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先の日記より連続でご紹介している、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。 第4回目の採卵の結果をご報告致します。 【ネプチューン♂の参考画像】 【産卵に使用した種...続きを読む

先の日記より連続でご紹介している、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。
第4回目の採卵の結果をご報告致します。


画像003 002

【ネプチューン♂の参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne

産地:エクアドル
累代:天然個体

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:4回目】
卵:21個回収
1回目:41卵
2回目:28卵
3回目:25卵 
合計:115卵

【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約20日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

ネプチューン産卵の連続日記も今回が最後になりました。ついに♀がご臨終になりました。今回も20日程度の産卵期間でしたが、 21卵と一日一卵ペースで産んでくれたようです。


画像003 005
 
【第4回目の採卵分21卵】

今年の8/1に産卵セットを開始して約3ヶ月と7日の間、とても頑張ってくれました。採卵出来た卵の数は合計115卵と目標であった100個越えを果たしとても満足のいく結果となりました。

結果からしてやはりネプチューンの産卵に関しては温度がとても重要ということが言えると思います。低温管理(20℃程度)。これが必要条件のように思われます。

今回は天然個体での飼育でしたが、当たり外れが目立つ天然個体の中、この♀はまさに当たり♀だったと思われます。今度は養殖個体での産卵をレポートしてみたいと思います。こちらの方はスタンバイしているF1個体がいますが、まだ熟成待ちなので開始しましたらまたご紹介してみたいと思います。

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2008年11月7日

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先日ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行...続きを読む

先日ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。 今回は完熟Matで産卵セットを組みました。 【ヒルスシロカブトの参考画像】 【産卵に使用した種】 和名 ヒル...続きを読む

先日ヒルスシロカブトの産卵の割り出しを行いました。
今回は完熟Matで産卵セットを組みました。


月夜野ヒルス

【ヒルスシロカブトの参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ヒルスシロカブト
学名:Dynastes hyllus

産地:メキシコ
累代:CB

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:1回目】卵54卵+幼虫11頭 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約30日間
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。




クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動


画像003 006
 
【回収した卵】


画像003 002
 
【回収した幼虫:マットの中にも潜っている】

相変わらず多産なヒルスシロカブト。これまでにもこの日記上でヒルスの産卵は何度かご紹介しましたが、今回は今年新しくなったばかりの完熟Matでのセットでのご紹介です。 NEW完熟Matでセットしましたが、結果は上記の通り十分満足出来るものとなりました。

♀の状態がよほど良かったのか、セット開始直後から産み始めたようで、その証拠に割り出し1ヶ月にしてまだ孵化したてですが初令幼虫も10頭以上も見られました。


画像003 004
 
【産卵に使用した親♀】

上記画像の通り親♀はフセツが何箇所か取れています。さぞかし産卵を頑張ったのでしょう。ただまだ重量はありますのでもうちょっと頑張ってくれる事を期待して再セットを組みました。合計で100採卵を目指したいと思います。(^^)

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先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオ...続きを読む

先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。 第3回目の採卵の結果をご報告致します。 【ネプチューン♂の参考画像】 【産卵に使用した種】 和名...続きを読む

先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。
第3回目の採卵の結果をご報告致します。


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【ネプチューン♂の参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne

産地:エクアドル
累代:天然個体

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:3回目】卵25個回収(1回目は41卵、2回目は28卵回収) 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約20日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

割り出した際の画像を撮影しましたので順でご紹介いたします。


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【ケースごと産卵セットをひっくり返した様子:複数の卵確認】

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【結果25個採卵:どれも良質な卵で膨らんでいます】


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【親ネプチューン♀:さすがに軽くなってきた】


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【産卵セットに3回使用した後の完熟マット】

採卵した後の産卵セットした完熟マットの様子です。コバエやダニの侵入も少ないのでまだこのまま再セットが組めそうです。


画像003 008
 
【アップ画像の完熟マット:まだいける】

3回目の採卵が終わって合計94卵。順調に産んでくれているので嬉しい限りです。最初に採卵した卵のいくつかは既に孵化し始めています。親♀の方もかなり軽くなってきていますので次回あたりでそろそろ打ち止めになりそうな雰囲気ですが、何とか100卵越えを果たして欲しいものです。また第4回目の採卵もご報告いたします。(^^)

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2008年10月20日

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ヨルゲンセン(ミナミヒメゾウカブト)の割...続きを読む

