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先日、お客様より以下のようなご質問を受けました。 「国産オオクワガタを飼育しているのですが、冬場はどうやって管理すれば良いのでしょうか?」 最近は徐々に寒くなっ...続きを読む

先日、お客様より以下のようなご質問を受けました。

「国産オオクワガタを飼育しているのですが、冬場はどうやって管理すれば良いのでしょうか?」

最近は徐々に寒くなって来ています。たしかに冬場の管理については(夏場もそうですが)悩むところだと思います。

そこでまずはご自分の飼育状況を考えて下さいませ。
エアコン温室などで、冬場も温度管理が出来る方は、そのままその管理下で飼育すれば良いと思います。

今日は温度管理が出来ない場合の国産オオクワガタの冬場の管理方法(越冬方法)についてご紹介したいと思います。これからご紹介するやり方は過去の日記でも取り上げておりますので、過去の日記の記事&画像が重複しますことをご了承下さいませ。

※ただし越冬ができるタイプのクワガタのみ限定ですので、外国産のクワガタの多くは当てはまらないと思いますのでご注意下さいませ。

代表的な越冬クワガタと言えば、おなじみ国産オオクワガタですね。私:Shihoなりのやり方にはなりますが、国産オオクワガタを例にとって越冬のやり方をご紹介したいと思います。

 

国産オオクワガタ成虫(越冬可能なクワガタ)の場合

国産オオクワガタの越冬の方法について画像に基づいて説明したいと思います。

 

・まず用意したのはクリーンケースSSです。オオクワガタ1頭程度ならこの大きさでも十分だとは思いますが、もっと大きくても全然構いません・・・というよりスペースは広い方がより良いです。

091024-01     

 

・越冬させるマット、この記事ではほだマットを使用しておりますが、どんなマットでも構いません。可能ならば粒子が粗く、空気が含みやすいものが私は好きです。少し加水し、水分調整をします。この際、マットが固まる位の水分量では多すぎます。水分は少なめにします。弊社の商品ですと ほだMat、きのこMat、をオススメいたします。

091024-02

 

・今回の越冬の主役:国産オオクワガタくん

091024-03

 

・さぁセット開始です。まずはケースにマットを軽く敷き詰めます。マットは押詰めません、軽くです。

091024-04

 

・主役の国産オオクワガタくんを入れます。

091024-05

 

・あくまで私の場合ですが、生体が隠れれるように木片を1~2本入れます。
091024-06

 

・その上からまたマットを軽くかぶせます。この時も押詰めずに軽く空気を含ませるような感じでかぶせます。
マットはケース高さの約8割程度までかぶせます。

091024-07

 

・上部には転倒防止の木片とゼリー。完全に潜って上部に出てこなくなったらゼリーは撤去しても良いですが、セット初めの時は越冬のスイッチがまだ入り初めかどうかの時期ですので、一応ゼリーは入れておきます。

091024-08

 

・フタをして完了。

091024-09

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・上の段階のままでもOKですが、コバエ等から守る為に新聞紙とディフェンスシートを用意する手もアリです。

091024-11

 

・ディフェンスシートを容器の大きさに切って乗せます。

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・次に新聞紙を乗せます。私はいつも2~3重に折り曲げます。

091024-13

 

・最後にフタをして完成です。

091024-14

 

如何でしたでしょうか。
私は越冬するクワガタは上記のような方法でセットします。

また国産オオクワガタだけでなく、外国産のクワガタでも台湾オオクワガタ、ホペイなどは越冬させます。
それと形は似ていますが、国産ヒラタは厳しい寒さにはあまり強くはありません。
私なりには越冬は極力控えた方が良いと判断しています。ご参考までに・・・。

 

・国産クワガタ幼虫の場合

次に幼虫の場合ですが、冬場に温度管理をすれば、冬の間もエサを食しますので成長を続けます。
常温管理の下におけばある程度の寒さに達した時点で越冬し始めます。この間はエサを食さないので成長は止まります。
やり方は飼育される方のお好みで選んで頂ければと思います。
より自然に近い方法がお好みならば常温飼育、冬場も成長させたいのであれば温度管理飼育・・・とうい具合です。

