クワガタ、カブトムシが集まる(採れる)木を知っておこう!2024年度版 【クヌギ】①
野外で昆虫を採集するには、どんな木に昆虫が集まるかを知っていなければ、昆虫採集、特に樹液採集においては難しいと考えます。
今回から毎回連続ではございませんが、数回に渡り、私が独自に感じた「クワガタ、カブトムシが集まる木(採れる木)」を毎回1~2種ずつ紹介したいと思います。
※この記事(一部追加補足、修正あり)は毎年重複して公開していますが、毎年初心者の方も沢山いらっしゃいますので、恐縮ですが、改めてご紹介させて頂きたいと思います。ご了承下さいませ m(_ _)m
【クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木】
では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。
今回は第1回目:【クヌギ】の木のご紹介です。
★★クワガタ、カブトムシが集まる木★★
【クヌギ】
<Shiho採集実績>
オオクワガタ
ヒラタクワガタ
ミヤマクワガタ
ノコギリクワガタ
コクワガタ
スジクワガタ
ネブトクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
アオカナブン
シロテンハナムグリ
シラホシハナムグリ
クヌギ。
クワガタムシ、カブトムシが集まる木としては全国的に最も有名な木の一つではないでしょうか?
樹皮表面はゴツゴツとしていて、肉厚。樹液も濃厚で、発酵するとかなり強めの甘酸っぱい発酵した臭いがします。
この木が流す樹液は強烈で、遠くまでかなりの臭いがします。
また台場クヌギと呼ばれるゴツゴツといびつな形をしたクヌギは、人の手で伐採~成長~伐採と繰り返した為、いびつな形になり、木の穴(ウロ)が出来ている事も多く、オオクワガタやヒラタクワガタ等の格好の住処ともなっているようです。
上記画像は人の手が加わって形成された台場クヌギではありませんが、クヌギのウロ(穴)。
中からはしっかりと樹液が出ています。
こいいう場所にウロ(穴)を好んで潜むオオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタが入っている場合が多いです。
全国的にみても言わずと知れたクワガタ、カブトムシ採集の木のエース格、クヌギ。
まずはこの木を探してみると良いかもしれません。
如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介。
【クヌギ】の木をさせて頂きました。
勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。
それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。
この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。
日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。
今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。
また確実な正式名称は只今勉強中です。
今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。
ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。
きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)
※この日記上で述べている考え方や方法はあくまで私(Shiho)自身の考え方です。人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいないクワガタカブトムシの放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
8 Comments »
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shihoさんいつも見てます
どころで気になったのですが
今までとったクワガタで最大のサイズを種類ごとに教えてください
お願いします
Comment by てばさき — 2024年5月12日 @ 2:14 PM
てばさき様
コメントありがとうございます。
全ての種ではありませんが、
オオクワガタ:61㎜
ヒラタクワガタ:72㎜
コクワガタ:52㎜
スジクワガタ:38㎜
ネブトクワガタ:32㎜
アカアシクワガタ:58㎜
ノコギリクワガタ:75㎜
ミヤマクワガタ:78㎜
主だったものではこんな感じでしょうか。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年5月13日 @ 6:39 AM
ありがとうございます
ミヤマとのこすごいですね
ところで飼育だとどれぐらいでしょうか
お忙しいとこ申し訳ございません
Comment by てばさき — 2024年5月13日 @ 7:52 AM
てばさき様
コメントありがとうございます。
飼育下ですと、
オオクワガタ:85㎜
ヒラタクワガタ:74㎜
コクワガタ:53㎜
スジクワガタ:35㎜
ネブトクワガタ:31㎜
アカアシクワガタ:50㎜
ノコギリクワガタ:73㎜
ミヤマクワガタ:76㎜
大体こんな感じです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年5月15日 @ 1:10 AM
めちゃくちゃでかいですね
やはり宮崎さんのみやまはでかいんでしょうか
ありがとうございます
Comment by てばさき — 2024年5月15日 @ 7:43 AM
てばさき様
コメントありがとうございます。
そうですね、全国的に見ても宮崎県で採れるミヤマやノコは大型が多いように思われます。。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年5月16日 @ 5:43 PM
ありがとうございます
やはりそうなんですね!
まだ最大が71mm(ノコ、ミヤマ)なので僕も宮崎へ行ってよりでかいのをとりたいです。
Comment by てばさき — 2024年5月16日 @ 7:26 PM
てばさき様
コメントありがとうございます。
是非機会があれば宮崎に来てみて下さい。
なかなか良いところですよ^^
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年5月18日 @ 11:25 PM