クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2019年【No.46】10月下旬の秋山散策!【九州 宮崎編】
10月も既に下旬に入りました。
ここ南国宮崎でも朝夕は冷えてくるようになり、否応なしにも秋を感じさせてくれます。
とはいえ、日中はまだまだ暑い日も多く、昼間だけみるとまだクワガタ達が活動してくれてそうな感じさえします。
今回も採集に行って参りました。
その時の様子をご紹介したいと思います。
【10/20の採集】
到着してすぐにクワガタの姿を発見!
この木はハルニレの木なのですが、若木の内にワイヤーらしきものを巻かれていました。
最初の内は影響はなかったのですが、そして後、木が成長するにつれてワイヤーが成長する木を締め付けるようになってしまいました。
くしくもその箇所から樹液が染み出ているようでクワガタ達が集まってきます。
お食事中でしたが、ちょっと失礼してお顔を拝借。。
40mm後半位のヒラタクワガタ♂でした。
まだまだ元気に活動しています!^^
こちらのクヌギの樹皮裏にも何かいました。
お顔を見せて頂くと、
コクワガタの♀個体でした。
この同じ樹皮裏の奥には、
ケンカ傷のある大型のコクワガタ♂が入っていました。
サイズはあえて計測はしませんでしたが、♂40mm前半程はあったかと思います。
その後、木を蹴ると、
パラパラっと軽い音のするものが落ちてきました。
最初はクワガタかと思い喜ぶのですが、
その正体は、
ドングリでした。
この時期になると、ドングリが沢山落ちています。
わずか数分で沢山のドングリを拾い集めました。
まん丸のドングリ。
これはクヌギのドングリです^^
山を散策していると、
アケビの実もほぼ熟して色づいて来ました。
熟しているアケビは少し圧を加えただけで簡単に割れます。
数個拝借して、割ってみると、
何とも言えぬ綺麗な実が現れました。
しつこくない優しい甘さでとっても美味です。
まさに秋の山のデザートですね^^
このような感じで秋の山を楽しみながら2時間ほど滞在しました。
今回は、
・ヒラタクワガタ
・コクワガタ
の2種のみ、見かけた頭数も12頭
ノコやミヤマの姿は見つからず、寒さに強い黒系クワガタのみとなり、頭数もいよいよ少なくなってきました。
寂しくも感じますが、しかしながら山散策は楽しい!
ドングリやアケビを採りながらゆっくりと山の空気を楽しませて頂きました^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
コメントはまだありません »
No comments yet.
RSS feed for comments on this post. TrackBack URL
最近のコメント