色虫の代表格の一種、パプアキンイロクワガ...続きを読む

色虫の代表格の一種、パプアキンイロクワガタの羽化報告です。 【♂37mm】 【♀23m m】 羽化までの詳細内容は以下のとおりです。 【羽化までの内容】 体長♂...続きを読む

色虫の代表格の一種、パプアキンイロクワガタの羽化報告です。

【♂37mm】
画像003 044

【♀23mm】
画像003 049  

羽化までの詳細内容は以下のとおりです。

【羽化までの内容】
体長♂37mm、♀23mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中無し:120ccプリンカップ使用
羽化までの期間:初令幼虫~約5ヶ月

色虫の代名詞とも言えるパプアキンイロクワガタ(通称パプキン)です。
この種はサイズの大きさよりも色合いの美しさで貴重度が変わってくるようです。

今回こちらの飼育ルームで羽化したのは、♂モスグリーン、♀バイオレットという体色でした。
画像もキレイに撮影出来ました。とてもキレイです。

飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。
産卵の方は、以下の方法でセットしました。

【産卵のセット方法】
使用したマット:きのこマットのみ
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:マット幼虫42頭を回収

産卵もとても簡単で、多産タイプですが、カブト程は爆産はしません。
沢山産んで50~60程度です。

とてもキレイな種で簡単ですので、是非トライしてみて下さいませ。(^^)

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日本の小型種、ヤマトサビクワガタの羽化報...続きを読む

日本の小型種、ヤマトサビクワガタの羽化報告です。 【♂21mm】 【♀16mm】 羽化までの詳細内容は以下のとおりです。 【羽化までの内容】 体長♂21mm ♀...続きを読む

日本の小型種、ヤマトサビクワガタの羽化報告です。

【♂21mm】
画像003 041

【♀16mm】
画像003 044  

羽化までの詳細内容は以下のとおりです。

【羽化までの内容】
体長♂21mm、♀16mm
使用したエサ:きのこマット
設定温度:23〜25℃前後。
エサ交換回数:交換途中1回:200ccプリンカップ使用
羽化までの期間:約7ヶ月

日本在来の小型種、ヤマトサビクワガタです。
画像の個体は羽化後まもなく、蛹室より取り出したばかりでキレイに模様も見えますが、実際の野外もの、または活動を始めた個体は身体の体毛に泥などがかなり付着しており、凄く汚れて見えます。

小型種ゆえに実際見るとかなり小さいですが、こうやって写真で拡大してみるとなかなか格好よい形をしております。う~ん、味がありますね~。(^^)

飼育は産卵&幼虫飼育共に簡単です。
産卵の方は、以下の方法でセットしました。

【産卵のセット方法】
使用したマット:きのこマット+材1本(比較的柔らかめ)
使用した容器:小プラケース
設定温度:23~25℃
水分量:適量
結果:マット&材より幼虫21頭を回収

産卵数は少ないものの問題なく産んでくれます。
なかなか味があるクワガタですので、是非一度トライしてみては如何でしょうか?(^^)

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スマトラ産のアトラスオオカブトが羽化して...続きを読む

スマトラ産のアトラスオオカブトが羽化してきました。 この種は以下のようなやり方で羽化しました。 飼育種 アトラスオオカブト(スマトラ産) 羽化サイズ ♂85mm...続きを読む

スマトラ産のアトラスオオカブトが羽化してきました。

画像003 008  

この種は以下のようなやり方で羽化しました。

飼育種:アトラスオオカブト(スマトラ産)
羽化サイズ:♂85mm
使用したマット:きのこマット
使用した容器:1500ccブロー容器
エサ交換回数:3回程度
管理設定温度:25℃前後
水分量:適量/多からず少なからず
羽化までの期間:11ヶ月

羽化までが比較的早いアトラスオオカブト、角の湾曲もコーカサスよりはずっと出やすく飼育のしやすい種です。産卵の方もとても簡単で、どのマットでも産んでくれます。

産卵セット方法は以下の方法で沢山取れています。

使用したマット:完熟マット
使用した容器:市販の大プラケース(W370×D220×H240)
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:25℃位
セット期間:1~2ヶ月間

画像003 009  

カルコソマ系のカブトは蛹化する時に容器底面に黒土を入れると角の長角が出やすいといいますが、このアトラスに至っては最後まできのこマットを使用しましたが、長角タイプは結構現われました。