 

上記が私Shiho流ではございますが、越冬するタイプのクワガタの越冬方法例になります。夏場と冬場・・・厳しい温度変化のある日本ではその準備がなかなか難しいですよね。。でも手はかかりますが、やり方(方法)はありますので、少し頑張ってお大事な虫たちの為に準備してみては如何でしょうか?
では皆様、これから寒い冬が来ますが、一緒に頑張っていきましょう。(^^)/

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2014年10月21日

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飼育日記をご覧の皆様、大変ご無沙汰しております。飼育&日記担当のshihoと申します。個人的な体調不良の為、2週間ほど、病院に検査入院を余儀なくされておりました...続きを読む

飼育日記をご覧の皆様、大変ご無沙汰しております。飼育&日記担当のshihoと申します。
個人的な体調不良の為、2週間ほど、病院に検査入院を余儀なくされておりました。
その間、日記更新が遅れました事を深くお詫び申し上げます。
また今後は飼育日記も更新していきますので、どうぞ宜しくお願い申しあげます。m(_ _)m

 

さて、先日よりご紹介していた国産ものクワカブの飼育方法(幼虫飼育&産卵方法)ですが、ひとまず代表的なものは大体ご紹介したと思います。今日はこちらでセットしている産卵セット状況を少しではありますが、ご紹介したいと思います。

 

IMGP3510
上記画像は私が産卵セットしている飼育部屋の一部です。ここは主にクリーンケースで産卵セットを組みました。国産の本土ノコギリ、コクワガタ、スジクワガタ、本土ヒラタクワガタ、カブトムシなどがセットしております。

 

IMGP3511
こちらはコクワガタによる菌床産卵のセットです。

 

IMGP3512
9/11に産卵セット開始した本土ヒラタクワガタの産卵セットの様子・・・幼虫が見えています。

 

IMGP3520
かなり見えにくくて申し訳ございません。こちらは本土ノコギリクワガタの産卵セットの様子。。幼虫が2頭見えています。

 

今現在の時点で産卵セットを組んでからちょうど約1ヶ月位です。幼虫はちらほら見え始めていますが、まだ割り出しには少し早い気がしますので、もう少しこのままセットしておこうと思っております。

 

如何でしたでしょうか?まだ全部の産卵セットで幼虫が確認されているわけではありませんが、何とか次の累代につなげられそうです。また割り出しの際には、結果などをご報告したいと思います。(^^)

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先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼...続きを読む

先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼育方法シリーズ、今日は本土産ネブトクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。 ネブトクワガタ、とても小さく、あまり...続きを読む

先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼育方法シリーズ、今日は本土産ネブトクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。

ネブトクワガタ、とても小さく、あまり格好よい印象はないかもしれませんが、それは小~中歯タイプでの事、大型の大歯タイプのフォルムは素晴らしく格好が良く、これを国産オオクワ位のサイズにしてみたら、国内一格好の良いクワガタと言っても過言ではありません。

※飼育方法につきましては、過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。

ネブトクワガタa
【個体参考例:本土産ネブトクワガタ♂:大歯型】

【飼育種】
和名:本土産ネブトクワガタ
学名:Aegus laevicollis
産地:日本国本土

<幼虫飼育>

ではまず幼虫飼育から見ていきましょう。

【使用するお勧めのエサ】完熟マット黒土マット
【使用する容器】200~500cc程度の容器
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約8~10ヶ月程度
♀:約8~10ヶ月程度

まずは幼虫飼育ですが、飼育は比較的容易な種です。温度管理をすれば冬は越冬せずそのまま育ち約8~10ヶ月ほどで羽化します。基本的にマット飼育です。マット湿度は比較的高めが良いと思います。飼育下では自然界ではあまりみかけない大顎を持つ大歯タイプも生まれる可能性があります。

