クワガタのサイズをノギスで計測する際、クワガタが暴れて、なかなか計測出来ない時ってありませんか?

私もよーくあります。

特に一人でノギスを当てながら撮影する時などは動いていると至難の業です。

 

そんな時皆さんはどうしていますか?

 

よく聞くのは、

・しばらく時間を経過させて落ち着いてから計測。

・外気温より少し涼しい場所において活動を鎮静化させて計測。

 

まぁ大体はこの方法かと思われます。
(※あくまでShihoの考えです)

 

しかし、もっと迅速に鎮静化させる方法があります。

それは「裏返し計測」です。

 

クワガタって、身体を裏返すと手足を引っ込めて固まる仕草をとることがありますよね?

この習性?を利用するんです。

 

実際に試してみた個体を紹介してみたいと思います。

 

 

そのモデルとなってくれたノコギリクワガタ♂個体。

凄く暴れていたのですが、やっと落ち着いてくれてこの状態で撮影させてくれました。

とはいえ、まだ足もつっぱっていて少しでも動かそうものならすぐにでも暴れ出しそうな雰囲気です。

 

ところが、

 

この個体を裏がしてみると、

 

画像のように手足を引っ込めて固まりました。

 

この状態を計測に利用出来ないかと思ったわけです。

 

 

では実践!

 

最初は通常の計測。

画像では落ち着いているように見えますが、手足も広げ力も入っています。
指で押さえつけるようにして撮影しております。

 

これが裏返してみると、

 

この通り。

固まってしまいました。

 

この状態でノギス測定。

 

固まった状態で楽に測定が出来ました。

 

 

指を放してもこの通り。

とても落ち着いています。

 

画像のビジュアル的にはあまり良くないので、撮影計測には不向きかもしれませんが、ただサイズを計測だけしたいと思うときにはこの方法も有効なのかも?しれません。

裏返し計測ですが、勿論サイズは通常測定と変わりません。

 

 

如何でしたでしょうか?

なかなかサイズ計測出来なかった時に思った小ネタでした。

あくまでも全ての個体がうまくいくとは限りません。

中には裏返してもメチャクチャ暴れる個体もいますので、あくまで傾向で、一つの方法として紹介させて頂きました。

ご了承頂けた上で見て頂ければ幸いです。

 

飼育日記担当:Shiho

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