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だんだん暖かい日もまばらに増えてきて一歩一歩春に近づいていますね。(^^) 今日は久しぶりに国産オオクワの飼育状況についてご紹介したいと思います。 今現在、月夜...続きを読む

だんだん暖かい日もまばらに増えてきて一歩一歩春に近づいていますね。(^^)今日は久しぶりに国産オオクワの飼育状況についてご紹介したいと思います。今現在、月夜野きのこ園でも沢山のオオクワガタを飼育しております。

昨年の夏終わりに位に産卵させ、幼虫を回収し、菌糸ビンに投入した個体達が早くも蛹化、♀にいたっては既に羽化している個体もいます。今日はまだ羽化までは至っていない♂の蛹の様子を撮影してみました。

画像003 002【国産オオクワガタ:佐賀県産♂蛹】

画像003 007【菌糸ビン内の蛹の様子】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus hopei binoduosus
産地:日本国佐賀県産
累代:CB

【ここまでに使用したエサ】
Element1100Element1100の2本使用

【設定管理温度】
23~25℃前後

【蛹化までにかかった時間】
♂1令後期投入して約6ヶ月(合計7ヶ月程度)

菌糸投入してから、約半年で蛹化。菌糸の力は大きいようで、ほぼ半年一化で羽化までもっていきます。

この個体♂はそこまで大型ではなさそうですが、しっかりと育ってくれました。羽化が楽しみです。

羽化しましたらまたご報告しますね。(^^)

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2011年3月31日

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国産シリーズもの特集、今回は誰もが認める...続きを読む

国産シリーズもの特集、今回は誰もが認める主役、国産オオクワガタのご紹介です。 【国産オオクワガタ:宮崎県産♂74mm】 【国産オオクワガタ:宮崎県産♀47mm】...続きを読む

国産シリーズもの特集、今回は誰もが認める主役、国産オオクワガタのご紹介です。

画像003 004

画像003 002 
【国産オオクワガタ:宮崎県産♂74mm】

画像003 010

画像003 011 
【国産オオクワガタ:宮崎県産♀47mm】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus hopei binoduosus

産地:日本国宮崎県産
累代:CB

【羽化体長】
♂:74mm
♀:47mm
【使用したエサ】
♂74mm:Element1100Element1100の2本使用
♀47mm:Element1100Element1100の2本使用
【設定管理温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】
♂1令後期投入して約7ヶ月(合計8ヶ半月程度)
♀1令後期投入して約5ヶ月(合計6ヶ半月程度)

国産の主役、国産オオクワガタです。国産シリーズの中でもこれだけは外せませんよね。(^^)

今回はサイズ74mmとまずまずといったサイズの個体。菌糸ビンElement1100
2本をしての羽化でした。

管理温度を25℃寄りにしていたせいもあって♂は8ヶ月程度での羽化、
♀に関しては2本目は1/3程度しか食さなかった様子で約6ヶ月半程度の羽化でした。また♂に関しては1本目を7割方食い上がり、
2本目は1/2以上は食していましたが、その辺りで暴れ始め蛹室を形成しての蛹化~羽化というパターンでした。

今では比較的容易に入手が出来るようになった国産オオクワガタ、昔はあこがれの眼差しでみていたものです。
ただそれでもボディからにじみ出る迫力はまだまだ国産クワ界のキングですね。(^^)

 

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最近だいぶん冷え込んできました。冬の到来ですね。 お客様からの質問で最近は国産クワガタ成虫の越冬や国産クワ幼虫の冬場の管理について多く質問されます。 今回はこの...続きを読む

最近だいぶん冷え込んできました。冬の到来ですね。

お客様からの質問で最近は国産クワガタ成虫の越冬や国産クワ幼虫の冬場の管理について多く質問されます。
今回はこの日記上にて私なりのやり方をご紹介したいと思います。

・国産オオクワガタ成虫の場合

国産オオクワガタの越冬の方法について画像で説明したいと思います。
今回越冬をさせるのは国産オオクワガタ♂1頭です。

・まず用意したのはクリーンケースSS です。オオクワガタ1頭程度ならこの大きさでも十分だとは思いますが、
もっと大きくても全然構いません・・・というよりスペースは広い方がより良いです。
オオクワガタの越冬、冬眠01

・越冬させるマット、今回はほだマットを使用。少し加水し、水分調整をします。この際、マットが固まる位の水分量では多すぎます。水分は少なめにします。
オオクワガタの越冬、冬眠02