<産卵方法>

そして次に産卵セット方法ですが、本土ネブトクワガタの場合、基本的にはマット産みで産ませています。熟度の高いマットが望ましいですが、本土産ネブトはなかなか産まない個体も多く、当たりハズレが激しく感じます。

【産卵に使用するお勧めのマット】完熟マット黒土マット
【産卵に使用するケース】クリーンケースSSS程度
【産卵管理温度】23~25℃前後
【水分量(湿度)】少し高め
【セット方法】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。

産卵セットを組む手順をご紹介します。

まずはクリーンケースを準備
img_20100824T0504269531

くわマットを大きなケースに出します。
img_20100824T0504283591

ケース底面を固めていきます。
img_20100824T0504297651

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
img_20100824T0504311401

転倒防止の木片とエサを入れます。
img_20100824T0504325621

間に新聞紙を挟んでセット完了
img_20100824T0504379531

セット方法を図示するとこのような感じです。

zu-sanran-mat-200-621

如何でしたでしょうか?上記が私の本土産ネブトクワガタの飼育方法です。本土産ネブトはなかなか産みが悪く、産まない個体は全く産まない時が多々ありました。何かコツがあるのかもしれませんね。。。皆さんも本土産ネブトクワガタを持っていらっしゃいましたら、是非一度挑戦してみて下さいませ。

※飼育のやり方は人それぞれです。あくまでご参考程度に見ていただければ幸いです。(^^)

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2014年10月2日

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先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼育方法シリーズ、今日は国産スジクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。スジクワガタ♂の大型個体は顎の突起が斧状に...続きを読む

先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼育方法シリーズ、今日は国産スジクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。スジクワガタ♂の大型個体は顎の突起が斧状になり、小型種ながらなかなかの迫力があります。

※飼育方法につきましては、過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。

img_20120604T170906750
【個体参考例:スジクワガタ♂】

【飼育種】
和名:国産スジクワガタ
学名:Dorcus striatipennis
産地:日本

<幼虫飼育>

ではまず幼虫飼育から見ていきましょう。

【使用するお勧めのエサ】菌糸各種きのこマット、くわマット
【使用する容器】
マット飼育の場合は200~500cc程度の容器
菌糸の場合も200~500cc程度あればOK
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約10~12ヶ月程度
♀:約10~12ヶ月程度

※菌糸飼育ではマット飼育より羽化するのが早くなる傾向があります。また管理温度によっても羽化までの時間が変わる傾向があります。

まずは幼虫飼育ですが、飼育はとても容易です。温度管理をすれば冬は越冬せずそのまま育ち約10~12ヶ月ほどで羽化します。(菌糸飼育の場合)温度管理をしない場合、冬場に寒い所で管理した場合は、冬は成長せず、もう少し羽化までに時間を必要とします。また菌糸の方がより容易に大型が望めます。スジクワガタはあくまで私の場合ですが、設定温度は23~25℃程度が望ましいです。

<産卵方法>

そして次に産卵セット方法ですが、スジクワガタの場合、基本的には材産みの種ですので、私の場合は基本的に材を入れたセット方法で行います。私の場合、設定温度は23~25℃程度が望ましいです。

【産卵に使用するお勧めのマット】きのこマット、くわマット、完熟マット
【産卵に使用する材】クヌギコナラ材の少し太め2本ほど
【産卵に使用するケース】クリーンケースSM程度
【産卵管理温度】23~25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】
ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。
少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※画像では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
img_20080801T16130682823

img_20080801T16130853123
【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。

セット方法を図示すると以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、上記画像のようなTの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-624

如何でしたでしょうか?上記が私のアカアシクワガタの飼育方法です。

スジクワガタは野外では生息している所には結構いるのですが、局地性が強く、少しでもポイントを離れると全く見られなくなる傾向があるようです。基本的には樹皮裏や樹のウロ(穴)に入る事が多いです。皆さんもスジクワガタを持っていらっしゃいましたら、是非一度挑戦してみて下さいませ。

