクロスさせればいいのですか?
Comment by GUCCI — 2020年3月7日 @ 8:28 PM
GUCCI さん
レスありがとうございます。
あくまで私のやり方ですが、ハンドペアリングするならば、私はクロスに置いています。
ご参考までに。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月8日 @ 8:16 AM
本日即ブリードできるタイワンオオクワガタを購入したのですが、2、3日別居して今の環境に慣れさせてから同居させた方がタイワンオオクワガタは良いのでしょうか?ヒラタクワガタに慣れてしまったため、オオクワガタが大人しく感じます。
Comment by GUCCI — 2020年3月9日 @ 9:55 PM
GUCCI さん
レスありがとうございます。
ペアリングをする際には、産卵セットを組む同等の温度帯で慣れさせたその後に同居させた方が良いと考えます。
私のやり方ですと、台湾オオクワならば、25~27℃の温度帯で慣れさせる~ペアリング~産卵セットという流れになると思います。
ご参考までに。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月10日 @ 10:19 AM
即ブリード可能なタイワンオオクワガタを購入したのですが、まだオスメスどちらもゼリーすら食べていません。温度は25度です。国産オオクワガタと同様にもう少し暖かくなりましたら食べますかね?
Comment by GUCCI — 2020年3月10日 @ 6:05 PM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
そうですね、季節感を感じているのかもしれないので、もう少し暖かくなれば活動し始めるかもしれないですね。じっくり待ってあげるのも良いかと思います。ご参考までに。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年3月11日 @ 10:15 AM
国産ミヤマクワガタのペアリングについて、ハンドペアリングがむいてますか?同居ペアリングがむいてますか?ハンドペアリングする場合は、十字に被せたほうがいいですか?平行に並べてやったほうがいいですか?
Comment by A.t@ — 2021年7月11日 @ 11:19 AM
A.t@ さん
レスありがとうございます。
あくまで私個人の考え方ですが、国産ミヤマの場合は、私はとりあえずまずはハンドペアリング(平行上乗せタイプ)で行うようにしております。
どうしても上手くスムーズに行かなかった場合は、同居ペアリングに移行させます。
あくまで私個人の考え方&やり方ですのでご参考程度にお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年7月19日 @ 12:16 PM
スラウェシヒラタのワイルドを買ってハンドペアリングをしたのですがメスが受け入れてくれません原因は何か分かりますか?
オスとメスの体長の差のせいなのでしょうか?
Comment by スラウェシヒラタ — 2021年7月22日 @ 7:05 PM
スラウェシヒラタさん
レスありがとうございます。
あくまで私個人の考え方ですが、私ならば以下の事を考えます。
・♂と♀の相性
・♀が既に交尾済みの為の受け入れ渋り
ワイルドで、追い掛けが出来ないのであれば、とりあえずはそのまま♀のみで産卵させてみても良いのではないかと思います。
ワイルド個体の場合、持ち腹で産む可能性は結構高いと思いますよ。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年7月23日 @ 11:33 AM
こんばんは。
質問宜しくお願いします。
先日、ダールマンツヤクワガタ用にと完熟マットを購入したのですが、この完熟マットはスラウェシヒラタの産卵でも使用可能でしょうか?
スラウェシヒラタの交尾を確認したので使用可能ならば産卵セットを組みたいのですが、大丈夫でしょうか?(*^^*)
Comment by 琉輝 — 2021年9月16日 @ 8:31 PM
琉輝 さん
スラウェシヒラタ、完熟マットで産卵は大丈夫です。
弊社のマットの中でも、オオヒラタ系のマット産卵に関しては完熟マットを一番にお勧めしております。
どうぞ宜しくお願い申し上げますm(__)m
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年9月17日 @ 7:30 AM
こんばんは!この前スマトラオオヒラタのペアを購入したのですがなかなか後尾をしてくれません!ハンドペアリングのやり方のサイトなどを参考にしても全然上手くイカず焦っております、、、
どうしたらよろしいでしょうか?
