クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2021年【No.9】気温急降下の10月下旬採集!シーズン最終盤に来てからの、嬉しい想定外のコクワガタ祭り!^^【九州 宮崎編】
早いもので10月も下旬になりました。
今年の10月は、半ば位までは日中30℃を超す真夏日が連発していて秋らしくない残暑がかなり残っていたのですが、月半ばを過ぎてから一転、気温も一気に下がりはじめ、ついに朝夕は10℃台になる日も出て来ました。
しかしここ宮崎では、晴れた日の昼間はまだ20℃台を保つ日もありますので、先日、暖かい日を狙って採集に行って来ました。
10月と言えばこの花、コスモス
しかしもうピークは過ぎた感があり、開いているのも少なく、少し寂しく見えました。
ハルニレとクヌギの混生地ポイントに到着。
この日の山間部は日中18℃という気温。
やはり少し肌寒く感じます。。
これらの木々を叩いてみて回りますが、何も落ちて来ません。。
やはりもうこの時期は蹴り採集で落ちてくる個体はほとんどいないようです。
なので、樹皮裏やウロでの採集に切り替えると、
こちらのクヌギの樹皮裏からは、
♂50㎜半ば程度のヒラタクワガタ♂を発見!
傷もあまりなく、綺麗な個体でした。
こっちのハルニレの樹皮裏からは、
コクワガタ♂2頭が入っていました。
隣りの木の樹皮裏にも、
コクワガタ♂の姿が。
他にもコクワガタが次々と見つかります。。
気が付けば、
コクワガタのオンパレードになっていました。
まさにコクワガタ祭り!^^
さすがに寒さに強いクワガタですね、この位の寒さではまだまだ活動は活発なようです。
こちらのクヌギの樹皮裏には、
下の樹液が溜まっている所にネブトクワガタ♂、
上部の箇所にスジクワガタ♂の姿を見つけました。
このようにして約2時間ほど採集を楽しみました。
今回は見かけた頭数は21頭ほど。
種類的には、
・ヒラタクワガタ
・コクワガタ
・ネブトクワガタ
・スジクワガタ
の計4種という結果でした。
今回ついにノコギリクワガタの姿が消えてしまいました。
予想通り黒色系のクワガタばかりになってしまいましたが、まだ発見頭数は20頭超えと、なかなかの活動をしていました。
今回採集に行った地域は特にコクワガタ色が強いポイントではありましたが、それでも10月下旬というシーズン終盤にして20頭以上のクワガタの姿を見かけるとは、ちょっと嬉しい想定外でした^^
しかしここに来てノコギリの姿も消えてしまい、これから次第に寒さも増してくると思いますので、そろそろ今シーズンの採集も終了が見えて来ましたように感じます。寂しくなりますね~。
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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