クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2021年【No.10】11月採集、そして2021年度シーズン採集納め!【九州 宮崎編】
11月に入り、先日野外採集に行って来ました。
ここ宮崎の最近の気候状況は朝夕は10℃前半まで下がる日もありますが、やはりまだ日中は20℃以上にはなります。
前回の10月下旬の採集では、まだコクワガタを多数見かけることが出来ましたが、今回はどうなのか楽しみです^^
柿がたわわに実っています。
まさに秋を強く実感させるこの時期ならではの風物詩ですね。
ポイントに到着。
有力木のハルニレの木が色あせて見えます。
葉も枯れ始めているようですね。寂しいものです(泣
前回採集と同様に蹴り採集ではなく、ウロ&樹皮裏採集をメインに探していくと、
見つけました!
ハルニレの枝分かれした箇所に出来た樹皮裏にクワガタの姿を発見しました^^
お顔を拝借するために取り出してみると、
コクワガタ♂♀ペアが入っていました。
この時の山間部の気温はまだ午前中ということもあり、気温が上がりきっておらず15℃前後程度でしたが、とても活発に元気に動いていました。
とりあえずのクワガタの姿に一安心です^^
採集を再開して、20分位探したところで、
こちらのハルニレの小さなウロにクワガタを発見。
コクワガタ♂でした。
撮影をしていたら、すぐに奥の方に逃げ込まれてしまいました。
ポイントを大きく移動して、
クヌギの木の樹皮裏に、またしてもコクワガタ♂の姿を見つけました。
ちょっと採りにくい部分にあったので、敢えて取り出さず撮影だけでしたが、傷も無く綺麗な個体でした。
最後はこちらのハルニレの樹皮裏から、
またしてもコクワガタ♂を発見。
傷がありましたが元気な個体。
サイズは♂40㎜前半位はありそうでした。
このような感じで11月の採集を堪能いたしました。
結果的に見かけたのは、
コクワガタ4♂1♀
の5頭。
種類もコクワガタのみという結果でした。
前回の20数頭から大幅に減った感じもありますが、今回来たのは前回のコクワ色の強いポイントとはまた異なりますので、まぁそれも仕方ないかなといった感想でした。
とはいえ、もうさすがに今季の野外採集は終了かなといった感じです。
こうなることも予測して、いつも山の神様に捧げるお神酒を準備して来ました。
「山の神様、今季も山に通わせて頂いてありがとうございます。沢山楽しませてもらうことが出来ました。また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます m(__)m」
と、感謝の気持ちを伝え、お神酒を大地に注ぎました。
採集ポイントはまだこの場所の他にも何ヶ所かあるので、後日またお神酒を持って挨拶だけでも行ってみる予定です。
ということで、2021度の野外採集はひとまず採集納めとなりました。
今シーズンは、私の個人的都合により、一番のピーク時に採集にほとんど行くことが出来ず採集記自体もいつもの年に比べて寂しいものになってしまいました。
しかし、その少ない時間の中でも、山の空気を吸い、山の生き物たちと触れ合えてとても楽しませてもらいました。
また来年も採集の様子をお伝え出来ればと思っております。
お疲れ様でした (^^)/
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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