Comment by fish — 2022年4月6日 @ 9:22 PM
fish様
レスありがとうございます。
ペアリングについてですが、個体によっては相性というものが確かに存在するように思います。
相手候補が複数いる場合には、相手を変えて行うのが一番効果的ですが、それが不可能な場合は、
・日を数日空けて再度挑戦する
・ペアリングをする際の環境を変えてみる(温度、湿度、暗闇で行ってみる、他)
などを行ってみると良いかと考えます。
しかしそれでも上手く交尾出来ない場合もございます。その場合は、
・♂♀共に成熟がきちんとされているかを確認してみる
を確認してみることも大事だと思います。
成熟が不十分だと交尾を嫌ったり、全く反応しない場合もございますので。。。
交尾は難しいものです。実際私も今までに何度も、いや何十回も交尾が成功しない事がありました。
なかなか難しいことではありますが、根気よくチャレンジするに尽きます。
ご健闘お祈り申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2022年4月7日 @ 6:18 AM
こんにちは。
ノズノコギリクワガタの場合、ハンドペアリングの方がいいのでしょうか?
何分初めてのクワガタでペアリングについても詳しく書いたサイトがないもので。
よろしくお願い致します。
Comment by さとし — 2022年9月13日 @ 2:04 PM
さとし様
レスありがとうございます。
私はどんな種でもまず一度はハンドペアリングを行ってみます。
ハンドペアリングはその場で見ながら行いますので、交尾の成功、不成功はその時点で分かります。
成功すればそれでよし、成功せず(何度か挑戦してみて)、あまりうまくいくような雰囲気がなければ同居ペアリングを行えば良いかと思います。
私個人この種はやったことがありませんので、何とも言えませんが、形状を見る限りでは手足も長いので、♂が♀を上手く包み込めそうに思いますのでハンドペアリングを試してみる価値はあるかと思います。
あくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2022年9月14日 @ 8:31 AM
スマトラオオヒラタについての質問です。現在ハンドペアリングにて交尾を確認したペアがいるのですが、材、マット2種類の産卵セットにメスのみ投入しそれぞれ1ヶ月ほど放置してみたのですが、マットをひっくり返しても何も出ず、材も削った痕跡すらありませんでした。この場合産卵をしなかったのはどのようなことが理由として考えられますか?湿度は50から60温度は25度前後です。
Comment by kabukuwa26 — 2022年10月5日 @ 9:35 PM
kabukuwa26様
レスありがとうございます。
産卵しなかった原因ですが、一例として私が考えるのは、
・♂♀の両方、もしくはその片方の成熟がしっかりと出来ていなかった。
・♂♀の両方、もしくはその片方の生殖機能(卵も含む)そのものに欠損がある。
・産卵環境(使用マット、使用材、温度、湿度、マット内湿度)がその♀に気に入られなかった。
まずは上記の事等を疑ってしまうと思います。
交尾は確認出来たようですし、管理温度、湿度も問題ないと思います。
この温度帯ならば再発酵もほぼ無かったでしょうし、産卵環境は外しても良いかもしれませんね。
産卵マットは何を使われましたか?
弊社にはきのこマット、完熟マット、黒土マットがあります。
どのマットでも問題無いとおもいますが、マット種によっては嫌がる個体もいる(個体差)ことがあります。
材は、クヌギ、コナラ、レイシ、カワラ、種類的にはどれを使っても問題ないと思いますが、ま固すぎたり(柔らかめを好む傾向があるので)、雑菌や劣化や芯が多い材はあまり好まないかもしれません。。
考えうる原因としては大体このようなところでしょうか。。
あくまでも私個人の考えかたですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2022年10月6日 @ 7:57 AM
shihoさん回答ありがとうございました。スマトラヒラタ(WD)ペア、産卵マット、材等の飼育用品はすべて昆虫専門店にて購入したものだったので、そこの店主さんに詳しく聞いてみます。基本的に材を水につけるなど行えば、多少は柔らかくなったりしてくれるものなのですか。成熟の有無はよくわからないですが、野外にて活動していた個体だったので、可能性があるとしたら、産卵機能の問題ですか・・そこばっかりはよくわかりませんが(笑)また組み直してみます。ありがとうございました。
Comment by kuwakabu26 — 2022年10月6日 @ 8:35 PM
オオクワガタのブリード初心者ですが、ペアリングを小ケースにて4日ほど行い、♀を産卵セットに投入し、2週間ほど様子をみましたが♀は産卵木を齧るだけで産卵してる様子がないのです。もう一度ペアリングしようと小ケースにてペアリングさせようとすると♂が襲ってきます。♀も逃げてしまいます。ハンドペアリングもうまくいきません…
♂♀ともに熟成しています。
この場合原因は何だと思われますか?あとペアリングさせたい場合の対策に何かあればご教授お願いします。
Comment by おこめ — 2023年5月20日 @ 6:39 PM
おこめ様
レスありがとうございます。
同居ペアリングで、産卵が上手くいかない場合、以下のことが考えられます。
・きちんと交尾が成立していない。
・♂と♀の成熟(しっかりと成熟しないと交尾意欲が湧かない、また仮に交尾が成立しても無精卵の可能性がある)
・♂と♀の相性
・♂、または♀の生殖機能の欠如
・ペアリング時の管理温度(常時25℃程度ないと交尾や産卵活動を渋る傾向がある)
等が考えられます。
管理温度を常時25℃程度に保ち、時間をかけて再度仕切り直しをして挑戦してみる他はないかなと思います。
交尾相手が他にいるのならば、相手を変えて挑戦してみるのも手だと思います。
成熟があまいようならば、もう少し時間を置いてからペアリング→産卵をしてみるのも良いかもしれません。
相性が合わない場合や、元々の生殖機能の欠如なばら、諦めざる負えないのかもしれません。
交尾が上手くいかないことって結構よくあります。
根気よくチャレンジ頑張ってみて下さい。応援しております。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2023年5月21日 @ 9:49 AM
Shiho様返信ありがとうございます。
ダメ元でオスを顎縛りしてから飼育ケースに投入してみます!