ヨルゲンセン(ミナミヒメゾウカブト)の割り出し結果をご報告いたします。 【本日の紹介種:ヨルゲンセン♂個体参考画像】 【飼育種】 和名:ミナミヒメゾウカブト 学...続きを読む

ヨルゲンセン(ミナミヒメゾウカブト)の割り出し結果をご報告いたします。

画像003 010
【本日の紹介種:ヨルゲンセン♂個体参考画像】

【飼育種】
和名:ミナミヒメゾウカブト
学名:Megasoma joergenseni

産地:アルゼンチン産
親情報:♂F2×♀F2同血統兄弟同士

【産卵の結果&セット方法】
産卵数:幼虫 35頭
使用するマット:黒土Mat
使用するケース:クリーンケースM
設定温度:25℃前後。
産卵セットの内容:ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)
セット期間:約2ヶ月

図示すると以下の様な感じになります。


クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

割り出しの様子を画像に撮ったのでご紹介します。

画像003 017  
【エサが空っぽ、最後はちょっとエサ不足】
 ごめんなさい・・・。
画像003 018  
【既に死亡している♀・・・合唱】

画像003 016  
【割り出した幼虫、まだ小さいほとんどが1令でした】

上記のセット方法で幼虫35頭・・・。ゾウカブトにしてはちょっと少なめの結果でした。セット期間は2ヶ月と少し長かったですが、まだ幼虫は小さかったので後期に産卵したものが多かったのかも・・。それにしてもセットをあけた時、エサが全然なくカラカラだったので最後はエサ不足にさせてしまったようです。かわいそうな事をしました・・ごめんなさい。。

ヨルゲンセンは幼虫飼育もとても簡単ですのでとても飼いやすく、小型ゾウカブトの入門種としても最適だと思います。是非機会がありましたら飼育してみて下さいませ。(^^)

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今日はフォルスターフタマタの産卵セットを...続きを読む

今日はフォルスターフタマタの産卵セットを行いました。 【♂個体参考画像:フォルスターフタマタ♂73mm】 【飼育種】 和名 フォルスターフタマタクワガタ 学名 ...続きを読む

今日はフォルスターフタマタの産卵セットを行いました。


画像003 025
 
【♂個体参考画像:フォルスターフタマタ♂73mm】

【飼育種】
和名:フォルスターフタマタクワガタ
学名:Hexarthrius forsteri

産地:インド産
累代:F1

・・産卵セッティング・・・

【産卵に使用したマット】完熟Mat+コナラ材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】23~25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りは柔らかく詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。




クリックでクワガタ産卵木セットの詳細に移動

今日行った実際の画像を撮影しました。


画像003 008
 
【主役のフォルスター♀:交尾済み】

①マットをケース底面に固く5cmほど詰めます。
 フォルスターなどのフタマタ系は材産みが主体なので
 マットは食が出来るマットならばなんでもOKです。
 針葉樹のマットでもOKですが、もし万が一幼虫が材よりこぼれ落ちた
 事態を考えて幼虫がスムーズに食可能な発酵マットが無難です。
 今回は完熟Matをしようしてみました。

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②次に材を入れ、回りにマットを軽く詰めます。
今回使用したのはコナラ材2本です。
少し柔らかめの材です。

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③ゼリーと生体を入れて完成。

画像003 004

④真上からの画像です。

画像003 011

このようにフタマタ系の場合はマットをそこまで深く詰める必要はありません。
いわゆる「転がし産卵」で十分です。

後は材の表面に卵を産み付けてくれます。
沢山産むのを期待します。また結果はご報告しますね。(^^)

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先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオ...続きを読む

先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。 第2回目の採卵の結果をご報告致します。 【ネプチューン♂の参考画像】 【産卵に使用した種】 和名...続きを読む

先月の日記でもご紹介した、ネプチューンオオカブトの産卵の結果。
第2回目の採卵の結果をご報告致します。


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【ネプチューン♂の参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne

産地:エクアドル
累代:天然個体

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果:2回目】卵28個回収(1回目は41卵回収) 
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約25日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動


画像003 001
 
【今回割り出した卵】

今回:第2回目の割り出しは卵28個。
前回よりも少し長めの期間でじっくり産ませたつもりでしたが、前回よりもちょっと少なめ。ただ採卵した卵は今回は全て良質の卵で全て孵化してくれそうな感じでした。


