今日はアクティオンゾウカブトの産卵セットを暴いてみました。今回が1回目の割り出しになります。このアクティオンは先日弊社で羽化した累代ものです。
さて、このアクティオンのセットですが、今回は以下の様なやり方でセット組みました。今回は将来販売予定されている、試作マット(超完熟のマット)で行いました。黒枯れのとても熟度の高いマットです。
飼育種:アクティオンゾウカブト親累代F2
使用したマット:試作マット
使用した容器:衣装ケース
水分量:手でぎゅっと握って団子が出来て、なおかつ水が染み出ない程度
マットの詰め方:ケース底面12~13センチ程度固く詰めて上部3~5センチはフンワリと。
設定温度:25℃位
採卵数:1回目、34卵
セット~採卵期間まで:約2週間
結果から話しますと、2週間で34卵、1日2卵のペースでまずまずといったところです。卵は早いものでは膨らみも十分で、どうやら有精卵のようで安心しております。
まだまだ♀は元気です。このアクティオンも♀が産卵を終了するまで、おって産卵結果をご報告していきたいと思います。(^^)
使用したアイテム
長い長い年月をかけてアクティオンゾウカブトが羽化してきました。
♂110mmとまずまずの個体です。
このアクティオンは以下の様な飼育で羽化させました。
飼育種:アクティオンゾウカブト
羽化サイズ:110mm
使用したエサ:きのこマット(無添加)
使用した容器:小プラケース(W230×D155×H170)
水分量:適量(手で握って団子が出来、かつ水が染み出ない程度)
設定温度:25℃前後
投入令数:2令
投入~羽化までの期間:2年6ヶ月
その間交換したエサ回数:9~10回ほど
それにしても長い日数がかかりました。
大型系ゾウカブトの仲間でも、エレファス・オキシ、エレファス・エレファスは比較的飼育飼育期間も短く(短いといっても1年半~1年10ヶ月程度位はかかるのですが・・・)比較的最後までモチベーションを保てるのですが、アクティオン、ヤヌス、ラミレスに至っては根気も必要です。
飼育自体は特別難しくなく、きのこマット(無添加)で問題なく羽化までいきました。
最後の蛹化の時もこの種は角が曲がって蛹になりますので、小プラケースの大きさでも十分蛹化~羽化が可能でした。
真上から見ると胸の側面方向の角がマルスと違い厚みがあり迫力があります。
しぶいっ!個人的に大型ゾウカブトの中では私はアクティオンが一番好きです。(^^)
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