ブリードもの的には少し時期ハズレに羽化してきたケンタウルスオオカブト達の羽化報告です。
【飼育種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名 Augosoma centaurus
産地:アフリカ産
累代:F2
【羽化体長】♂85mm&83mm
【使用したエサ】完熟Mat
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約16ヶ月(合計18ヶ月程度)
まいどおなじみ、アフリカの雄、ケンタウルスオオカブトです。今回の個体は完熟Mat で羽化させました。前回紹介した個体はきのこMat で飼育した個体でした。その時の方が若干体長も大型でしたが、完熟Mat 飼育でも角の特徴などはしっかり出て、遜色ない成長だと思います。
アフリカは大型カブト種が少ないですが、このケンタウルス種は光沢、体格共に立派で、しかも非常に飼い易い種です。 是非機会がありましたら飼育してみるのも楽しいですよ。ちなみに産卵も非常に多産で良く産んでくれます。ちなみに参考までにですが、今の段階(F1~F2個体)では、野外もの天然個体達よりも累代ものの方が産卵数は高いようです。
使用したアイテム
今日はケンタウルスオオカブトの産卵セットを割り出してみました。
【産卵に使用した親種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名:Augosoma centaurus
産地:アフリカ産
累代:F2♂×F2♀(同血統兄弟)
産卵セット方法&結果は以下の通りです。
【産卵結果】幼虫68頭
【産卵に使用したマット】完熟Mat
【セット期間】開始~約2ヶ月半
【産卵に使用するケース】クリーンケースL
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ(ケースの3/5位、上部2/5はフンワリと敷き詰めます)
セット方法は図示すると以下の様な感じです。
クリックでカブトムシ発酵マット産卵の詳細に移動
割り出した際の画像を撮影しましたので順でご紹介いたします。
【割り出し前のケースを外側から見た様子】
下の部分に幼虫が見えます。さすがに2ヶ月半も経過させると幼虫も大きくなっています。
【ケースごと産卵セットをひっくり返した様子:多数の幼虫確認】
今回はクリーンケースLに完熟Mat
のみでセットしました。採卵をせず長期放置によりどの位の幼虫を確認出来るかを試してみましたが、結果は68頭とまずまずでした。
ケンタウルスの場合、野外天然ものはあまり状態の良いものが少なく、累代ものの方が良く産んでくれる傾向があります。
勿論野外ものの中にも素晴らしく産んでくれる当たり♀も存在するでしょうが、
複数のセットで比べると累代物の方が私のところでは良い結果が出ました。
産卵も終わり、次は幼虫飼育。
ケンタウルスは幼虫期間が2年近くあり長期ですのでモチベーションを保ちながら大型を羽化させれるように頑張りたいと思います。(^^)
使用したアイテム
今日はアフリカの雄、ケンタウルスオオカブトの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ケンタウルスオオカブト
学名 Augosoma centaurus
産地:アフリカ産
累代:F2
【羽化体長】♂89mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 ♂♀1800ccブロー容器(径137mm×高さ155mm)
【えさ交換回数】途中♂回7回程度
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して約18ヶ月(合計20ヶ月程度)
アフリカの大型カブト、ケンタウルスです。
幼虫期間は長いですが、飼育はとても簡単できのこMatでグングン大きくなります。この♂もサイズ89mmと大型の部類に入ると思います。
またマットの劣化にも強く並大抵の事では死亡せず蛹化~羽化の際も多少の悪環境でもほぼ問題なく羽化してくれます。とても飼い易い種だと感じました。
ただ冒頭にも書きましたが幼虫期間が多少長いのがネックですが、羽化した時の迫力とエナメル張りの光沢さはとても美しいです。是非一度機会がありましたらオススメする種の一つです。(^^)
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