クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2023年【No.19】冬なのに夏日!??:国産カブトムシ幼虫堀り!【九州 宮崎編】
昨日、11月23日祝日の宮崎、この日はとても暑く気温が何と25℃もありました!
もうすぐ12月というのに、夏日を記録するとは・・・最近の気候は予測がつきません・・。
そんな中、例年の恒例行事でもある、親戚の叔父から畑のカブトムシ幼虫堀りのお誘いが来ましたので、行って来ました。
叔父の畑にある廃材捨て場、このような場所の下にカブトムシなどの幼虫がいます。
早速、木をどかしながらスコップで探していきます。。
地中に埋まってい木の裏側。
何かしら食した形跡がありますね、これは期待が持てます。
ムカデの姿も見つけました。
おそらく越冬中だったのでしょう。。ゴメンね💦
さて、お探し続行!
この辺りを探していくと、
出ました!
真ん丸と太ったカブトムシの幼虫です。
令数は既に3令、まだまだ白いので成長期ですね、体重は20~30g位といったところでしょうか。。
ここで、カブトムシの幼虫の特徴をおさらい。。
頭部:色は黒っぽい焦げ茶色です。
クワガタはオレンジ色なので、これだけでもカブトムシと判断することも可能ですね。
これはカブトムシ幼虫とクワガタ幼虫の頭部色を比較した参考画像。
左がカブトムシ:焦げ茶色
右がクワガタムシ:オレンジ色
まさに一目瞭然ですね^^
そして体毛。
もちろん、クワガタにも毛は生えていますが、カブトの方は毛深くびっしりと生えています
そして肛門の割れ方。
カブトムシは横向きに割れます
対してクワガタは縦向きに割れます
これも大きな判別材料の一つですね。
25℃を越すような冬場の夏日の中、30分ほど探しました。
なかなかの数が見つかったのではないでしょうか。
30~40頭くらいはいると思います。
この幼虫達は持ち帰って大事に育てて羽化させたいと思います^^
しかしこの日は本当に暑かったですが、楽しい休日を過ごすことが出来ました。
蝶達もだいぶ少なくなりましたが、まだ飛んでる種類もいます。
大きな葉っぱで見つけたのは、オオキンカメムシ
カメムシにしては大きく、艶がありとても綺麗な種です。
こちらの種も成虫で越冬するらしいので、おそらくその最中だったのでしょう。。
叔父さんありがとうございます、楽しい時を過ごせました。
また来年もよろしくお願いしますm(__)m
※採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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