画像003 002
 
【頑張ってくれいるネプ親♀】

だいぶ軽くなってきましたが、まだもう1回はいけるかな?
今の時点で69個の卵を産んでくれていますが、頑張って100に近づいて欲しいものです。
頑張ってくれ~ネプ♀!3回目もまた採卵しましたらご報告します。(^^)

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2008年9月20日

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朝夕がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、ま...続きを読む

朝夕がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中は暑い日がありますね。 今日は5月にご紹介した国産オオクワガタの菌床産卵の結果をお伝えいたします。 その時のセ...続きを読む

朝夕がだいぶ涼しくなってきたとはいえ、まだまだ日中は暑い日がありますね。今日は5月にご紹介した国産オオクワガタの菌床産卵の結果をお伝えいたします。

その時のセットは菌床産卵での方法を取ったのですが、もう一度その菌床産卵とは何なのかを説明してから結果報告しようと思います。

菌床産卵

国産オオクワガタやホペイというと材産みですので、産卵セットには産卵木が使われますが、 菌糸ブロックを使用した菌床産卵でも結構な結果が得られます。

【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。

次に菌床産卵のセットの組み方です。
こちらも5月の日記と重複になりますがもう一度ご紹介します。

①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
画像003 001
クリーンケース L

②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。今回使用したマットはきのこマットです。
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③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
  画像003 003
【使用したBasicクヌギ菌糸ブロック

④菌糸ブロックの周りをマットで埋めます。
画像003 005
今回の場合産卵種がオオクワですので完全に埋めきる必要はありません。半分か1/3程度でOKです。

⑤ゼリー、生体(今回はオオクワ♂♀)を入れます。
画像003 007

⑥フタをして完成です。
  画像003 009
【真上から見た画像】
画像003 011  
【横から見た画像】

上記が産卵の手順です。今回使用したのをまとめると

【産卵セットしたクワガタ】国産オオクワガタ
【使用したケース】クリーンケースL
【使用した菌床】Basicブロックまるまる1個
【周りを埋め込んだマット】きのこMat
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度

このような感じでセットしました。今回は合計8♀で菌床産卵セットを組みました。では結果をご紹介いたします。
画像003 024
【割り出した幼虫の一部】

①幼虫:31頭
②幼虫:29頭
③幼虫:12頭
④幼虫:48頭
⑤幼虫:41頭
⑥幼虫:5頭
⑦幼虫:33頭
⑧幼虫:22

8♀セットで合計:221頭
1セットあたりの平均:27頭

上記のような結果が得られました。1頭あたり27頭と多産ではないですがまずまずの結果が得られました。親♀は8♀ともにまだ元気ですので、再セットを組めばもっと数は伸びるとは思いますが、今の所はまだ休憩させております。

事実先日のメールマガジンでご紹介した今年の春先にセットしたオオクワの菌床産卵セットでは

22♀セットして、
合計:902
平均:37頭

という結果が出ております。こちらの方は平均37頭とかなり良い結果でした。

昔から材で産ませていた為、菌床産卵でセットするのをためらわれる方も多いですが、菌床産卵もなかなかやりますよ。 機会がありましたら試してみて下さいね。(^^)

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2008年9月3日

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先日までに産卵セットをしていたゴロファ各...続きを読む

先日までに産卵セットをしていたゴロファ各種の産卵結果をまとめてですが、ご報告致します。 (※画像は亜種の参考画像になります) 【左:ゴロファアエギオン&右:ゴロ...続きを読む

先日までに産卵セットをしていたゴロファ各種の産卵結果をまとめてですが、ご報告致します。
(※画像は亜種の参考画像になります)


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【左:ゴロファアエギオン&右:ゴロファペラゴン】

【飼育種】
和名:ゴロファ・アエギオン
学名:Golofa aegeon

産地:エクアドル産
累代:F1

結果(2セット組んで):幼虫71頭、 31頭

【飼育種】
和名:ゴロファ・ペラゴン
学名:Golofa pelagon

産地:アルゼンチン産
累代:F2

結果(3セット組んで):幼虫88頭、21頭、0頭



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【ゴロファ・ピサロ】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ピサロタテヅノカブト
学名:Golofa pizarro

産地:エクアドル
累代:F2

結果(3セット組んで):幼虫49頭、39頭、18頭


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【ゴロファ・テルサンデール】

【飼育種】
和名:ゴロファ・テルサンデールタテヅノカブト
学名:Golofa tersander

産地:メキシコ産
累代:F2

結果(3セット組んで):幼虫65頭62頭15



画像003 001
 
【ゴロファ・ポルテリ】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri

産地:ベネズエラ
累代:CBF1

結果(2セット組んで):幼虫53頭12頭

ゴロファ5亜種、各結果は以上のものでした。
産卵セット内容については全て同等の環境でセットしました。
ただポルテリだけはクリーンケースLのサイズの容器でセット組みました。
他は全てクリーンケースMで組んでおります。