・今回の越冬の主役:国産オオクワガタくん
オオクワガタの越冬、冬眠03

・さぁセット開始です。まずはケースにマットを軽く敷き詰めます。マットは押詰めません、軽くです。
オオクワガタの越冬、冬眠04

・主役の国産オオクワガタくんを入れます。
オオクワガタの越冬、冬眠05

・わたしの場合ですが、生体が隠れれるように木片を1~2本入れます。
オオクワガタの越冬、冬眠06

・その上からまたほだマットを軽くかぶせます。この時も押詰めずに軽く空気を含ませるような感じでかぶせます。
マットはケース高さの約8割程度までかぶせます。
オオクワガタの越冬、冬眠07

・上部には転倒防止の木片とゼリー。完全に潜って上部に出てこなくなったらゼリーは撤去しても良いですが、
セット初めの時は越冬のスイッチがまだ入り初めかどうかの時期ですので、一応ゼリーは入れておきます。
オオクワガタの越冬、冬眠08

・フタをして完了。
オオクワガタの越冬、冬眠09
オオクワガタの越冬、冬眠10

・上の段階のままでもOKですが、コバエ等から守る為に新聞紙とディフェンスシートを用意する手もアリです。
オオクワガタの越冬、冬眠11

・ディフェンスシートを容器の大きさに切って乗せます。
オオクワガタの越冬、冬眠12

・次に新聞紙を乗せます。私はいつも2~3重に折り曲げます。
オオクワガタの越冬、冬眠13

・最後にフタをして完成です。
オオクワガタの越冬、冬眠14

如何でしたでしょうか。
私は越冬するクワガタは上記のような方法でセットします。

また国産オオクワガタだけでなく、外国産のクワガタでも台湾オオクワガタ、ホペイなどは越冬させます。
それと形は似ていますが、国産ヒラタは厳しい寒さにはあまり強くはありません。
私なりには越冬は極力控えた方が良いと判断しています。ご参考までに・・・。

・国産クワガタ幼虫の場合

今度は幼虫の場合ですが、冬場に温度管理をすれば、冬の間もエサを食しますので成長を続けます。
常温管理の下におけばある程度の寒さに達した時点で越冬し始めます。この間はエサを食さないので成長は止まります。
やり方は飼育される方のお好みで選んで頂ければと思います。
より自然に近い方法がお好みならば常温飼育、冬場も成長させたいのであれば温度管理飼育・・・とうい具合です。

これから寒い冬が来ますが、皆さん一緒に頑張っていきましょう。(^^)/

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2009年10月24日

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先日の日記内にて「芹沢です」さんより国産...続きを読む

先日の日記内にて「芹沢です」さんより国産オオクワガタのブリードについて質問がありました。 【芹沢ですさん】 >芹沢ですm(__)m国産おおくわがたの秋ブリードを...続きを読む

先日の日記内にて「芹沢です」さんより国産オオクワガタのブリードについて質問がありました。

【芹沢ですさん】

>芹沢ですm(__)m国産おおくわがたの秋ブリードを使用と思います。春のブリードとの違いは有りますか?コツをお願いします。

日本を代表するクワガタ、オオクワガタについて今更ですが、今一度ブリード方法をご紹介したいと思います。

画像003 005 
【参考例:国産オオクワガタ:福岡産♂73mm】

国産オオクワガタやホペイというと材産みですので、産卵セットには産卵木が使われますが、 菌糸ブロックを使用した菌床産卵でも結構な結果が得られます。(過去の菌床産卵の記事を参考に使用しております。御了承くださいませ)

【菌床産卵の利点】
・セットが楽(産卵木の柔らかさや加水の手間が要らない)
・割り出しが楽(産卵木の割り出し時のように幼虫を潰すことも少なく、また手で楽に割り出せる)
・若令幼虫に最初から菌糸を摂取させられる。

菌床産卵のセットを組んだ手順を追ってみてみましょう。

①まずケースを用意します。このケースはクリーンケースLサイズです。
画像003 001
クリーンケースL

②次にケース底面にマットを入れます。底2~3cm程度敷き詰めます。
 今回使用したマットはきのこマットです。
画像003 002

③次に袋から出した菌糸ブロックを丸ごと入れます。
 ケースに入りきらない場合は菌糸ブロックを削って入れてもOKです。
  画像003 003
【使用したBasicクヌギ菌糸ブロック

