幼虫が発酵マットに潜りません。

A.幼虫がマットに潜らない(もぐらない)主な原因といたしましては、
下記の例が考えられます。

【1】発酵臭
【2】再発酵
【3】酸欠・蒸れ
【4】拒食

【1】発酵臭
発酵マットに発酵臭がある場合、幼虫が嫌う傾向にありますので、
土のような匂いになるまで、ガス抜きを行なってください。

【2】再発酵
室内の温度やご使用の容器の大きさなどによって
再発酵する可能性があります。再発酵は、発熱・発酵臭を
伴いますので、再発酵が始まると幼虫がマット表面に出てきてしまい
最悪の場合幼虫が死亡してしまう事もあります。

もし、再発酵している場合は、マットを容器から出し、熱を冷ましてから
再度、詰替えていただき飼育環境と同じ場所に3日程度おき
再度、再発酵がないか確認後に幼虫を投入するようにしてください。

再発酵は、下記の条件で起こりやすくなります。

・外気温度が高い
・水分量が多い
・マットの体積が大きい
・オガに近い(比較的発酵が浅め)
・栄養価が高い(添加剤の添加など)

【3】酸欠・蒸れ
通気(フタ)の状態や発酵マットの詰め方などによって「酸欠・蒸れ」が
起こる場合がございます。
酸欠の場合の対処としては、通気穴が足りない場合は通気穴を確保し、
ビンを横倒しにするなどして換気を行なってください。
飼育ケースであれば上部のフタを取って幼虫がもぐり始めるかどうか、
様子を見ていただければと思います。
酸欠が原因だった場合には通気を確保しますと幼虫は発酵マットに
潜っていきます。

【4】拒食
マットの切り換え時などに稀に見受けられます。

上記の【1】【2】【3】の原因が当てはまらないようですと、拒食も考えられるかと
思います。拒食の場合は交換前のマットに戻して頂いて、しばらく様子を見てから再度新しい発酵マットに移すなどの方法が無難かと思います。  

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