■発酵マットのガス抜き&加水

【1】

マットを開封し衣装ケースなどに入れ約1〜7日、発酵臭を飛ばします。

マット自体の「におい」が山の土のようなにおいになればガス抜き完了です。



【2】
発酵臭を飛ばしたら、加水をします。
加水に使用する水は水道水でもOKですが1日程度おいてカルキを抜くとより良いです。

【3】
加水の目安は手のひらでギュット握り団子ができ、さらに手のひらで転がしても形が崩れない程度になります。
握ったときに水がにじみ出てしまう場合は水分量が多すぎます。その場合にはガス抜き済みのマットを足すか、時間に余裕のある場合には自然に水分が抜けるのをまちます。


■発酵マットの保存

発酵マットの保存は冷暗所で行い保管期間は2〜3ヶ月を目安にしてください。保管環境にもよりますが長期保管をいたしますと強い発酵臭が発生いたします。また、保管場所(地面に直接置いたりなど)しますと雑虫が混入する場合がございますのでご注意ください。

弊社の保管テストでは悪条件の中、1年保管し、ガス抜き・加水作業をし使用しましたが問題なく使用が可能でした。
ただし、保管中は悪臭が発生したり見た目も悪くあまりお勧めできる物ではございません。なるべくお早めのご使用をお勧めいたします。
 
▼発酵マットに発生するカビのような物について
発酵マットに発生いたしますクモの巣、植物の根のような菌は、しばしば発生いたしますが幼虫にとって有害な物ではございませんのでご安心ください。保管中や幼虫飼育中、産卵セット中にも発生する事がございますが通常通りご使用いただけます。



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