まぁミンダナオアトラスではないので湾曲はありませんが、まっすぐ伸びきったいかにもスマトラアトラスらしい体つきなので満足しています。(^^)

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今年、地元で採集した国産ミヤマクワガタの...続きを読む

今年、地元で採集した国産ミヤマクワガタの産卵結果をご報告します。 今回は黒土マットのみで産卵させました。 (国産ミヤマの参考画像です) この国産ミヤマクワガタは...続きを読む

今年、地元で採集した国産ミヤマクワガタの産卵結果をご報告します。
今回は黒土マットのみで産卵させました。

画像003 007
(国産ミヤマの参考画像です)

この国産ミヤマクワガタは以下の様なセット方法で組みました。今回は3セット組みましたのでそれぞれA、B、Cと明記しています。

飼育種
国産ミヤマクワガタ 累代:天然もの
結果
A 幼虫:39頭 
B 幼虫:28頭
C幼虫:33頭
使用したマット:黒土マット
使用した容器:市販の大プラケース(W370×D220×H240)
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:23℃位

国産クワガタの内、ミヤマクワガタは以外に難しいと言われがちです。その理由は産卵させるマットと設定温度にあると思います。

設定温度に関してはミヤマクワガタは野外では比較的涼しい地域に生息しているので、極度の暑さは厳しいということで比較的低めで設定しました。

産卵マットにかんしては、以前ならば弊社で販売している完熟マットのみ、もしくは完熟マット+黒土(ホームセンター等で販売している一般的なもの)というパターンをご紹介して来ました。要するにマットの熟度が大切だと考えています。ただ今回からは熟度抜群の黒土マットがありますので、こちらで試してみました。結果は上記に明記しているように、ぞれぞれ30頭近い幼虫を回収する事が出来ました。この結果には大変満足しています。
画像003 003

今度はこの黒土マットを使用しての幼虫飼育を行ってみたいと思います。ミヤマの場合羽化までに時間がかかりますが、また結果はご報告したいと思っています。(^^)

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2007年10月22日

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飼育用にと、事務所の脇に置いていた黒土マ...続きを読む

飼育用にと、事務所の脇に置いていた黒土マットを使用しようと思い、持ち上げてみると、底部の方に穴があいていました。 その穴は噛み砕かれたように外側からちぎれていた...続きを読む

飼育用にと、事務所の脇に置いていた黒土マットを使用しようと思い、持ち上げてみると、底部の方に穴があいていました。
その穴は噛み砕かれたように外側からちぎれていたので、もしかしてと思い、開封してみると・・・・


画像003 001

出てきました。国産カブトムシの幼虫です。
しかもすでに3令になっています。

上記ケースの中には潜っていて見えないのがほとんどですが、合計41頭います。
これ黒土マット1袋の中に入っていたのです。

事務所には5袋置いていましたが、その内3つに同様に産み付けていました。
数的には同等程度です。


画像003 004

丸々太っていますね~。
黒土マットは自然に近いマットですので、親虫も気に入ったのでしょうか・・。
ともかく来年の羽化が楽しみです。(^^)

 

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2007年10月11日

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8月の日記内でご紹介したカステルナウディ...続きを読む

8月の日記内でご紹介したカステルナウディーの産卵結果をご報告します。 この種は以下の様な方法でセットしました。 結果 幼虫12頭 卵2個 親情報 ワイルド個体♀...続きを読む

8月の日記内でご紹介したカステルナウディーの産卵結果をご報告します。
画像003 006  

この種は以下の様な方法でセットしました。

結果:幼虫12頭、卵2個
親情報:ワイルド個体♀よりの持ち腹産卵。
産卵に使用するマット:黒土マット
セット期間:今回は幼虫回収で望む為ちょっと長めに2ヶ月程度
産卵に使用するケース:プラケース中(W300×D195×H205)
産卵管理温度:23~25℃(幼虫飼育と同等温度)
水分量(湿度):多からず少なからず
セット方法:ケース底面を固くつめ(プラケースの1/2位、上部1/5はフンワリと敷き詰めます)

結果から申し上げると12頭の幼虫が出てきました。卵も2個ありました。セット開始から約2ヶ月程度での割り出しだったのですが、幼虫の方はまだ1令でしたので、比較的遅めの産卵だったのではないかと推測されます。親♀は既に死亡しておりました。

