ドウイロクワガタの登場です。
【飼育種】
名称:ドウイロクワガタ
産地:アルゼンチン
累代:CB
【羽化体長】
♂29mm
【使用したエサ】
完熟Mat
【使用した容器】
800ccPPボトルの空容器使用
【えさ交換回数】
途中1回の計2回
【設定管理温度】
20℃前後
【羽化までにかかった時間】
2令投入して約8ヶ月(合計10月程度)
南米の色虫、ドウイロクワガタです。この個体は、幼虫を譲って頂き、羽化させた個体です。飼育は比較的容易な方です。私は低温でじっくり育てました。今回は完熟Matにて羽化させております。
エメナル色の体色がとてもキレイです。形状、体色的(色合いは全然違うけど)に言えばなんとなくニジイロに似ていますよね。(^^)
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だんだん暖かい日もまばらに増えてきて一歩一歩春に近づいていますね。(^^)今日は久しぶりに国産オオクワの飼育状況についてご紹介したいと思います。今現在、月夜野きのこ園でも沢山のオオクワガタを飼育しております。
昨年の夏終わりに位に産卵させ、幼虫を回収し、菌糸ビンに投入した個体達が早くも蛹化、♀にいたっては既に羽化している個体もいます。今日はまだ羽化までは至っていない♂の蛹の様子を撮影してみました。
【飼育種】
和名:国産オオクワガタ
学名:Dorcus hopei binoduosus
産地:日本国佐賀県産
累代:CB
【ここまでに使用したエサ】
Element1100~Element1100の2本使用
【設定管理温度】
23~25℃前後
【蛹化までにかかった時間】
♂1令後期投入して約6ヶ月(合計7ヶ月程度)
菌糸投入してから、約半年で蛹化。菌糸の力は大きいようで、ほぼ半年一化で羽化までもっていきます。
この個体♂はそこまで大型ではなさそうですが、しっかりと育ってくれました。羽化が楽しみです。
羽化しましたらまたご報告しますね。(^^)
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ヘラクレス・オキシデンタリスの羽化報告です。
ヘラクレス・・・当たり前に飼育していたのですが、何か久しぶりの登場じゃないですかね?
【ヘラクレス・オキシデンタリス♂140mm】
和名:ヘラクレス オキシデンタリス
学名:Dynastes hercules occidentalis
【羽化体長】♂140mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】
クリーンケースS
【えさ交換回数】途中4~5回
【設定管理温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約12ヶ月(合計14ヶ月程度)
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先日のレギウスに続き、同じMesotopus系のタランドゥスの羽化報告です。
【♂74mm】
【飼育種】
和名:タランドゥスオオツヤクワガタ
学名:Mesotopus tarandus
【羽化体長】♂74mm
【使用したエサ】Natura菌床1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
幼虫飼育のやり方は先日紹介したレギウスと全く同様で飼育しました。Natura菌床ブロックを1100~1400に詰め替えて羽化させました。サイズは ♂74mmとまずまずの結果でした。毎回話していますが、この手の種はカワラ菌糸の使用が不可欠ですが、 カワラ菌糸を使用さえすれば容易に羽化まで持っていくことが可能です。
ちなみに産卵セットもレギウスと同じセットで組んでいます。 レギウス同様に黒光りしたボディがとても魅力ですよね。(^^)
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今日の羽化報告はアフリカのクワガタ、レギウスオオツヤクワガタです。
【飼育種】
和名:レギウスオオツヤクワガタ
学名:Mestopsu tarandus f.regius
【羽化体長】♂77mm
【使用したエサ】Natura菌床 1100~1400に詰め替え
【えさ交換回数】1回
【設定温度】20~22℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約10ヶ月)
産卵についてもカワラ材、レイシ材、カワラ菌糸などで容易に産卵させれます。是非一度挑戦してみて下さいませ。(^^)
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さて、本年度2回目のデータ公開はメンガタ・メリーです。
【メンガタ・メリー♂58mm】
【飼育種】
和名:メンガタ・メリー
学名:Homoderusmellyi
【羽化体長】♂58mm
【使用したエサ】Basic900
【えさ交換回数】交換なし
【設定温度】23~25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約7ヶ月(合計約9ヶ月)
今回は前回データ公開した時と同様にBasic900で羽化させました。
サイズは前回の56mmを更新して、58mmと結構大型の方だと思います。
飼育方法は至って容易な方で、弊社のマットでは菌糸シリーズ全般、マットではきのこMat、くわMatで結果が出ております。今回の個体はBasic900と菌糸で羽化させました。以前くわMatで57mmを羽化させたのと同じくらいのサイズで出てくれました。この種はマットでも菌糸でも合うようです。管理温度は23~25℃前後ですが、23℃寄りの事の方が多かったと思います。
体色がとてもキレイで、かつ風貌もとてもユニークな形状のクワガタですよね。
