昆虫採集:ビーディングネットの作り方 Ⅰ【Shiho流作成方法】
草木には直接目にしただけでは分からないような、小さな昆虫達が沢山潜んでいます。
例えば一例として、
・カミキリムシ
・ハムシ
・オトシブミ
・テントウムシ
・チョッキリ
等々種類も沢山あります。
それらを観察するための道具の一つとしてビーディングネットというのがあります。
このビーディングネット、ある一部の専門店などでは販売もしていますが、なかなか簡単には入手することが難しいです。
それならば自作していまおう!と思い、作ってみることにしました。
今回はその作成過程などをご紹介してみたいと思います。
【ビーディングネット作成方法 Ⅰ(Shiho流)】
【準備する材料】
・
竹平棒(約90~100㎝)
参考価格:@¥140×2=¥280
※竹平棒は熱を加えてアーチ状にするため、湾曲部分も考慮して少し長めのものを用意します。
洗濯ネット大(サイズ:60㎝×60㎝)
価格:¥110
※ 可能な限り目の細かいものを用意すると良いと思います。
針金(又はワイヤー)30㎝位×4本
※価格には含めず
結束バンド(20㎝位)×2本
※価格には含めず
ビニールテープ
※価格には含めず
では早速作ってみましょう!
【制作過程】
①全体的なイメージを作る。
まず洗濯ネットを60㎝×60㎝の形になるように切り抜きます。
この100均のネットは元々のサイズが60㎝四方なので、サイズは縮小する必要はありませんが、袋状になっているのでその半分片面を切り取り、利用します。
そして、竹平棒をネット上にクロスにするようにします。
大体の全体図イメージはこんな感じで仕上げていきます。
②竹平棒をアーチ状に加工する
本来真っすぐな竹平棒を加熱させながら湾曲を付けアーチ状に曲げて行きます。
③竹平棒とネットがすっぽ抜けないように針金で縛って固定する。
より固定を確実にするため、竹の先端中心部に穴を開けます。
④竹平棒とネットを針金で固定する。
先程明けた穴に針金を通し、ネットと竹平棒を一体化させます。
周りも含めてグルグルと針金で固定します。
⑥針金がひっかからいようにビニールテープをまきます。
こんな感じです。。
⑦完成!!
完成です!!
取っ手ともなる竹平棒もアーチ状に少し湾曲させることで、持ちやすくなっています。
こんな感じで、草木の真下に置き、上から草木を揺らしたり、何かで叩いたりして昆虫を回収するように使用します。
如何でしたでしょうか?
今回草木に潜む昆虫達を回収するビーディングネットを自作してみました。
制作費:約¥400程度
制作時間:約30分程度
竹平棒を使用することで、より軽くまた頑丈に仕上がりました。
市販のものと比べると、まだ頼りない感じもしますが、これでも十分活躍出来ます。
それでも市販のものより安価格で作成出来ますし、作成時間もそこまでかかりません。
今回は、更にそのビーディングネットを下にして上から叩く「たたき棒」も一緒に作成しちゃいました。
せっかくですのでご紹介しましょう。
【ビーディングネット用たたき棒(Shiho流)】
①今回たたき棒にはある程度太くて軽い枯れ竹を利用
枯れ竹
長さ:80㎝
重さ:200g
②防水対策と竹のささくれが手に刺さらないようにビニールテープをグルグル巻きしてさらに強化
完成!!
とても丈夫で、軽さは200gと、とっても軽いです。
これで長時間叩いても疲れませんね^^
たたき棒は基本的には何でも良いのです。
今回のようにわざわざ用意しなくても、現地調達した木の棒でも十分ですし、道具を使用せず手で揺らしたりするもの勿論アリです。
如何でしたでしょうか?
草木には直視しただけでは分からない色んな小さい昆虫達も潜んでいます。
皆さんもビーディングネットを作ってその昆虫達を観察してみましょう!^^
※今回ご紹介した作成道具や作成方法は、あくまでShiho流であり参考事例です。作り方には様々な方法がありますので、あくまでもご参考程度に見て頂ければ幸いです。ご了承の上ご覧頂ければ幸いですm(__)m
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