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最近頻繁に羽化して来ているパプアキンイロクワガタの羽化報告です。♂の羽化を待って掲載させて頂きました。いつもパプキンはマット飼育で羽化させておりますが、今回の個...続きを読む

最近頻繁に羽化して来ているパプアキンイロクワガタの羽化報告です。♂の羽化を待って掲載させて頂きました。いつもパプキンはマット飼育で羽化させておりますが、今回の個体達はBasic200 にて羽化させました。

パプアキンイロ1
パプアキンイロ2
パプアキンイロ3
【♂48mm】

パプアキンイロ4
【♀30mm:色んなカラーが混じり合っています】

パプアキンイロ5
【♀29mm:ブルータイプです】

【飼育種】
和名:パプアキンイロクワガタ
学名:Lamprima adolphinae
産地:アルファック産
累代:CB
【羽化までの内容】
体長:♂48mm ♀29~30mm
【使用したエサ】
♂:Basic200、1個
♀:Basic200、1個
設定温度:23~25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し(2令投入)
羽化までの期間:♀初令幼虫~約5ヶ月
♂初令幼虫~約7ヶ月

今回はBasic200を使用しての飼育。割り出し後、2令になるまではマット飼育をして、その後Basic200に投入しました。途中交換はなし、そのままBasic200、1個での羽化でした。♀の方は十分足りましたが、♂の方は最後は菌の白い部分はなく、ほとんどマット化したような感じでした。もし2個目のBasic200に入れ替えていたらもう少し成長したのかもしれません。

この結果では、今までのマット飼育より菌糸飼育の方がより大型が出てきました。大型にはなりますが、マイナスな面もあります。それは羽化までの時間はマット飼育よりも若干長くなり、♂は大型になる反面、羽化までの時間が♀よりも2ヶ月程度もズレてしまい、結果次世代を狙う同血統ブリードにはかなり支障が出てしまいました。同累代による血の濃縮を防ぐ為にはよいかもしれませんが、色合いの固定化という面ではマイナス面となりそうです。

色合いが重視のパプアキンイロクワガタですのでマット飼育の方が羽化ズレも少ないので合っているのかもしれませんね。(^^)

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先月に1回目の割り出しをしたヒルスシロカ...続きを読む

先月に1回目の割り出しをしたヒルスシロカブトの2回目の割り出し報告です。 ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。 【ヒルスシロカブトの参考画像】 【産卵...続きを読む

先月に1回目の割り出しをしたヒルスシロカブトの2回目の割り出し報告です。
ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。

ヒルスシロカブト
【ヒルスシロカブトの参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ヒルスシロカブト
学名:Dynastes hyllus

産地:メキシコ
累代:CB

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:1回目】卵 41卵+幼虫1頭 
【産卵結果:2回目(今回)】卵 33卵+幼虫0頭 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始9/20~10/15(25日間)
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。

産卵
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

今回2回目の割り出しも25日。結果は33卵と前回よりも少しペースが落ちました。今回の産卵セットを組む前に親♀がちょっと軽い気がしたので心配していましたが、何とか30は産んでくれました。でも次回はちょっと厳しいかもしれません。

次回も今回と同じようにまた3週間後位に割り出します。
またご報告いたしますね。(^^)

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2009年10月17日

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この飼育日記を管理するPCが故障してしま...続きを読む

この飼育日記を管理するPCが故障してしまい修理に出していた為、しばらく日記をアップ出来ませんでした。その間ここを見てくれた方々様本当に申し訳御座いませんでした。...続きを読む

この飼育日記を管理するPCが故障してしまい修理に出していた為、しばらく日記をアップ出来ませんでした。その間ここを見てくれた方々様本当に申し訳御座いませんでした。深くお詫び申し上げます。

さて、その間質問が来ていたようですね。

【きのっ子さん】
>現在パリーオオクワのメスをワイルド持ち腹でセットして1ヶ月後割り出しを行い幼虫を取ることができたのですが、このメスは2回目の産卵セットを組もうと思うのですが可能でしょうか?またワイルド持ち腹で有精卵を産み終えたメスはShihoさんはどうしていますか?標本にするか、そのまま飼育するかなど迷っているのですがどうしていますか?お答え頂ければ幸いです。

1回目のセットで幼虫を取ることが出来たのならば、2回目のセットでも取る事は可能です。ただし極端に♀が軽くなっていたり、衰弱しきっていたりしているのならば産卵しない場合もあります。