※飼育のやり方は人それぞれです。あくまでご参考程度に見ていただければ幸いです。(^^)

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先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼育方法シリーズ、今日は国産アカアシクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。 ※飼育方法につきましては、過去の日記...続きを読む

先日よりご紹介を続けている国産クワガタ飼育方法シリーズ、今日は国産アカアシクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。

※飼育方法につきましては、過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。

アカアシクワガタa
【個体参考例:アカアシクワガタ♂】

アカアシクワガタb
【個体参考例:アカアシクワガタ♀】

【飼育種】
和名:国産アカアシクワガタ
学名:Dorcus rubrofemoratus
産地:日本

<幼虫飼育>

ではまず幼虫飼育から見ていきましょう。

【使用するお勧めのエサ】菌糸各種きのこマット、くわマット
【使用する容器】
マット飼育の場合は8001100cc程度の容器
菌糸の場合は8001100cc程度あればOK
【設定管理温度】18~20℃前後
【羽化までにかかる時間】
♂:約10~12ヶ月程度
♀:約10~12ヶ月程度

※菌糸飼育ではマット飼育より羽化するのが早くなる傾向があります。また管理温度によっても羽化までの時間が変わる傾向があります。

まずは幼虫飼育ですが、飼育はとても容易です。温度管理をすれば冬は越冬せずそのまま育ち約10~12ヶ月ほどで羽化します。(菌糸飼育の場合)温度管理をしない場合、冬場に寒い所で管理した場合は、冬は成長せず、もう少し羽化までに時間を必要とします。また菌糸の方がより容易に大型が望めます。アカアシクワガタは標高が高い所に生息していますので、設定温度は18~20℃程度が望ましいです。

<産卵方法>

そして次に産卵セット方法ですが、アカアシクワガタの場合、基本的には材産みの種ですので、私の場合は基本的に材を入れたセット方法で行います。アカアシクワガタは標高が高い所に生息していますので、設定温度は18~20℃程度が望ましいです。

【産卵に使用するお勧めのマット】きのこマット、くわマット、完熟マット
【産卵に使用する材】クヌギコナラ材の少し太め2本ほど
【産卵に使用するケース】クリーンケースSM程度
【産卵管理温度】18~20℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※画像では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)
img_20080801T16130682823

img_20080801T16130853123
【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。

セット方法を図示すると以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、上記画像のようなTの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-624

如何でしたでしょうか?上記が私のアカアシクワガタの飼育方法です。アカアシクワガタ飼育のポイントはなんと言っても低温飼育(18~20℃)です。冬場は夏場より温度が低いので夏場の温度管理よりは比較的容易だとは思います。皆さんもアカアシクワガタを持っていらっしゃいましたら、是非一度挑戦してみて下さいませ。

※飼育のやり方は人それぞれです。あくまでご参考程度に見ていただければ幸いです。(^^)

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今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法...続きを読む

今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、今日は本土産ミヤマクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。 ※飼育方法につきましては、一部過去の日記記...続きを読む

今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、今日は本土産ミヤマクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。

※飼育方法につきましては、一部過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。

ミヤマクワガタ参考画像

【本土産ミヤマクワガタ参考画像♂72mm】

飼育種】
和名:本土産ミヤマクワガタ
学名:Luxanus maculifemoratus

ではまず幼虫の飼育方法についてご紹介したいと思います。

<幼虫飼育方法>

【使用にお勧めのエサ】完熟マット黒土マット完熟マットきのこマット
【マット飼育の場合に使用した容器】1100cc1400cc程度のPPボトル
【えさ交換回数】途中2~3回程度
【設定管理温度】18~20℃前後(※重要)
【羽化までにかかる時間】
♂:1令投入して合計12~24ヶ月程度
♀:1令投入して合計12~16ヶ月程度

幼虫飼育に関してはまず一番大事なのは設定温度、18~20℃に近づけるように飼育する事です。あまり温度が高いと幼虫時の死亡、蛹化不全、羽化不全などが目立って現れるような傾向があります。飼育のエサは熟成したマット、私の場合は基本ベースは完熟マットで、成長に合わせてきのこマットやくわマットを少しブレンドしてあげています。