なかなか聞かないカステルなので12頭の結果にはひとまず安心ですが、今後はもっと産卵数を上げる工夫をしてみたいと思います。
次は幼虫飼育~羽化に挑戦です。(^^)

画像003 004

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暑い日がまだまだ続きますね。 地球温暖化...続きを読む

暑い日がまだまだ続きますね。 地球温暖化のせいなのか、昔とはずいぶん季節感のズレを感じます。 さて、今日は小型ヒラタクワガタのティティウスヒラタクワガタの羽化報...続きを読む

暑い日がまだまだ続きますね。地球温暖化のせいなのか、昔とはずいぶん季節感のズレを感じます。

さて、今日は小型ヒラタクワガタのティティウスヒラタクワガタの羽化報告です。

画像003 001  

上記画像の個体は以下のような方法で飼育しました。

飼育種:ティティウスヒラタクワガタ
体長:62mm
飼育したエサ:きのこマット、800ccPP空ボトルを使用
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:8ヶ月
エサ交換回数:途中1回
設定温度:23~25℃前後

飼育は産卵&幼虫飼育共にとても簡単です。産卵の場合は、マット産卵のみで結構多数産んでくれますが、柔らかめの材にも結構産んでくれます。この個体もマット産卵より得られた幼虫が羽化したものです。その時のデータは以下の様なものでした。

親情報:ワイルド♀よりの持ち腹産卵
産卵数:幼虫31頭
産卵期間:約2ヶ月程度
産卵に使用したマット:くわマット
産卵に使用したケース:小プラケース
産卵時の設定温度:25℃前後
産卵セットの方法:ケース底面(2/3)をカチカチに固めて上部はフンワリと敷きました。
水分量:適量(手で握って土団子が出来、なおかつ水が染み出ない程度)

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とても簡単な種ですので、皆さんも機会が御座いましたら一度チャレンジしてみて下さいね。(^^)

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2007年9月28日

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今日はスペキオサスシカクワガタの産卵につ...続きを読む

今日はスペキオサスシカクワガタの産卵についてちょっとふれてみましょう。 過去のスペキオサスの日記で破壊王さんから産卵について質問がありました。 スペキオサスシカ...続きを読む

今日はスペキオサスシカクワガタの産卵についてちょっとふれてみましょう。
過去のスペキオサスの日記で破壊王さんから産卵について質問がありました。

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スペキオサスシカは当園では以下の様な方法で産卵させます。

親の選択:ワイルド♀の持ち腹、累代個体ならば後食開始後約3~4ヶ月程度熟成している個体
産卵に使用するマット:くわマットのみ、もしくは くわマット+柔らかめの材1本
セット期間:約1ヶ月半~2ヶ月
産卵に使用するケース:プラケース中(W300×D195×H205)
産卵管理温度:23~25℃
水分量(湿度):多からず少なからず
セット方法:ケース底面を固くつめ(プラケースの3/5位、上部1/5はフンワリと敷き詰めます)

上記のような方法です。この虫は過去に何度かやりましたが、大体はマットのみでも産んでくれるみたいです。産みが悪い場合は、柔らかめの材を1本入れてあげますが、どちらかというと材よりマットに産んでいる様子です。

セットして約2週間程度でケース側面や底面に卵が見えてきます。
卵が見えない場合は、交尾が上手く成立していない場合が多いので、♂がいれば再交尾させます。

シカの場合、ワイルドものは比較的簡単に産んでくれるのですが、累代ものにおいては産みにくい事が多いです。その理由の一つとして、親虫の熟成度が挙げられます。

皆さんよくご存知のオオクワガタは羽化から一冬越させた個体の方がよく産んでくれます。シカクワも同様にゆっくりと熟成させた個体の方が産んでくれているみたいです。(ワイルド(野外)個体ならば即セットでも問題はないので時間はかかりません)

上記の事はシカクワに限らず、全ての累代個体の虫に通じると言っても良いと思います。スムーズに、沢山産ませるには、その虫にあった熟成度が必要ではないのでしょうか。(^^)

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2007年9月25日

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昨日カステルナウディツヤクワガタがやって...続きを読む

昨日カステルナウディツヤクワガタがやって来ました。 独特の内歯が特徴の色合いのとてもキレイなツヤクワガタです。 この種はワイルドでは結構入ってきますが、なかなか...続きを読む