④菌糸ブロックの周りをマットで埋めます。
画像003 005
今回の場合産卵種がオオクワですので完全に埋めきる必要はありません。
半分か1/3程度でOKです。

⑤ゼリー、生体♂♀を入れます。

⑥フタをして完成です。
  画像003 009
【真上から見た画像】

画像003 011  
【横から見た画像】

上記が産卵の手順です。
今回使用したのをまとめると

【産卵セットしたクワガタ】国産オオクワガタ
【使用したケース】クリーンケースLサイズ
【使用した菌床】Basicクヌギブロックまるまる1個
【周りを埋め込んだマット】きのこマット
【水分量】菌床はそのまま、マットは少し水分少なめ
【設定温度】24~25℃程度

この方法が菌床産卵です。
材を使用する場合には菌糸ブロックと材を変更するだけです。
菌床産卵でも材産卵でもどちらもよく産んでくれます。

さて、「芹沢です」さんの質問からは脱線してしまいましたが、秋の飼育方法ですが私的には基本的に春も夏も秋も同様のセットで行います。 ただ秋も深くなると気温は下がってきますので、常温飼育でセットする場合は気温の変化には気をつけたほうが良いと思います。 最低25℃は保ちたいですね。

【カシンさん】

>質問があるのですが、菌糸ブロック(エレメント)を購入し自分で1400ボトルに詰めたのですが、上部だけ白く再生しません・・。 側面、底部は白く再生してます。25℃で管理してます。
何が原因なのでしょうか?。また幼虫を投入した場合、何か影響があるのでしょうか?。
前回も自分で詰めたのですが、その時はキレイに白くなりました・・。

お久しぶりです。お元気でしたか?(^^)
さて質問の件ですが、普通菌が上手く回らない場合は以下の事が考えられます。

・管理温度が高温
・きつく詰めすぎて酸欠による目詰まり
・雑菌の混入

最初にあげた管理温度が高温の場合、なかなか菌の周りが悪くなります。温度が非常に高い場合、 オガが再醗酵を起こしますので注意が必要です。ただ今回の場合、側面、底部は回っているようですのでこれは当てはまらないみたいですね。

次に「きつく詰めすぎて酸欠による目詰まり」ですが、これは菌糸をビンに詰める際、あまり固くガチガチに詰めすぎると、 下方向まで酸素が行き渡らなくなり、下の部分が菌が再生しない目詰まり状態を起こす事があります。この時、 キレイなツートン色になります。上は白、下はオガ色(茶色)。どうしてもガチ詰めしたい場合には、 詰めた後に真ん中にプラスドライバー等で底まで穴を開けましょう。そうすると底まで酸素が回るようになり、底部も菌が回ります。
しかし、カシンさんのパターンは逆になります(下が白、上が周らない)ので、これもちがうようですね。

では3番目の「雑菌の混入」。私的にはこのパターンが一番当てはまるのではないかと思います。菌を詰める時、もしくは詰めた後、 もしくはフタをしたそのフタに雑菌が付いていてそれが原因で上部の菌が周らないのではないでしょうか? あくまで私の推測ですがこの考えが一番当てはまるのではないかと思うのですが・・・。ご参考程度に聞いていただけますと幸いです。

ちなみに菌糸ビンが再生する時に一番良い温度帯は20℃前後ですので、 菌の活性化を促すならば少し温度低めの所で管理するとまた違ってくるかもしれません。こちらもご参考までに・・・。(^^)

【グレープさん】

>早速質問で恐縮ですが、最近幼虫に異変が起きました。
原因として考えたのですが、
・マットを急に変えた
・酸欠
等が考えられるのですが、何か策などあれば教えて下さい。

初めまして。(^^)
う~ん、ちょっとこの質問の内容だけでは返答が難しいです。
幼虫がどう異変が起きたのでしょうか?死亡されたのでしょか?拒食でしょうか?
幼虫の状態を今一度教えて下さいませ。

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2009年8月7日

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国産オオクワガタの羽化のご紹介です。 い...続きを読む

国産オオクワガタの羽化のご紹介です。 いつも♂ばかり紹介するので今回は♀にスポットを当ててみました。 【飼育種】 和名 国産オオクワガタ 学名 Dorcus c...続きを読む

国産オオクワガタの羽化のご紹介です。
いつも♂ばかり紹介するので今回は♀にスポットを当ててみました。

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus curvidens binodulosusu

産地:日本国佐賀県産
累代:CB

【羽化体長】♀約48mm
【使用したエサ】Element1100
1本使用

【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】1令後期投入して約5ヶ月(合計7ヶ月程度)


 
菌糸ビンを掘り起こしてみました。すると羽化したての♀が・・・


ドアップ画像!