それと無事産卵を終えてまだ生存しているのならばわたしの場合はそのまま寿命まで飼育してあげます。勿論標本にされる方もいらっしゃるでしょう。それは人それぞれのやり方ですので、きのっ子さんが標本を収集しているのならば標本にしても良いと思いますよ。(^^)

以上、短いですが、今月初めての日記でした。
しかしPCというのは突然調子が悪くなってしまいますよね~。何が原因なのかは分かりませんでしたが突然PCが使えなくなってしまうというのは大変不便なものですね。改めて実感しました。

またこれから飼育日記頑張りますのでよろしくお願い致しますね。(^^)

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2009年10月13日

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久々の登場、サバゲノコギリです。 【サバ...続きを読む

久々の登場、サバゲノコギリです。 【サバゲノコギリ♂62mm】 【飼育種】 和名:サバゲノコギリクワガタ 学名:Prosopocoilus savagei 産地...続きを読む

久々の登場、サバゲノコギリです。

サバゲノコギリクワガタ
【サバゲノコギリ♂62mm】

【飼育種】
和名:サバゲノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus savagei

産地:アフリカ・カメルーン産
累代:F2

【羽化体長】♂62mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11ヶ月程度)

アフリカを代表する色ノコ、サバゲノコギリ。
幼虫飼育はとても容易で、菌糸、マット、どちらでもいけます。
本来菌糸で育てた場合は、半年程度で羽化するのですが、
今回はマット飼育だったということと、管理温度が少し低めだったことより少し時間がかかりました。
サイズ的には60mmは越えたのでまずまずといったところです。

サバゲノコギリクワガタ2

このサバゲノコ、幼虫飼育はとても容易ですし、産卵も比較的容易な方です。
ただ♂の気性が少し激しい所もあり、ペアリングの際に♀殺しを多発する事があります。
ペアリングの際には十分な熟成と♀が逃げ込める環境をつくってセットする必要があります。

ペアリングさえ上手くいけば産卵は容易です。
あまり多産な種ではありませんが、それでもしっかりと産んでくれます。
産卵はどちらかというと材に産むタイプです。固く詰めたマットにも産む事もありますが、私の場合はほぼ材に産ませます。セット方法は以下のような感じです。

【産卵にオススメのマット】くわMat 、完熟Mat +コナラ材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースM (W305×D195×H232)
【産卵管理温度】20~22℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです


クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

この様な感じでセットすればOKです。

小型のノコギリですが、体色はとてもキレイなサバゲノコギリ。
皆さんも是非機会がありましたら飼育してみては如何でしょうか。(^^)

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2009年9月29日

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今日で大型連休(シルバーウィーク)も終了...続きを読む

今日で大型連休(シルバーウィーク)も終了!皆さん楽しまれたでしょうか?(^^)当園も明日から営業再開ですが、一足早く日記の更新です。 少し前に割り出したパリー(...続きを読む

今日で大型連休(シルバーウィーク)も終了!皆さん楽しまれたでしょうか?(^^)当園も明日から営業再開ですが、一足早く日記の更新です。

少し前に割り出したパリー(セアカ)フタマタの産卵結果のご報告です。デジカメ故障の為画像は過去の日記の参考画像になりますが御勘弁下さいませ。申し訳御座いません。

パリー(セアカ)フタマタの産卵結果報告です。

画像003 018  
【セアカフタマタ♂個体参考画像】

【飼育種】
和名:セアカフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius parryi

産地:スマトラ産
累代:天然ワイルド♀よりのWF1

【産卵結果】幼虫17頭+卵6個
【産卵期間】セット開始して約1ヶ月半程度
【産卵に使用するマット】今回はきのこMat使用+材2本(コナラ)
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りは柔らかく詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

ちなみに産卵は材産みです。
産卵セットは以下のような感じで組みます。(参考例です)

クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

①マットをケース底面に固く5cmほど詰めます。
フタマタ系は材産みが主体なのでマットは食が出来るマットならばなんでもOKです。針葉樹のマットでもOKですが、もし万が一幼虫が材よりこぼれ落ちた事態を考えて幼虫がスムーズに食可能な発酵マットが無難です。