幼虫飼育は容易ですし、産卵も容易です。ただ熟成期間が少々長く、熟成して交尾するまでに、羽化後約半年位活動しない事もあります。 でもその分鑑賞するにはよい虫だと思いますが・・・。とても美しく可愛い虫ですので、機会があれば是非飼育してみて欲しいクワガタです。 (^^)
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約1年ブリのアトラスオオカブト登場です。
【飼育種】
和名:アトラスオオカブト(スマトラ産)
学名:Chalcosoma atlas atlas
【羽化体長】♂84mm
【使用したエサ】きのこMat
【使用した容器】 1500ccブロー容器(径137×高さ130)
【えさ交換回数】途中3~4回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】♂2令投入して合計約11ヶ月
幼虫飼育の場合、エサはきのこMat 、完熟Mat 、黒土Mat、 他にくわMatでも育ちます。中でも成長のよいのはきのこMatくわMatです。 今回はきのこMatを使用しました。
前の日記内記事で説明したのと同じ内容ですが、管理温度と適度なえさ交換(糞が目立ってきたら交換)を心がけて飼育すれば♂で11ヶ月程度、 ♀で10ヶ月程度で羽化してきます。水分量は適量を保ちます。水分が少ないと成長も悪くなります。 カルコソマ系のカブトは蛹化する前に黒土や赤土などを底にひいてやるとより長角が出やすいと言われていますが、 当園ではそのままで羽化させています。今回ご紹介したアトラス♂もスマトラ産的には角も伸びていると思います。
カルコソマ系といえばコーカサスに主役を持っていかれがちですが、アトラスもなかなかいいもんですよ。(^^)
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ニジイロクワガタの羽化報告です。
【飼育種】
和名:ニジイロクワガタ
学名 Phalacrognatus muelleri
産地:オーストラリア産
累代:CB
【羽化体長】♂62mm
【使用したエサ】Element800
【えさ交換回数】Element800
2本
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計8ヶ月程度)
久々のニジイロクワガタの羽化報告です。
ニジイロはちょくちょく羽化してるのですが、日記で更新するのは約2年ぶり。何とも間が開いてしまいました。
オーストラリアを代表するクワガタと言っても過言ではないニジイロクワガタ。本当は大珍種に値すると思うのですが、
飼育が容易なせいで養殖個体が増え、生体業界では普通種的な存在になってしまっているクワガタです。とはいえ、
体色のキレイさは世界一といっても過言ではなく、初めて目にした人はこんなクワガタがいるのかと思うほどです。
飼育は非常に容易な種。産卵も幼虫飼育もとても簡単。幼虫飼育では、菌糸、マットどちらでも大丈夫です。今回はElement800の菌糸を使用。
2本使用して羽化させた個体です。ニジイロの場合、蛹化前に暴れが起こり易く、今回も2本目を半分食べたあたりから暴れだし、
蛹化に至りました。前回のようにマットに移し変えた方が良いかなと思ったのですが、
暴れの期間も比較的短くですんでくれましたので何とか60mmUPはいってくれましたのでホッとしております。
しかし本当にキレイですよね。とても格好の良いクワガタだと思います。(^^)
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久しぶりの個体、ラフェルトノコギリクワガタです。
【飼育種】
和名:ラフェルトノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus lafertei
産地:バヌアツ産
累代:CB
【羽化体長】♂60mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中2回
【設定管理温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約10ヶ月(合計12ヶ月程度)
かつての3大ノコギリの1つとも言われたラフェルトノコギリの羽化報告です。今回の個体は少し小型です。マットで育てましたが、
菌糸でも勿論いけます。管理温度も25℃程度。水分量も適量。特に難しい点はなかったです。
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今日は小型ノコギリ、フルストファーノコギリの羽化報告です。
【飼育種】
和名:フルストファーノコギリ
産地:スンバワ島産
学名:Prosopocoilus fruhstorferi
【羽化体長】♂45mm、♀28mm
【使用したエサ】完熟Mat
【使用した容器】500cc程度のブロー容器を使用
【えさ交換回数】途中1回
【設定温度】25℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約6ヶ月(合計約7ヶ月)位
この個体は完熟Mat
を使用して羽化させました。
フルストファーというと、下の画像のように
上記のようなこのような色合いが通常ですが、今回の個体は黒と赤のツートン個体です。
この個体の兄弟達の色合いは固定されており、親&兄弟全て同じ色合いで羽化しています。ツートンのコントラストがとてもキレイです。
小型のフルストファーですが、聞いたところによるとスンバワ産は小型化する傾向があるらしいです。
色合いにしても何かあるのかもしれませんね。あくまで想像ですが・・・。
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