先日までに産卵セットをしていたゴロファ各種の産卵結果をまとめてですが、ご報告致します。
(※画像は亜種の参考画像になります)


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【左:ゴロファアエギオン&右:ゴロファペラゴン】

【飼育種】
和名:ゴロファ・アエギオン
学名:Golofa aegeon

産地:エクアドル産
累代:F1

結果(2セット組んで):幼虫71頭、 31頭

【飼育種】
和名:ゴロファ・ペラゴン
学名:Golofa pelagon

産地:アルゼンチン産
累代:F2

結果(3セット組んで):幼虫88頭、21頭、0頭



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【ゴロファ・ピサロ】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ピサロタテヅノカブト
学名:Golofa pizarro

産地:エクアドル
累代:F2

結果(3セット組んで):幼虫49頭、39頭、18頭


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【ゴロファ・テルサンデール】

【飼育種】
和名:ゴロファ・テルサンデールタテヅノカブト
学名:Golofa tersander

産地:メキシコ産
累代:F2

結果(3セット組んで):幼虫65頭62頭15



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【ゴロファ・ポルテリ】

【飼育種】
和名:ゴロファ・ポルテリ
学名:Golofa porteri

産地:ベネズエラ
累代:CBF1

結果(2セット組んで):幼虫53頭12頭

ゴロファ5亜種、各結果は以上のものでした。
産卵セット内容については全て同等の環境でセットしました。
ただポルテリだけはクリーンケースLのサイズの容器でセット組みました。
他は全てクリーンケースMで組んでおります。

セット内容については

【産卵セット内容】
使用するマット:黒土Mat
使用するケース:クリーンケースM、ポルテリのみクリーンケースL
設定温度:23?25℃前後。
産卵セットの内容:ケースの7割程度をほんのり固く詰める。残り2割程度はふんわりと。
水分量:適量(握って水が染み出ない程度)

図示すると以下の様な感じになります。




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ゴロファ種の場合、ケース底面を固く押詰めなくても柔らかい場所にも産んでくれます。いわゆるばら撒き産卵タイプですので、そこまでマットを固く押詰める必要はありません。

こうして結果を見てみると、なかなか良い感じで産んでくれたと思いますが、やはり中には0頭のものや数が少ないものもあります。
全て同様の環境、状況にてセットしておりますが、♀のコンディションによる個体差はやはり表れてしまうようです。

ともあれゴロファ種は比較的容易に産卵可能ですので、是非皆さんも機会があれば試してみてください。(^^)