きのこMat、くわMat、完熟Mat黒土MatどれでもOKです。

画像003 002

②次に材を入れ、回りにマットを軽く詰めます。この画像で使用しているのはコナラ材2本です。少し柔らかめの材です。

画像003 003

③ゼリーと生体を入れて完成。
画像003 004

④真上からの画像です。
画像003 011

このようにフタマタ系の場合はマットをそこまで深く詰める必要はありません。いわゆる「転がし産卵」で十分です。

後は材の表面に卵を産み付けてくれます。産卵数は多産ではないです。親によっても当たり外れが激しい種です。今回は幼虫17頭に卵6個と計23程度産んでくれたようです。親♀は既に死亡。やはり多産ではなかったです。

フタマタは産卵が難しいとよく聞きますが、数は少ないものの産まない種ではないので是非挑戦してみて下さいませ。その独特のフォルムはとても格好よいですよ。(^^)

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2009年9月23日

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久しぶりにデータ紹介。ヒルスシロカブトの...続きを読む

久しぶりにデータ紹介。ヒルスシロカブトの登場です。 ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。 今回は黒土Mat でセットしました。 ※すみません、撮影中に...続きを読む

久しぶりにデータ紹介。ヒルスシロカブトの登場です。
ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。

今回は黒土Mat でセットしました。

※すみません、撮影中にデジカメを落下させてしまいまして一部破損してしまい、修理に出しました。 そのせいで今回画像が撮れませんでした。しばらくは新しい画像がアップできませんが御勘弁下さいませ。 参考にする為に過去の画像を再使用させて頂きます。御了承下さいませ。

月夜野ヒルス
【ヒルスシロカブトの参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ヒルスシロカブト
学名:Dynastes hyllus

産地:メキシコ
累代:CB

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:1回目】卵 41卵+幼虫1頭 
【産卵に使用したマット】黒土Mat
【セット期間】開始~約25日間
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。


クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

セット開始して約25日程度で卵40回収。まずまずのスタートです。幼虫は1頭いましたが、孵化したばかり。 頭もまだ色が固まっていないような感じでした。おそらく数時間前に孵化したような感じです。

親♀自体はちょっと軽い気もしますがまだいけそうです。黒土Mat は熟度が高い分親個体が好んで産卵してくれます。特にカブトの産卵には合うようです。

次回も3週間後位に割り出します。
またご報告いたしますね。(^^)

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2009年9月17日

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毎年冬が来るとご紹介している冬場の管理(...続きを読む

毎年冬が来るとご紹介している冬場の管理(温度対策)についての紹介です。 この日記を長年御覧の方には「また同じネタかよ~」とおっしゃるのもごもっともで心苦しいので...続きを読む

毎年冬が来るとご紹介している冬場の管理(温度対策)についての紹介です。

この日記を長年御覧の方には「また同じネタかよ~」とおっしゃるのもごもっともで心苦しいのですが、
今年もクワ飼育を初めたばかりの方達より結構質問が来るので、毎年恒例のご紹介をしたいと思います。大変恐縮ですが、御了承下さいませ。

外国産のクワカブにとっては寒さの厳しい時期です。では、クワカブを冬場にどう管理するか?

昨年も同様の記事を書きましたが、最近よく質問される事が多いので、
今日は生体を飼育するに至って冬場の管理のやり方の一例を私Shiho流ではありますが、改めてご紹介したいと思います。
(上記でも書きましたが、やり方&ご紹介内容は過去の日記の重複になりますが、御了承下さいませ)

日本の虫は、元々この日本の四季のある環境に順応しており、氷点下になる冬でも乗り越えられる能力を持っています。ですが、
外国産の虫についてはこの能力は持ち合わせておらず(一部例外もある)、日本の虫と同じように常温飼育をしてしまっては、
かなり動きが悪くなり、場合によっては死亡してしまいます。

それではどうすれば良いのか?
答えは温度管理をしてあげれば良いのです。
簡単に答えてしまいましたが、この温度管理、結構大変で苦労している方も多いと思います。

大量に虫を飼育されている方等は、一部屋ごと空調(エアコン)による温度管理をされている方が多いようですが、
少量を飼育されている方、 電気代を考えて一部屋エアコンを常時つけられない方も多数いらっしゃると思います。

そんな時は簡易温室を作ってみるという手があります。
簡易温室には、ガラス温室を利用した立派なものもあれば、メタルラックにビニールをかぶせたもの、
ダンボールや発泡スチロールを工夫して作ったもの等、工夫次第で色々手作りする事が可能です。