低温設定をしているため、幼虫期間も長くかかります。ミヤマはあせらずじっくりとゆっくり成長させることでより大型な個体が羽化する傾向が強くなると思います。

<産卵用法>
次に産卵方法ですが、本土産ミヤマクワガタの場合、基本的にはマットのみでセッティングしています。

【お勧めのマット】黒土マット完熟マット
【使用した容器】クリーンケースM程度
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】18~20℃前後(※重要)

産卵セットを組む手順をご紹介します。

まずはクリーンケースを準備
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くわマットを大きなケースに出します。
img_20100824T0504283591

ケース底面を固めていきます。
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固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
img_20100824T0504311401

転倒防止の木片とエサを入れます。
img_20100824T0504325621

間に新聞紙を挟んでセット完了
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セット方法を図示するとこのような感じです。

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本土産ミヤマクワガタの産卵のポイントは何といっても設定温度です。18~20℃にキープするのは普通のご家庭では難しいでしょうが、この設定具合によって全て決まるといってもおかしくないと思います。温度設定さえクリアすれば普通に産んでくれます。産卵数も私が飼育した感触では結構多産だと感じました。

いかがでしたでしょうか?上記が私の本土産ミヤマクワガタの飼育方法です。低温設定は難しいですが、もし可能ならば機会がありましたら是非一度飼育してみて下さいませ。(^^)

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先日より続く国産クワカブの飼育方法シリー...続きを読む

先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、先日本土産ヒラタクワガタの飼育方法についてご紹介しましたが、今日は本土産ヒラタクワガタ以外のヒラタクワガタ、いわゆる...続きを読む

先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、先日本土産ヒラタクワガタの飼育方法についてご紹介しましたが、今日は本土産ヒラタクワガタ以外のヒラタクワガタ、いわゆる離島産のヒラタクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。

※飼育方法につきましては、一部過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。

離島産のヒラタクワガタ

今回は参考画像に上記2亜種を取り上げましたが、まだこの他にも離島産ヒラタクワガタはいます。

離島産ヒラタといっても飼育方法は本土産ヒラタと同様のセッティングでOKです。ではまず幼虫の飼育方法についてご紹介したいと思います。

<幼虫飼育方法>

【使用にお勧めのエサ】E-1100EP-1100きのこマット、くわマット
【マット飼育の場合に使用した容器】1100cc程度のPPボトル
【菌糸飼育の場合】2本程度
【えさ交換回数】途中1回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかる時間】
菌糸飼育の場合:
♂:1令投入して合計10~12ヶ月程度
♀:1令投入して合計6~8ヶ月程度

マット飼育の場合:
♂:1令投入して合計10~14ヶ月程度
♀:1令投入して合計8~10ヶ月程度

幼虫飼育は菌糸ビン、マットどちらでも大きく育ってくれます。菌糸ビン飼育に比べると若干時間はかかりますがマットでも大きくなってくれます。

<産卵用法>
次に産卵方法ですが、マットのみで産ませるやり方と、材を入れてセットを組むやり方があります。別々にご紹介してみたいと思います。

★マットのみで産卵セットを行った場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用した容器】クリーンケースM程度
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25℃前後

産卵セットを組む手順をご紹介します。

まずはクリーンケースを準備
img_20100824T0504269531

くわマットを大きなケースに出します。
img_20100824T0504283591

ケース底面を固めていきます。
img_20100824T0504297651

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
img_20100824T0504311401

転倒防止の木片とエサを入れます。
img_20100824T0504325621

間に新聞紙を挟んでセット完了
img_20100824T0504379531

セット方法を図示するとこのような感じです。

zu-sanran-mat-200-621

★材を使用して産卵セットを組んだ場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用する材】コナラクヌギ、レイシ、カワラなど
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
【産卵管理温度】25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット完了後の画像を紹介すると・・・
img_20080801T1613068282

img_20080801T1613085312
【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。

セット方法を図示すると以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-62

産卵は私の場合は主にマットのみで行っていました。ただ他の人に聞いてみると材を入れた方が良いという方もいらっしゃいました。その場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。セットして約1ヶ月~1ヶ月半もすれば、ケース側面や底面に幼虫が見えてくると思います。

