生き物散策記 2024年【No.38】ハマダンゴムシ、オカヤドカリ(ムラサキオカヤドカリ)、ハクセンシオマネキ♂、トビハゼ、ホンビノスガイ、ヨドシロヘリハンミョウ【九州:宮崎県】

生き物散策記シリーズのご紹介です。

 

【散策記:出逢った生き物たち】

今回は海へやって来ました!

ここで何か生き物を探してみることとします。。。

 

流木の下に何かいます。。

 

お顔を拝見してみると、

 

ダンゴムシでした。

お目目が可愛い(笑^^

しかし、いつもよく見るダンゴムシとは色合いが違います。

 

流木をひっくり返してみると、

 

ハマダンゴムシ
体長:約18㎜
【2024/9/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

こちらにももう一匹大きなダンゴムシがいました。

海岸に生息するハマダンゴムシです。

私は初見でしたが、それにしても大きいですね、家の周りで見かけるオカダンゴムシより一回り大きいです。

それに体色模様がとても美しい!

 

 

そして少し離れた場所で見かけたのは、

 

オカヤドカリ(※ムラサキオカヤドカリ)
大きさ:約15㎜程(貝殻の幅)
【2024/9/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

海岸に落ちている珊瑚の上をトコトコと歩いていたのは、オカヤドカリでした。

海の中にいるヤドカリと違って、こちらは内陸性のヤドカリです。

種類的には、おそらくですが、ムラサキオカヤドカリのまだ若い個体だと思います。

見るからに貝殻幅も約15㎜ほどしかなく、色も白いままでした。

オカヤドカリは国の天然記念物なっているので、恐る恐る観察し、あまり触れないように撮影しました💦

 

今度は、砂浜に流れ込んでいる川の河口、いわゆる汽水域に移動しました。

 

この時間、ちょうど干潮時間だったらしく、河口付近では干潟が見えていました。

 

その干潟にいたのは、

 

この白いの何だと思いますか?

歩いて近づくと、あっという間に小さな穴の中に入り込んでしまいます。

 

その正体は、

 

ハクセンシオマネキ♂
大きさ:約30㎜(※足など入れ全体で)
【2024/9/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

白い生き物の正体はカニ。

ハクセンシオマネキというカニでした。

上の画像の個体は♂個体ですね。

♂は片側のハサミがとても大きいのですぐに判別が出来ます。

 

 

同じ干潟には、

 

トビハゼ
大きさ:約50㎜
【2024/9/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

私が歩いて来た振動が伝わりビックリしたのか、穴からトビハゼが出て来ました。

このハゼは主に泥の上を飛び跳ねて行動します。

 

干潟を歩いていると、

 

ホンビノスガイ
大きさ:約50~60㎜
【2024/9/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】

干潟の上にポツんと割と大きめの貝が落ちていました。

落ちている?・・

という言い方は間違っているかもしれませんが、ほんとにただポツンと佇んでいたんです。

撮影していても、泥に潜る様子もなかったので、もしかしたら既に死んでいるのかもしれません。。

 

 

そして、河口のヨシ原がある干潟の上で見つけたのは、

 

 

ヨドシロヘリハンミョウ
大きさ:約10㎜
【2024/9/5:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

ハンミョウの一種、シロヘリハンミョウでした。

よく見かけるナミハンミョウと比べると、とても小さく、最初は小さなハエが飛んでいるのかと思ったほどでした。

この個体は黒っぽいですが、中には緑色がかった個体もいました。

おそらく個体差でしょう。

 

 

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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