昨日カステルナウディツヤクワガタがやって来ました。

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独特の内歯が特徴の色合いのとてもキレイなツヤクワガタです。この種はワイルドでは結構入ってきますが、なかなか累代幼虫や成虫の話を聞きません。

今回は以下のようなセットで挑戦してみようと思います。

親情報:ワイルド個体♀よりの持ち腹産卵。
産卵に使用するマット:黒土マット
セット期間:今回は幼虫回収で望む為ちょっと長めに2ヶ月程度
産卵に使用するケース:プラケース中(W300×D195×H205)
産卵管理温度:23~25℃(幼虫飼育と同等温度)
水分量(湿度):多からず少なからず
セット方法:ケース底面を固くつめ(プラケースの1/2位、上部1/5はフンワリと敷き詰めます)

ツヤクワガタの中にはばら撒き産卵をするものも結構います(ラコダール等)が、この種はどうなのでしょうか?頑張って皆様に良いご報告が出来ればと思っております。(^^)

さて、先日のブヨブヨ病の件について日記内で少しお話しましたが、予想外の反響で驚きました。皆さんも多かれ少なかれブヨブヨ病を体験しているみたいですね。

あの後、検索エンジンで少しこの病気の事を調べてみたのですが、どうやら予防方法もあるみたいな事を書いている方もいらっしゃいました。どうするのかな?と期待してその先を読んでみたのですが、詳しい事は書かれておらず、残念でした。

この日記を御覧の皆様で予防対策などをご存知の方は、是非レスの方でご教授下さいませ。(^^)

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残暑厳しい日が続きますね。 今日は子供達...続きを読む

残暑厳しい日が続きますね。 今日は子供達にも大人気のパラワンオオヒラタの飼育(羽化)報告です。 上記画像の個体は以下のような方法で飼育しました。 飼育種 パラワ...続きを読む

残暑厳しい日が続きますね。今日は子供達にも大人気のパラワンオオヒラタの飼育(羽化)報告です。

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上記画像の個体は以下のような方法で飼育しました。

飼育種:パラワンオオヒラタクワガタ
体長:92mm
飼育したエサ:きのこマット 
使用した容器:1100ccPP空ボトル~1400cc空ボトル
投入時期:初令
投入から羽化までかかった時間:12ヶ月
エサ交換回数:途中2回
設定温度:23~25℃前後

いつもは菌糸飼育で行っていたパラワンオオヒラタですが、今回はきのこマットにての飼育で羽化させました。体長的には92mmとまずまずの結果でした。菌糸飼育では100mmも越えてくるのでまだまだ飼育の工夫が必要だと感じました。

パラワンの場合も飼育自体はとても簡単で、菌糸、マットどちらでも育ちます。傾向から見るとやはり菌糸飼育の方が、大きくなり、羽化までの時間もかなり短くてすみます。

産卵の場合は、マットのみでの産卵が可能です。産卵木はさほど必要ないように感じます。実際この個体もマット産卵によって得られた幼虫が羽化したものです。

産卵について弊社のマットの中でお勧めするのはくわマットです。
ケース底面を固く詰めてやれば、かかっている♀ならば翌日からでもケース側面あるいは底面に卵が見えて来ます。設定温度も23~25℃の間でOKです。

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とても格好の良い虫ですね。

あっ、ひとつ書き忘れましたが、皆さん、時に幼虫がまとめて溶けてしまったように大量死亡・・・という現象が起きた事がありませんか?

これはドルクス系(特にヒラタに多い)やノコギリ系(余り無いが時折)の幼虫、特に若令時に見られるもので、ブヨブヨ病と呼ばれるものらしいです。

ブヨブヨ病とは、私もそこまで詳しくは知らないのですが、ブヨブヨビールスに感染して幼虫がアメ色になり、身体が透き通ってきて(濁ったような透明色、糞などが詰まっていない状態)、やがてそのまま死亡してしまう現象です。聞くところによるとこのブヨブヨ病はウィルス性で、感染した1匹の幼虫を同じ箇所に入れておくと元気だった仲間に次々に感染してしまう事があります。

今の時点では何故そうなるのか原因や対策などは分からないのが現状らしいです。

ただ昔の話になりますが、マット飼育だとブヨブヨになりやすいので、早めに菌糸に入れてしまうのが得策だという話も聞いたことがあります。本当かどうかは分かりませんが・・・。

折角産卵させた幼虫が、一度に大量死亡・・・なんて考えたくもありませんよね。

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