但し材全てに産卵していた場合は材に入り込んでしまっているので外側からは幼虫が確認出来ません。その場合は2ヶ月ほどして一度材を掘り起こしてみて下さい。材に産卵の形跡があればそのまま割り出しを行ってもよいと思います。

上記のようなかんじで約1ヶ月半~2ヶ月もすれば、ケース側面に幼虫が見えてくるはずです。もしその位経過しても卵も幼虫も見られない場合は、交配が成功していない可能性がありますので、♀を取り出し、♂と交尾させると良いと思います。

また、あくまで個人的な感想なのですが、離島産のヒラタクワガタの産卵は個体差が激しく、産まないものは全く産まないが、産むものは爆産するような傾向が見られました。本土産ヒラタではそのようなことは少なくまんべんなく産んでくれたので、離島産ヒラタは何かコツのようなものが必要なのかもしれません。

いかがでしたでしょうか?上記が私の離島産のヒラタクワガタの飼育方法です。なかなか離島もののクワガタを入手出来る機会は少ないですよね。離島産のヒラタの中では私的にはダントツでスジブトヒラタがお勧めです。皆様も是非入手出来る機会がありましたら是非一度飼育し てみて下さいませ。とっても格好良いですよ(^^)

使用したアイテム

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今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、今日は本土産以外のノコギリクワガタ、いわゆる離島産ノコギリクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。 ※...続きを読む

今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、今日は本土産以外のノコギリクワガタ、いわゆる離島産ノコギリクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。

※飼育方法につきましては、一部過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。

離島ものノコギリ参考画像

今回は参考画像に上記4亜種を取り上げましたが、まだこの他にも離島産ノコギリクワガタはいます。

離島産ノコギリといっても飼育方法は本土産ノコギリと同様のセッティングでOKです。

ではまず幼虫飼育方法から見ていきましょう。

<幼虫飼育方法>

【使用にお勧めのエサ】E-1100EP-1100などの菌糸、きのこマット、くわマット
【マット飼育の場合に使用した容器】1100cc程度のPPボトル
【菌糸飼育の場合】2本程度
【えさ交換回数】途中1回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかる時間】
菌糸飼育の場合:♂1令投入して合計9~11ヶ月程度
♀1令投入して合計6~8ヶ月程度
マット飼育の場合:
♂1令投入して合計10~14ヶ月程度
♀1令投入して合計8~10ヶ月程度

幼虫飼育は菌糸ビン、マットどちらでも大きく育ってくれます。菌糸ビン飼育に比べると若干時間はかかりますがマットでも大きくなってくれます。

<産卵用法>

★マットのみで産卵セットを行った場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用した容器】クリーンケースM程度
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25℃前後

産卵セットを組む手順をご紹介します。

まずはクリーンケースを準備

img_20100824T0504269531

マットを大きなケースに出します。

img_20100824T0504283591

ケース底面を固めていきます。

img_20100824T0504297651

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。

img_20100824T0504311401

転倒防止の木片とエサを入れます。

img_20100824T0504325621

間に新聞紙を挟んでセット完了

img_20100824T0504379531

セット方法を図示するとこのような感じです。

zu-sanran-mat-200-621

★材を使用して産卵セットを組んだ場合★
【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用する材】コナラクヌギ、レイシ、カワラなど
【産卵に使用するケース】クリーンケースML
【産卵管理温度】25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット完了後の画像を紹介すると・・・

img_20080801T1613068282

img_20080801T1613085312

【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。セット方法を図示すると以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-62