画像003 019

慎重に取り出してみました。まだ真っ赤です。ほんの数時間前に羽化したばかりですね。サイズは羽先までで48mmありましたが、
固まる頃にはもう少し縮むかもしれません。

画像003 018
お腹側もまだ色もついていません。

本来ならばこの状態の時には取り出すのは止めた方が無難です。今回は撮影のためにちょっと♀君に無理してもらいました。ごめんなさい・・。

画像003 023
もうひとビン割り出してみました・・・がまだ蛹でした。

画像003 024

アップ画像!

今回は使用した菌糸ビンも1本。比較的低温で管理した為、蛹化する前までは菌糸ビン自体もまだキレイだったのですが、
蛹化の部屋を作る為に幼虫が暴れてしまって下の方が土化してしまいました。菌糸ビンさえ劣化しなければ♀は1本で十分ですね。(^^)

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先日に続き、国産オオクワガタの羽化報告Ⅱ...続きを読む

先日に続き、国産オオクワガタの羽化報告Ⅱです。 今回はElement1100 ~Element1400と菌糸ビンでの羽化になります。 【国産オオクワガタ:佐賀産...続きを読む

先日に続き、国産オオクワガタの羽化報告Ⅱです。
今回はElement1100
Element1400と菌糸ビンでの羽化になります。

画像003 007 
【国産オオクワガタ:佐賀産♂78mm】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus curvidens binodulosusu

産地:日本国佐賀県産
累代:CB

【羽化体長】♂77mmUP
【使用したエサ】Element1100
Element1400の2本使用
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】1令後期投入して約8ヶ月(合計10ヶ月程度)

今回は菌糸ビンでの羽化。
羽化までの期間も短く、そしてさすがにそこそこ大きくなりました。77mmUPあります。

画像003 011 
【正確には77.6mm程度】

上でも書きましたが1令後期程度でElement1100に投入。
4ヶ月位ひっぱって、次にElement1400
に入れました。

先日のマット飼育では12ヶ月程かかって73mmでしたが菌糸だと10ヶ月程度で77mm。やはりえさ環境の違いでしょうか?
ちなみに先日マットで羽化した73mmとこの77mmは同血統の兄弟でもあります。素質的には同じはずですが個体差という事も考えられます。
飼育のやり方一つで結果も変わってくる・・・。奥が深いですよね。(^^)

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いよいよ3月に入りました。 冬も峠を越し...続きを読む

いよいよ3月に入りました。 冬も峠を越したような感じで、クワカブシーズン突入も間近ですね。 こちらではそれに合わせたかのように昨年早い時期に幼虫を取った国産オオ...続きを読む

いよいよ3月に入りました。
冬も峠を越したような感じで、クワカブシーズン突入も間近ですね。

こちらではそれに合わせたかのように昨年早い時期に幼虫を取った国産オオクワガタがちらほら羽化を始めています。今日は久しぶりにクワガタ、
根強い人気の高い国産オオクワガタの羽化のご報告です。

画像003 005 
【国産オオクワガタ:福岡産♂73mm】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus curvidens binodulosusu

産地:日本国佐賀県産
累代:CB

【羽化体長】♂73mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】 850cc菌糸ボトルの空ボトル使用
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)

根強いファンが多い国産オオクワガタ。
今回は菌糸飼育ではなくきのこMatでのマット飼育で羽化させました。

サイズ的には73mmと現在のオオクワガタギネスに比べると全く及ばないですが、とてもキレイに羽化してくれました。

画像003 008 
【蛹室から取り出した時の様子】

上の画像は蛹室から取り出した時の画像です。
本当は蛹室内に居る脱出前の画像も撮りたかったのですが、残念ながら力の入れすぎで壊してしまいました。申し訳御座いません・・・。

この容器は850ccのPPボトル。比較的小さな容器ですが、そこまで大型を目指さないのであればこの位の容量で十分に羽化してくれます。

画像003 009 
【別のアングルショット】

ディンプルも羽化不全もなくキレイな個体。
オオクワガタを見ると初心に帰った気がしてなんだかほっとしますね。(^^)