今日はその中で少量飼育の方の場合を想定して、発泡スチロールでつくった簡単な温室をご紹介します。

【3つの発泡スチロールを使用した小型簡易温室】

まず同じ大きさの発泡スチロールを用意します。
画像003 001  

3つの発泡の内、2つを底面をカッターでくり抜き、キャンプ等で使用するバーベキュー用の金網をおきます。
画像003 010  

残り一つは一番底面になるのでそのままですが、温度源となるものを置きますので、コードの穴を開けます。
今回は電気あんかを温源に使用しました。
コードの穴の部分は切り取った部分を少し小さくして再度はめ直すとよいでしょう。
画像003 007 画像003 008

3つそろって下のような感じです。
画像003 006

後は重ねて、2つの段の上に飼育する虫を置くだけです。
画像003 002

この温室は小さいので多数の数は置けません。
また温源も電気あんかと比較的弱めの温源であるため、外気温が凄く寒い場合には、中が低くなる場合もあります。
置く場所などを選んで、 適温になるように調整しましょう。
中に温度計を1本入れて確認すると良いと思います。

この様な感じで小型のものならば結構簡単に作れます。
後は飼育の数に合わせて土台を選び、それにあった温源を選択するとよいでしょう。
温度が高く上がりすぎるような温源(小型電気ヒーター)等は、コンセントとの間にサーモを接続して温度設定をしてあげれば、
一定の温度を保つ事も可能です。

ご紹介したのはあくまで簡易温室ですが、以外となかなか役に立つものです。
しかし皆様の住んでいる地域地域によっては能力に差が出てくることもあります。
例えば北海道で使用するのと沖縄でしようするのとでは全然違ってきます。
それぞれの管理する部屋にあった温室作りが大事だと考えます。しっかりと温度対策をして厳しい冬を頑張って乗り切りましょう。
(^^)

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2009年9月12日

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今回も沢山のレスありがとうございます。 ...続きを読む

今回も沢山のレスありがとうございます。 回答が遅くなってしまいすみませんでした。 【虫シゲ さん】 >shiho様、恐怖のセンチュウ・・心当たりがあります。卵が...続きを読む

今回も沢山のレスありがとうございます。
回答が遅くなってしまいすみませんでした。

【虫シゲ さん】
 
>shiho様、恐怖のセンチュウ・・心当たりがあります。卵が次々にやられていくんです。特にクリーンケースが被害が酷かったです。
基本常温管理なので常に加湿気味でした。??
常温組には普通のプラケース+新聞紙が一番みたいですね。
 
レスありがとうございます。(^^)
確かにクリーンケースは加湿気味にすると中で蒸れてしまう傾向があるみたいです。
新聞紙を挟んで余分な水分を取るなどの工夫は必要だと思います。普通のプラケース(上部のフタが網目のやつ)
は水のはけは確かに抜群に良いです。ただこちらは逆に乾燥しやすい為、これからの時期、特に冬場は空気が乾燥するので注意が必要です。
なかなか難しいですよね。
 
 

【ドルクスマニアさん】

 
>今回も質問なのですが、ラコダールツヤとインターメディアツヤのペアなのですが両方の♂はラコダールは左前足のフセツがマヒしており、
インターメディアは右中足のフセツが欠けているのですがこの個体はペアリングには問題はないでしょうか?

御質問ありがとうございます。(^^)
ペアリングですが、いわゆる交尾の際には足は箇所によっては結構重要になってきます。交尾をする時は前足で♀をガッチリ捕まえますので
(ドルクス系やティタヌス系はちょっと違いますが)前足がないと結構キツイです。中足は補佐をしますので、
あるにこしたことは無いですが、無くても何とかなると私は考えます。

ですので、この場合、ラコダールはちょっと厳しいかもしれません。
ただ残っている右前足でバランスを取る事が出来れば出来なくは無いと思います。両前足が無かったら、かなり致命的でしょうけど・・・。
次にインターメディアの場合は中足ですので特に問題はないと思います。私ならばあまり気にしません。

 

>また、ツヤクワガタ類は2回目のペアリングは可能でしょうか?

