クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2019年【No.47】寒暖差が大きい11月上旬採集!【九州 宮崎編】
11月に入りました。
ここ数日、朝夕の気温がぐっと下がってきました。
私が採集活動をしている宮崎のポイントでは、場所によって違いますが約14~16℃位。
しかし昼間の気温はまだ暑い時は25℃以上ある時もあります。
つい2~3日前は自宅周辺で27℃ありました。
まさに夏日です。
この時期に・・・11月に夏日って💦
ちょっと考えられないですよね。。
昨日も少し暖かったので、11月に入っての最初の採集、行って来ました!
今回はその時の様子のご紹介です。
【11/4の採集】
採集ポイントに着いてすぐに、
クワガタの姿を発見!
宮崎ではおなじみのヒラタクワガタ♂です。
元気な個体でしたが、とても小型です。
サイズはあえて計測していませんが、♂30mmあるかないか位でしょうか。。
やはり昼間のこの暑さがあれば、まだまだ黒系クワガタ達は活動をしているようです。
こちらはハルニレの樹液溜まり。
まだ樹液もよく出ています。
ハルニレの木の樹液溜まりは大体このような感じになっています。
独特の特有的な匂いがしますので、嗅いだだけでハルニレだと分かります。
この画像の上の方、小さな隙間から取り出したのが、
こちらのネブトクワガタ♂個体。
かろうじて大歯型にはなっています。
サイズは推定♂20mm前半位かな。。
木を蹴ってみるものの、クワガタはほとんど落ちてきません。
落ちてくるのは枯れ葉やドングリばかり・・・。
この時季になると、蹴り採集でよく採れるノコやミヤマはほとんど見かけなくなりますので、蹴り採集ばかりしていてもなかなかクワガタ達に出逢うことは出来ません。
寒さに強い黒系クワガタ(コクワ、ヒラタ、ネブト、スジ)は、基本的には木のウロや隙間、樹皮裏に隠れていることがほとんどなので、木の隙間探しがこの時季に採集するポイントとなります。
その木の隙間にて何か見つけました!
お顔を拝借させて頂くと、
スジクワガタ♂でした。
かろうじて大歯型。
こちらもサイズは♂30mmあるかないか位です。
散策途中、カラスウリが真っ赤に熟していました。
日中の気温はさておき、完全に秋を感じます。。
こちらのハルニレの樹皮裏からは、
コクワガタ♂♀ペアが入っていました。
このような感じで2時間ほど採集を楽しみました。
今回は、
・ヒラタクワガタ
・コクワガタ
・スジクワガタ
・ネブトクワガタ
の4種、見かけた頭数は全部で8頭
頭数もグンと減り、ついに一桁になりました。
見つかるのも黒系クワガタばかり。
今回もやはりノコやミヤマには出逢えませんでした。
一年中採集に行く私ですが、次回辺りがここらで一旦の区切りの採集納めになりそうな気がします。
いや、やっぱり見つかるのが5頭を切ってからにしようかな・・・(悩
ともあれ、次回もまだ楽しみです^^
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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