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国産オオクワガタの羽化報告です。 【国産...続きを読む

国産オオクワガタの羽化報告です。 【国産オオクワガタ:福岡産♂65~72mm】 【飼育種】 和名 国産オオクワガタ 学名 Dorcus curvidens bi...続きを読む

国産オオクワガタの羽化報告です。

画像003
【国産オオクワガタ:福岡産♂65~72mm】

【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus curvidens binodulosusu

産地:日本国福岡県産
累代:F3

【羽化体長】♂65~72mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 1100cc菌糸ボトルの空ボトル使用
【えさ交換回数】途中3回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約11ヶ月(合計13ヶ月程度)

おなじみの国産オオクワガタです。
通常ならば菌糸ビンの方が簡単で早い期間で大型になりますが、あえてきのこマットで羽化させてみました。

サイズ的には♂65mm~72mmとマット飼育にしてはまずまずのサイズですが、割合的には60後半のサイズが多かったようです。マット交換の場合は菌糸交換と違って交換時期の目安が分からない場合が多いので、今回はきっちりと投入後~4ヶ月を目安に交換しました。

まだ他にも羽化していない個体がいるので大型が出るか楽しみです。
目標は75mmUPですね。(^^)

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2008年4月17日

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皆さん、週末はどうお過ごしでしたか?今週...続きを読む

皆さん、週末はどうお過ごしでしたか?今週も元気でいきましょう。(^^) さて、今日はクワガタ飼育をされるならば基本ともいえる国産オオクワガタの羽化報告です。 今...続きを読む

皆さん、週末はどうお過ごしでしたか?今週も元気でいきましょう。(^^)

さて、今日はクワガタ飼育をされるならば基本ともいえる国産オオクワガタの羽化報告です。今回羽化した個体は・・・・

画像003 016

なかなかキレイな個体オオクワ♂74.6mmです。

この種は以下の方法で飼育しました。

飼育種:国産オオクワガタ(山梨県産)
体長:74.6mm
飼育したエサ:菌糸ビンBasic900を2本
投入時期:2令投入
投入から羽化までかかった時間:9ヶ月
エサ交換回数:途中1回
設定温度:23~25℃前後

この種は菌糸ビンBasic900を2本での羽化でした。サイズは74mmUPとまずまずの結果ですが、75mm出したかったですね~。

では手順をおって見てみましょう。

①産卵木より割り出し~初令

②初令幼虫を一時保管としてプリンカップ90cc(きのこマット入り)に入れる

③菌糸ビン:Basic900に投入:この時、2令初期に加令していた。

④1本目に投入後、約4ヶ月で交換~2本目に投入(このときのグラム数:24.5g)

⑤それから約4ヶ月後位に蛹化始める。

⑥合計約9ヶ月程度で羽化。

このような感じです。
では、羽化した個体の割り出しを画像に収めましたので見てみましょう。

 取り出し前の菌糸ビン
画像003 001
すでに白い部分はなく、真っ黒にマット化しています。

くるっと回してみると・・・
画像003 002
下の部分に蛹室らしきものが見えます。

ズームアップします。
画像003 003
間違いなく蛹室です。
・・・・が、この状態は良くありません。
下の部分が変色しています。おそらくガス臭も発生しているでしょう。
成虫は大丈夫かと思ってしまう状況です。

ふたを開けてみます。
画像003 005  

画像003 007
外側からの想像通り、中側も劣化しております。

掘り出していくと・・・・
画像003 009  
見えました。♂成虫です。

画像003 011
キレイに完品♂74mmが羽化しました。

今回はキレイに完品でした。

ですが、この菌糸ビンの状態は悪い見本です。こうなる前に3本目の菌糸ビンへの交換か、あるいは成長が見込めない幼虫であればマットへの投入がベストの選択だったのではないかと思われます。

最後の交換のタイミングは意外と難しく、少しでも遅れてしまうと蛹化への蛹室つくりが始まったりします。かと言っておそくまで放置し続けると今回の菌糸ビンの画像のように劣化した状態になってしまう可能性があります。

判断(交換するタイミング)は個体それぞれ違いますので、飼育者がそのタイミングを見計らって交換するのがポイントだと思います。私もまだまだですので、もっと頑張りたいと思います。(^^)

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2007年6月11日

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