産卵は私の場合は主にマットのみで行っていました。ただ他の人に聞いてみると材を入れた方が良いという方もいらっしゃいました。その場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。セットして約1ヶ月~1ヶ月半もすれば、ケース側面や底面に幼虫が見えてくると思います。

但し材全てに産卵していた場合は材に入り込んでしまっているので外側からは幼虫が確認出来ません。その場合は2ヶ月ほどして一度材を掘り起こしてみて下さい。材に産卵の形跡があればそのまま割り出しを行ってもよいと思います上記のようなかんじで約1ヶ月半~2ヶ月もすれば、ケース側面に幼虫が見えてくるはずです。もしその位経過しても卵も幼虫も見られない場合は、交配が成功していない可能性がありますので、♀を取り出し、♂と交尾させると良いと思います。

いかがでしたでしょうか?離島産ノコギリは本土産ノコギリと違い、本土産ノコよりより大型になるもの、ボディが色虫みたいに鮮やかなもの、大型になっても顎形状が中歯型みたいなもの、などなど色んなタイプがあり、見ていて飽きません。なかなか入手出来る機会は少ないとは思いますが、皆様も今年入手した離島産ノコギリクワガタがいましたら、是非産卵や幼虫飼育にチャレンジしてみてくださいませ。(^^)

使用したアイテム

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今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、今日は本土産ノコギリクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。 ※飼育方法につきましては、過去の日記記事...続きを読む

今日は先日より続く国産クワカブの飼育方法シリーズ、今日は本土産ノコギリクワガタの飼育方法について紹介したいと思います。

※飼育方法につきましては、過去の日記記事と重複する部分がございます。あらかじめ御了承下さいませ。
本土ノコギリ参考画像
【参考画像:ノコギリクワガタ】

※今回はレッドボディタイプのノコギリを集めて撮影してみました。採集していると数は少ないですが、ブラックタイプの本土ノコギリも採れることがあります。

【飼育種】
和名:本土産ノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus inclinatus

<幼虫飼育方法>

【使用にお勧めのエサ】E-1100EP-1100などの菌糸、きのこマット、くわマット
【マット飼育の場合に使用した容器】1100cc程度のPPボトル
【菌糸飼育の場合】2本程度
【えさ交換回数】途中1回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかる時間】
菌糸飼育の場合:
♂:1令投入して合計9~11ヶ月程度
♀:1令投入して合計6~8ヶ月程度
マット飼育の場合:
♂:1令投入して合計10~14ヶ月程度
♀:1令投入して合計8~10ヶ月程度

幼虫飼育は菌糸ビン、マットどちらでも大きく育ってくれます。菌糸ビン飼育に比べると若干時間はかかりますがマットでも大きくなってくれます。

<産卵用法>

★マットのみで産卵セットを行った場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用した容器】クリーンケースM程度
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25℃前後

産卵セットを組む手順をご紹介します。

まずはクリーンケースを準備
img_20100824T0504269531

マットを大きなケースに出します。
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ケース底面を固めていきます。
img_20100824T0504297651

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
img_20100824T0504311401

転倒防止の木片とエサを入れます。
img_20100824T0504325621

間に新聞紙を挟んでセット完了
 img_20100824T0504379531

セット方法を図示するとこのような感じです。

zu-sanran-mat-200-621

★材を使用して産卵セットを組んだ場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用する材】コナラクヌギ、レイシ、カワラなど
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
【産卵管理温度】25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット完了後の画像を紹介すると・・・

img_20080801T1613068282

img_20080801T1613085312

【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。

セット方法を図示すると以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-62

産卵は私の場合は主にマットのみで行っていました。ただ他の人に聞いてみると材を入れた方が良いという方もいらっしゃいました。その場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。セットして約1ヶ月~1ヶ月半もすれば、ケース側面や底面に幼虫が見えてくると思います。

但し材全てに産卵していた場合は材に入り込んでしまっているので外側からは幼虫が 確認出来ません。その場合は2ヶ月ほどして一度材を掘り起こしてみて下さい。材に産卵の形跡があればそのまま割り出しを行ってもよいと思います。