Comment by おこめ — 2023年5月21日 @ 4:44 PM
ギラファノコギリクワガタを交尾させたいのですが、交尾体制にはなりオスはやる気満々なのにメスが受け入れません。後食は7月25日です。成熟してないんでしょうか?考えられる原因を教えください。
Comment by スマイル — 2023年9月21日 @ 10:10 PM
スマイル様
レスありがとうございます。
交尾がうまくいかない理由はいくつか考えられます。
・♂♀の両方、もしくは片方がきちんと成熟していない。
・その♂と♀の相性が悪い
・その時のタイミング(やる気?)が合っていない。
・身体(生殖機能など)に何かしらの問題がある。
・管理環境(交尾をさせる場所の温度や湿度)が合ってない。
上記に挙げられる点が、主に私が考える交尾が上手くいかないときの問題点です。
あくまで私個人の考え&やり方ですが、ギラファノコギリはノコギリ種の中でも比較的長生きする方だと考えていますので、その分成熟期間も少し長めだと考えています。
なので私ならば後食後の成熟期間は3~4か月程度は間隔を置くでしょう。。
それに当てはめると、後食開始が7月25日ならば、私ならば交尾させる時期は早くて10月25~11月25日の間位になると考えます。この時期間のエサ食いの程度や管理ケース内の行動を見て判断すると思います。
あくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2023年9月22日 @ 8:38 AM
ダイオウヒラタクワガタのWDが産卵しなかったので、ペアリングしようと思います。ハンドペアリングか同居ペアリングどちらが良いのでしょうか?
Comment by ドルクスゴリラ — 2024年2月18日 @ 4:29 PM
ドルクスゴリラ様
コメントありがとうございます。
あくまで私個人の考え方ですが、私は基本クワガタは同居ペアリングをするようにしております。
ですが、♀殺しが起きやすい気性の荒い種においては、まずはハンドペアリングをしてみて、うまくいく雰囲気でしたらそのままハンドペアリングを続行させますが、上手くいくような雰囲気が無いような場合には同居ペアリングをさせるやり方を取っております。
♂がすぐに♀を挟んでしまう場合には、同居ペアリングは避けて、観察しながら、仕切り直しをしながらハンドペアリングを行います。
しかしそれでも挟みクセが続くようならば、♂のアゴ縛りを施して同居ペアリングに持ち込む方法を取ると思います。
あくまでも私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年2月19日 @ 7:55 AM
始めまして
現在セアカフタマタクワガタの同居ペアリングをさせています。
交尾を実際に見たわけではないのですが一日経った時点でメイトガードをしており、一度交尾済みだと考え産卵用のケースにメスを移行した方がよいでしょうか?
予想よりかなり早い時間でメイトガードをし始めていてもう少し様子を見るべきなのかを悩んでいます。
Comment by TOTO — 2024年7月29日 @ 9:47 AM
TOTO様
コメントありがとうございます。
交尾の件ですが、短期間で終わっている場合もありますし、そうでない場合もありますので何とも難しいところですが、メイトガードをしているのならば交尾済と考えてもおかしくはありません。
どうしても不安ならばもう少し同居させておくのもよいとも思います。
あくまで私だったらもう2~3日は様子を見ると思いますが、それも人それぞれですので。。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年7月30日 @ 9:17 AM