クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2019年【No.11】GW(ゴールデンウィーク)採集!【九州 宮崎編】
5月になりました。
新元号:令和元年スタートですね。
自宅の庭にある琵琶の木
こちらの画像は数日前に撮影したものですが、今年も立派な琵琶が沢山熟れて来ました。
もう少しで収穫出来そうです。
これもこの時期ならではの楽しみの一つです^^
さて、世間はGW真っただ中。
今年は10連休もある方もいるとか。。
そんな中、5月最初の採集に行ってきました。
採集ポイントに到着。
ここはハルニレ、クヌギが混生するポイントです。
緑も深まって、もはや夏の雰囲気を感じます。
早速散策開始です。
こちらのハルニレの木、
樹液のツーンとした発酵臭が漂ってきました。
よく見ると、ヨツボシケシキスイの姿が。
彼らも活動を始めたようですね^^
こちらのクヌギの少し浅めのウロには、
コクワガタ♂35mm程度(推測)
コクワガタ♀20mm後半(推測)
が入っていました。
こちらのハルニレの木、
真ん中辺りの樹皮の隙間に黒いものが見えます。
取り出してみると、
小型のスジクワガタ♂でした。
体長は♂20mmもありません。
かなり小さい♂で、一見コクワガタと間違えそうになりますが、このサイズでのアゴの開き具合、内歯の上がり具合、背中の縦筋を見る限りではスジクワガタ確定です。
すぐ隣の木に、
ゾウムシの姿がありました。
ゾウムシも今シーズンは初遭遇です。
こちらのハルニレの木。
地面近くに大きな縦ウロがあり、発酵臭がプンプンしていました。
この縦ウロの上の方と、下の方、2か所から、
ヒラタクワガタ♂51mm
ヒラタクワガタ♂53mm
が出てきました。
野外で採れる本土ヒラタとしてはまだまだなサイズですが、今季初の50mmUPのクワガタだったもので、思わずデカいっと思ってしまいました。
それでもこの時期のこのサイズは嬉しいものです^^
場所をちょっと移動して、
こちらは、ヤナギの木、
木の裂けめのところに、
コクワガタ♂の姿が見えました。
コクワガタ♂38mm
大型サイズ40mmには届きませんでしたが、とても綺麗な個体でした。
散策途中、この山を流れる渓流の岩場の隅の方で、
クレソン(オランダガラシ)の自生場所を発見!
とっても美味しく、カイワレ大根みたいになお味。
噛むとピリッと辛くて美味しいです。
山の恵みを少し収穫させて頂きました。
こういった山の恵みと出会えるのも山散策の楽しみの一つですね^^
今回確認出来たクワガタは、
コクワガタ
スジクワガタ
ヒラタクワガタ
3種、合計7頭でした。
5月に入り、一気に二桁突破するかと思いきや、まだまだ数は少ないですね。
しかも例のごとく黒系クワガタばかり。
例年通りだとまだまだ先なのですが、今年は最初の出現が早かったせいか、そろそろノコやミヤマの姿が見たく感じてしまいます。
次回に期待してしまうShihoでした^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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