早いものでもう6月も下旬。

次第にピークに近づくクワガタの発生と共に時間と天候さえあればほぼ毎日山に通っているShihoです。

採集には行っていたのですが、アップする時間と疲れでパワーがなくてかなり記事が溜まってしまいました。

今回はここ最近の採集の様子をピックアップしてご紹介したみたいと思います。

 

 

クヌギの樹液に来ていたカブトムシ♂

 

 

こちらは違う場所(木)でのカブトムシ♀

 

この時期まで進むと、カブトムシが多くないポイントでもちらほらカブトムシの姿を見かけるようになって来ました。

日本昆虫界の王者ムシキングの登場で、クワガタ達との樹液バトルが勃発することでしょう。

 

 

こちらのクヌギの木、

小さな樹皮裏が形成され、その周りが樹液まみれになっています。

 

この狭い狭い樹皮裏にいたのが、

 

ネブトクワガタ♂♀ペア(サイズ未測定)

 

ネブトクワガタ♂♀ペアが入っていました。

ここ宮崎ではこういった樹液溜まりにネブトクワガタがいることが良くあります。

 

 

ハルニレの木を叩いて落ちて来たのは、

 

ノコギリクワガタ♂62mm

 

赤みの強いギリギリ大歯型の個体です。

 

ここ宮崎のノコギリは大歯型になるとアゴ先がストレートに伸びる個体を多く見かけます。

勿論湾曲がある個体もいますが、すっと前に伸びる個体の方を多く見かけます。

 

ちなみに月夜野きのこ園がある群馬県ではストレートタイプも採れましたが、どちらかというと湾曲タイプが多かったような気がします。

全ての個体がそうだというわけではなく、あくまで傾向ですが、その土地土地での特徴があるかもしれませんね、大変興味深いです。

 

 

こちらの細いハルニレの枝の付け根部分に、

 

ヒラタクワガタ♂の姿を見つけました。

 

個体を撮影するため、一度捕獲しようと思ったのですが、実はこの枝の付け根部分に♀がいて交尾をしそうな雰囲気だったので、ここはスルーとしました。

サイズ的には50mm位はあったと思います。

 

 

散策中、蝶の幼虫を見つけました。

ジャコウアゲハの幼虫です。

かなり毒々しくいかにも触るとヤバそうって感じがしますが、とても美しく見入ってしまいました。

山にはクワガタ達以外にも沢山の生物がいます。

そういう出逢いも山散策の楽しみの一つです。

 

 

クヌギの木を叩いて落ちてきたのは、

 

ミヤマクワガタ♂66mm

 

 

ミヤマクワガタ♀(未測定)

 

ミヤマクワガタ♂♀ペアが一緒に落ちてきました。

♂はまずまずの大型サイズ、体毛も擦れ落ちてなくてとても綺麗な個体でした。

 

 

シラカシの木をふと見ると、もうどんぐりの姿。

 

まだまだ今から夏本番なのに、もう秋の気配を感じ、少し寂しい気持ちになったShihoでした。

 

※この方法はあくまで私自身のやり方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 

※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

 

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