ペアリングの回数は良く聞かれますが、私のやりかた(考え方)は基本的にどの種に関しても1回です。1回の交尾で産まなかった場合、
再交尾させる事もありますが、ほとんどしないです。でも2回目の交尾って♀が嫌がってなかなか上手くいかないんですよね~。
ご参考までに・・・。(^^)

【 KATANAさん 】

>ただ・・・・私の場合、幼虫飼育が鬼門になっていて、生存率がつねに1割弱というさんさんたる結果になっています。

(ほとんどが3令で落ちてしまっています・・・;;)
はっきりした原因は不明ですが、酸欠が一番疑わしいと考えています。
メタリはノコやフタマタと比べると、酸欠になりやすい気がするのですがshihoさんはどう思われます?

御質問ありがとうございます。(^^)
そうですね、昔からマット飼育する場合、ドルクス系は固く詰めると良いが、
メタリや他の色虫系はあまりマットを固く詰めると良くないと言われて来ました。これはその虫の潜航能力を示唆しているのかもしれません。
固く詰めすぎると確かに底に行けば行くほど酸素の回りは悪くなりますので、酸欠になりやすいです。
こういった意味合いから確かに酸欠の可能性もあるのかもしれませんね。マット飼育する場合は、少し軽めに詰めると良いと思います。
あまり軽くても良くはありませんが、ガチガチと力を入れて詰めるのではなく、最後にギュッギュッと押詰めるような感覚で・・・。
ちょっと表現が分かりにくくてすみません・・・。ご参考までに・・・。(^^)

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2009年9月8日

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いよいよ9月に突入。 冬もすぐそこまで来...続きを読む

いよいよ9月に突入。 冬もすぐそこまで来ていますね。秋は涼しく過ごしやすいのでブリードもはかどります。(^^) 【まーぼーさん】 >うちではShihoさんのアド...続きを読む

いよいよ9月に突入。
冬もすぐそこまで来ていますね。秋は涼しく過ごしやすいのでブリードもはかどります。(^^)

【まーぼーさん】

>うちではShihoさんのアドバイスのおかげで、ネプチューンの産卵にも成功しました。
今回はメタリフェルの産卵セットについてなのですが、うちではうまく産卵してくれません。
材は入れず、クワMATを硬詰めして、温度は25℃前後でセット中なのです。
良いアドバイスがあればお願いします!


ネプ産卵おめでとうございます(^^)
メタリフェルですか、そういえば久しくやっていないですね、この種。ひさびさのメタリの話題ですので、
ここでメタリの飼育についてちょっと書いてみたいと思います。

画像003 066  
【過去に羽化したペレンメタリフェル♂78mm】

上記画像は昨年羽化したペレメタ♂78mmです。
ペレメタらしくグリーン色の色合いがいい味出しています。

さて、まーぼーさんの御質問にもあったメタリの産卵ですが、私的にはそこまで失敗はしていないんですよね。メタリフェルは過去にペレン産、
ハルマヘラ産、スラウェシ産とブリードしましたが、以外に成功しています。その時のセット方法ですが、

【メタリフェルホソアカ:ハルマヘラ産】
セット内容:くわMatのみ:
ケース底5センチ程固め
使用ケース:小ケース
設定温度:25℃前後
結果:マットには幼虫:28頭
考察:ホソアカ系はマットのみでも十分産卵してくれますね。

このような感じで行いました。これはだいぶ前になりますが2005/1/24の日記内で公開したデータです。この時はハルマヘラ産でしたが、
ペレン産、スラウェシ産も同様のセットで幼虫が取れました。設定温度も25℃程度。使用するマットは、オススメ順的にはくわMat>完熟Mat完熟MatきのこMatというところでしょうか・
・・。

ですのでまーぼーさんのやり方は特にまずい所はないような気がするのですが・・・後は個体自体が悪いか
(中にはハズれ個体も確実に存在しますので)、交尾が上手く成立していないか・・・そんな所位しか思い当たりません・・・。
あまり参考にならない回答ですみません。

【むらたっちさん】

>Shihoさんこんばんは、産まなかったのではなく産んだ卵が線虫にやられてしまったのです。
パスコアリもそうですが痛いどころの話ではありません!