セット内容については

【産卵セット内容】
使用するマット:黒土Mat
使用するケース:クリーンケースM、ポルテリのみクリーンケースL
設定温度:23?25℃前後。
産卵セットの内容:ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)

図示すると以下の様な感じになります。




クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動

ゴロファ種の場合、ケース底面を固く押詰めなくても柔らかい場所にも産んでくれます。いわゆるばら撒き産卵タイプですので、そこまでマットを固く押詰める必要はありません。

こうして結果を見てみると、なかなか良い感じで産んでくれたと思いますが、やはり中には0頭のものや数が少ないものもあります。
全て同様の環境、状況にてセットしておりますが、♀のコンディションによる個体差はやはり表れてしまうようです。

ともあれゴロファ種は比較的容易に産卵可能ですので、是非皆さんも機会があれば試してみてください。(^^)

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先日入手したネプチューンオオカブトの産卵...続きを読む

先日入手したネプチューンオオカブトの産卵セットを割り出し(1回目)てみました。 親は天然ワイルドを使用しております。 【ネプチューン♂の参考画像】 【産卵に使用...続きを読む

先日入手したネプチューンオオカブトの産卵セットを割り出し(1回目)てみました。
親は天然ワイルドを使用しております。


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【ネプチューン♂の参考画像】

【産卵に使用した種】
和名:ネプチューンオオカブト
学名:Dynastes neptunne

産地:エクアドル
累代:天然個体

産卵セット方法&結果は以下の通りです。

【産卵結果】卵41個回収(良質な卵35個、良くない卵6個)
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約19日間
【産卵に使用するケース】衣装ケース中タイプ程度
【産卵管理温度】18~20℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)

セット方法は図示すると以下の様な感じです。



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結果は41卵回収と、19日程度ではまずまずといった所でした。


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【割り出した卵】
取り出した卵は私のやり方では上記のようにクリーンケースS程度の容器に豆まきのような感じで落とし込みます。


画像003 004
 
【正常な膨らみかけの卵】


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【まだ少し細長いが、これも正常な卵】


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【残念ながらしぼんだ卵】

上記のように割り出した卵は様々な形をしています。
親♀が産み落とした直後は細長く米粒のような形をしています。それが時間が経過するにつれてだんだんと膨らみ最後には真ん丸くなっていきます。

3つの卵の画像の内、一番下の卵は実はダニに吸い取られてしまったんです。
親が天然もので産卵した時には、卵をすいとってしまう真っ白なまん丸のダニが良く付いています。
ですので、天然ものを産卵させる場合には、こまめな採卵が必要となって来ます。

このにっくきダニ・・・。

画像003 009

【これが卵を吸い尽くすダニです】

このダニの名前は分かりませんが、割り出した時卵の直ぐ横にいます。
結構大きいダニですので肉眼でもハッキリと見つけられます。このダニがいたら要注意です。

今回の割り出しはまだ1回目。
♀はまだまだ元気ですので、早速セット組みなおして2回目を開始しました。
また2回目の結果も報告致しますね。(^^)

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2008年8月19日

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昨日の日記でのレスで光さんよりネブトクワ...続きを読む

昨日の日記でのレスで光さんよりネブトクワガタの産卵セット方法についての御質問がありましたので本日の日記内で取り上げました。 私的にはネブト種については以下の様な...続きを読む

昨日の日記でのレスで光さんよりネブトクワガタの産卵セット方法についての御質問がありましたので本日の日記内で取り上げました。

私的にはネブト種については以下の様な方法でセットしております。

【産卵に使用したマット】完熟Matもしくは黒土Mat
【産卵に使用するケース】クリーンケースS
【産卵管理温度】20~25℃前後(飼育種に応じて)
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下のような感じになります。


クリックでクワガタ発酵マット産卵の詳細に移動

ネブトクワガタはとても熟成したマットに産卵する傾向があります。
弊社のマットでは完熟Matもしくは黒土Matが向いていおります。

産卵セットの手順としてはこちらを御覧頂ければと思います。
こちら」の部分をクリックしてみて下さいね。(^^)

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