久々の登場、サバゲノコギリです。

サバゲノコギリクワガタ
【サバゲノコギリ♂62mm】

【飼育種】
和名:サバゲノコギリクワガタ
学名:Prosopocoilus savagei

産地:アフリカ・カメルーン産
累代:F2

【羽化体長】♂62mm
【使用したエサ】きのこマット
【使用した容器】 900ccブロー容器 (径100mm×高さ145mm)
【えさ交換回数】途中1回
【設定管理温度】23℃前後
【羽化までにかかった時間】2令投入して約9ヶ月(合計11ヶ月程度)

アフリカを代表する色ノコ、サバゲノコギリ。
幼虫飼育はとても容易で、菌糸、マット、どちらでもいけます。
本来菌糸で育てた場合は、半年程度で羽化するのですが、
今回はマット飼育だったということと、管理温度が少し低めだったことより少し時間がかかりました。
サイズ的には60mmは越えたのでまずまずといったところです。

サバゲノコギリクワガタ2

このサバゲノコ、幼虫飼育はとても容易ですし、産卵も比較的容易な方です。
ただ♂の気性が少し激しい所もあり、ペアリングの際に♀殺しを多発する事があります。
ペアリングの際には十分な熟成と♀が逃げ込める環境をつくってセットする必要があります。

ペアリングさえ上手くいけば産卵は容易です。
あまり多産な種ではありませんが、それでもしっかりと産んでくれます。
産卵はどちらかというと材に産むタイプです。固く詰めたマットにも産む事もありますが、私の場合はほぼ材に産ませます。セット方法は以下のような感じです。

【産卵にオススメのマット】くわMat 、完熟Mat +コナラ材2本
【産卵に使用するケース】クリーンケースM (W305×D195×H232)
【産卵管理温度】20~22℃
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。
上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです


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この様な感じでセットすればOKです。

小型のノコギリですが、体色はとてもキレイなサバゲノコギリ。
皆さんも是非機会がありましたら飼育してみては如何でしょうか。(^^)