そうでしたか、本当に残念でしたね。線虫が多いという事は水分量過多になってしまっていたのではないでしょうか?
線虫が大量発生する一番のパターンはケース内の蒸れ、このケースが一番多いです。
保湿タイプのケースはマットが乾燥しにくくとても便利ですが、酸欠や蒸れ等が発生してしまいますので注意が必要です。
間に新聞紙を挟んで余分な水分を吸収させるとか、ケースに少し穴を開けてみるとかすると以外に線虫は抑えられる場合があります。
むらたっちさん、これにめげずにまた頑張って下さい、応援しています。

【 D,Sさん】

>今年は受験で、あまりクワカブの面倒を見る機会が少なくなっています・・・
本題ですが、家に4月に購入したきのこマットがあるのですが、
果たしてブリードに使えるのでしょうか。かなりヤバい気もしますが。
♂は110mm越えてるので頑張って累代していきたいです。

>大事なこと抜けてました・・・orz
フローレスギラファです。
菌糸ブロックを小ケースに入れて半年放置してたら凄いことになってました。
種親は103mmなので血統は悪くないようです。
連レス申し訳ありません。

こんにちは、レスありがとうございます。(^^)
4月購入というと・・・今で約5ヶ月ですね。この程度ならば問題はないと思います。以前1年以上寝かせたきのこMat
を使えるかどうか実験した事がありますが、開封しガス抜きしたら3日程度でキレイなマットにもどり使用出来ました。
それで幼虫が死ぬ事はありませんでした。でも栄養価の面では熟度が増す分分解が進みますので、
多少は低くなっているかもしれません。ご参考までに・・・。(^^)

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2009年9月2日

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近頃の空気はすっかり秋の雰囲気。 朝夕も...続きを読む

近頃の空気はすっかり秋の雰囲気。 朝夕もだんだん冷え込んできました。もうしばらくすると暖房を入れる季節ですね~。 さぁ今回も沢山のレス頂きました。 ありがとうご...続きを読む

近頃の空気はすっかり秋の雰囲気。
朝夕もだんだん冷え込んできました。もうしばらくすると暖房を入れる季節ですね~。

さぁ今回も沢山のレス頂きました。
ありがとうございます。(^^)

【むらたっちさん】

>使用した虫はリッキー、パスコアリ、アンテ、トカラノコなど種に関係なくきのこマットでセットしました、
産卵木などは使ってません。マット到着時古い感じがしたのでガス抜きもしっかり行いました。

これは厳しいですね。きのこマットはどちらかというと産卵タイプというよりは幼虫飼育の方が向いている傾向がありますが、
全然産卵しないというわけではありません。数は少なくなるかもしれませんが、ヘラ系やアンテ、ノコ系ならば産卵は可能です。
マットは熟度的には少々甘いのでかえって古い(熟度が増して黒っぽくなっている)ものの方が産卵には向いていると思います。

ガス抜きして温度管理もしっかりとしていたのであれば、すみません、正直見当が付きません。
しかしセットした全ての種が産まないとなるとはっきりとは言い切れませんが、何か別の要因があるのかもしれませんね。
それが何かは分かりませんが・・・。しかしパスコアリは痛いですね・・・。これに懲りずに頑張って下さい。応援しております。

【コナーさん】

>フォルスターについて質問なんですがフォルスターの幼虫に一番合ってる餌ってなんでしょうか?
今オオヒラタケかカワラかマットのどれかで飼育しようと思うのですがどれが合っているのか…
実際菌床がいいのかマットがいいのかハッキリしない種ですよね。
正解は無いと思いますがshihoさん的にはどれが一番効果的だと思いますか?

御質問ありがとうございます。
私は菌糸(エレメント)でやっていますのでこれをオススメします。当社の餌(マット、菌糸含めて)
の中ではエレメントが一番体長が伸びましたので・・・。ご参考までに・・・。

 

【さきらさん】

>国産オオクワガタの産卵セットで今年1セットだけカワラタケ産卵木を使用しています。
そこで実験的にカワラタケ菌床を使用して飼育しようと思うのですが注意点みたいなものありますか?
basicとelementは使用しているのでそれとの比較でも構いません。既出でしたら申し訳有りません。
お忙しい中申し訳有りませんが宜しくお願い致します。

カワラタケ菌床の場合、劣化(柔らかくなる)スピードが速いので交換のタイミングが早くなると思います。
但し管理温度にもよると思いますので一概には言い切れません。
カワラ菌床を使用するならば少し管理温度を低めで飼育することをオススメ致します。ご参考までに。

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2009年8月27日

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