上記のようなかんじで約1ヶ月半~2ヶ月もすれば、ケース側面に幼虫が見えてくるはずです。もしその位経過しても卵も幼虫も見られない場合は、交配が成功していない 可能性がありますので、♀を取り出し、♂と交尾させると良いと思います。

いかがでしたでしょうか?上記が私の本土ノコギリクワガタの飼育方法です。皆様も今年採集したノコギリクワガタがいましたら、是非産卵や幼虫飼育にチャレンジしてみてくださいませ。(^^)

使用したアイテム

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           【本土産ヒラタ参考...続きを読む

           【本土産ヒラタ参考画像♂67mm】 【飼育種】 和名:本土ヒラタクワガタ 学名:Dorcus titanus ではまず幼虫の飼育方法につい...続きを読む

          
本土ヒラタ
【本土産ヒラタ参考画像♂67mm】

【飼育種】
和名:本土ヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

ではまず幼虫の飼育方法についてご紹介したいと思います。

<幼虫飼育方法>

【使用にお勧めのエサ】E-1100EP-1100きのこマット、くわマット
【マット飼育の場合に使用した容器】1100cc程度のPPボトル
【菌糸飼育の場合】2本程度
【えさ交換回数】途中1回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかる時間】
菌糸飼育の場合:
♂:1令投入して合計10~12ヶ月程度
♀:1令投入して合計6~8ヶ月程度

マット飼育の場合:
♂:1令投入して合計10~14ヶ月程度
♀:1令投入して合計8~10ヶ月程度

幼虫飼育は菌糸ビン、マットどちらでも大きく育ってくれます。菌糸ビン飼育に比べると若干時間はかかりますがマットでも大きくなってくれます。

<産卵用法>
次に産卵方法ですが、マットのみで産ませるやり方と、材を入れてセットを組むやり方があります。別々にご紹介してみたいと思います。

★マットのみで産卵セットを行った場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用した容器】クリーンケースM程度
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面7割程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25℃前後

産卵セットを組む手順をご紹介します。

まずはクリーンケースを準備
img_20100824T0504269531

くわマットを大きなケースに出します。
img_20100824T0504283591

ケース底面を固めていきます。
img_20100824T0504297651

固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
img_20100824T0504311401

転倒防止の木片とエサを入れます。
img_20100824T0504325621

間に新聞紙を挟んでセット完了
img_20100824T0504379531

セット方法を図示するとこのような感じです。

zu-sanran-mat-200-621

★材を使用して産卵セットを組んだ場合★

【お勧めのマット】くわマット、完熟マット
【使用する材】コナラクヌギ、レイシ、カワラなど
【産卵に使用するケース】クリーンケースM
【産卵管理温度】25℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット完了後の画像を紹介すると・・・

img_20080801T1613068282

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【真上から見たセット完成図】

このようなかんじです。

セット方法を図示すると以下の様な感じです。(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

zu-sanran-ki-umekomi-200-62

産卵は私の場合は主にマットのみで行っていました。ただ他の人に聞いてみると材を入れた方が良いという方もいらっしゃいました。その場合、材は柔らかめの材を使用する事をお勧めします。セットして約1ヶ月~1ヶ月半もすれば、ケース側面や底面に幼虫が見えてくると思います。

但し材全てに産卵していた場合は材に入り込んでしまっているので外側からは幼虫が確認出来ません。その場合は2ヶ月 ほどして一度材を掘り起こしてみて下さい。材に産卵の形跡があればそのまま割り出しを行ってもよいと思います。

上記のようなかんじで約1ヶ月半~2ヶ月もす れば、ケース側面に幼虫が見えてくるはずです。もしその位経過しても卵も幼虫も見られない場合は、交配が成功していない可能性がありますので、♀を取り出 し、♂と交尾させると良いと思います。

いかがでしたでしょうか?上記が私の本土ヒラタクワガタの飼育方法です。皆様も是非機会がありましたら是非一度飼育してみて下さいませ。(^^)

使用したアイテム

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