生き物散策記 2024年【No.15】海磯で生き物探し!①:スガイ、アマオブネガイ、フナムシ、イソガニ、ヒザラガイ【九州:宮崎県】
生き物散策記シリーズのご紹介です。
生き物がいるのは山だけではありません。
ということで、今回は海を散策して来ました!
【散策記:出逢った生き物たち】
やって来ました~!
やっぱり海はいいですねー、山とはまた違った解放感があります!
今回、生き物を散策する探すのは、
こういった潮だまりなどの海磯です!
潮だまりとは潮の満ち引きによって、干潮時に現れる水たまりのようなものです。
こういった海磯には、取り残された、あるいはこの場所に生息している生き物が沢山います。
早速探してみましょう!
探し始めるとすぐに、
こうやって岩場に貝がくっ付いています。
スガイ
大きさ:約15~20㎜程度
【2024/3/11:宮崎県某所:観察者:Shiho】
これはスガイという名の貝です。
この貝は貝衣(カイゴロモ)という緑色の海藻に覆われているのですぐに分かります。
このスガイ、とっても美味しく、味は小さいサザエといっても遜色ない位です。
サザエは漁業権などに引っ掛かってしまい採ることは出来ませんが、昔一度この辺りを管轄する漁業組合に確認を取った際、この貝(スガイ)は大丈夫だと言われました。
うちの母親いわく一番美味しいと言います。
こちらには沢山のアマオブネガイがいました。
アマオブネガイ
大きさ:約20㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ひっくり返して裏側を見るとこんな感じです。
入口のフタが半月のような形になっています。
探していると、
素早く動くものを発見!
フナムシ
体長:約25㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
海でよく見る定番の生き物の一つ、フナムシです。
フナムシには陸生のものもいますが、こちらは海洋性のもの。
陸生フナムシよりかなり大きくなりますが、すばしっこさは一緒です。
この手のものは苦手だという方もいらっしゃいますが、なかなかどうして、じっくり見ると格好良いんですよ^^
また素早く動くものがいました!
イソガニ
大きさ:約30㎜程度(甲幅)
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
立派な♂のイソガニです。
この画像からはちょっと見えにくいですが、ハサミの根元に柔らかい白い袋のようなものがついているのが特徴です。
岩場にくっ付いていたのは、
ヒザラガイ
大きさ:約40㎜程度
【2024/3/7:宮崎県某所:観察者:Shiho】
原始的な形をした、ヒザラガイ
表化からみるとぱっとしませんが、
腹側からみると、とても鮮やかな色合い。
一見アワビにも見えるように美しいです。
とこのような感じで海の散策して来ました。
まだまだ肌寒いというのに、海には色んな生き物が活動しています。
この日だけでもまだまだ沢山の生き物を見つけたので、残りの分はある程度何回かに分けてご紹介したいと思います。
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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