親は2系統。1月に(1)♂27mmx♀22mmより50頭・(2)♂22mmx♀18mmより30頭の幼虫を割り出した。 幼虫は200ccプリンカップを使用してきのこマットにて飼育、温度は、産卵から割り出しまでは「冷やし虫家」を使用し25℃定温管理したが、幼虫は数が多すぎて収容できず、プリンカップを段ボール箱に収容して保温に努め室温管理(古いエアコンで温度がばらついた)で20℃~25℃にて管理。4月30日に、マット交換しようとしたところ、(1)より1頭が既に羽化していたため、交換は中止して、様子を見ていた。 今回は、(1)より17頭(♂14頭、♀3頭)、(2)より11頭(♂5頭、♀6頭)を掘り出し。 親のサイズが遺伝したのか、(1)の個体は何れも大型、(2)の個体は何れも小型だった。

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気をつけたポイント

結果的に200ccプリンカップ1個で羽化までもっていった。 温度管理も厳密ではなく、湿度管理は1度霧吹きした以外、特に手を掛けず、静かなところに置いて可能な限り刺激しないように安静を保った。

備考

まだ蛹・幼虫の個体がいて、(1)蛹14頭・幼虫1頭、(2)蛹3頭が残っている。 1頭のみ蛹の状態でティッシュペーパーで人工蛹室を作って羽化の目安にした以外は、蛹室を壊さないように気を付けて元のマットにそっと戻した。 実は甲虫の生きた蛹を見るのは初めて。蝶の蛹のように固まっているものと思っていたが、ヤマトサビの蛹は激しくお尻を振るのを見てびっくりした。 とても神秘的な体験でした。