10月も既に下旬・・・。

秋らしさが一層進み、朝は冷える日も増えて来ました。

今回で最後になりそうな予感を感じつつ、一昨日の話になりますが、クワガタ野外採集に行って来ました。

 

 

【2024/10/23の採集】

 

ここ数日ずっと天気が良くなかったので、久しぶりの晴れの様な気がします。。

山の空気は秋らしい風が少しひんやりと感じました。

 

採集地に到着して、すぐに目に入ったのは・・・

 

 

クワガタではなく、アケビでした(笑

ピンク色の色付き、熟している証拠に皆割れています。

まさに食べ頃です。

アケビの味は、優しい甘さ。
甘みが薄いのではなく、何と言うか後味スッキリと本当にさわやかな甘さなんです。

とても美味しいので皆さんも見かけたら是非食べてみて下さい^^

 

 

と、クワカブ採集の方に話を戻して・・・

 

 

ハルニレの複数のウロ

チェックしましたが、何も姿はありませんでした。

この時期はこういったウロや樹皮裏狙いがメインになります。

寒さに強い黒系のコクワやヒラタがいないか探します。。

 

 

こちらのクヌギのウロ、

 

このウロの中をチェックすると、

 

ヒラタクワガタ♂
体長:約♂50㎜後半
【2024/10/23:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

♂50㎜後半はあるであろうかのヒラタクワガタ♂が入っていました。

とりあえずまずは一匹でも姿を見れたことに安堵しました💦

 

 

山のあちこちでカラスウリが実っています。

こちらもアケビ同様に熟して真っ赤になっていました。

とても美味しそうに見えるんですけどね💦

 

こちらはクヌギの木

うーん・・・

まだ葉は残ってはいるものの、既に黄色くなっているものもあり葉もボロボロです。

 

叩いてみると、

 

バラバラバラっ!!!

 

と、かなりの複数音!

 

マジかっ!??
クワガタシャワー!!?(

 

と、テンションもMAX!!

 

慌てて落下物を探してみると・・

 

・・・

落ちて来たのは真ん丸と大粒のドングリでした💦

 

なるほど・・

そうだな、今の時期クワガタシャワーはないよな・・・

 

と、その場を立ち去ろうとした時、

 

ノコギリクワガタ♂
体長:約♂30㎜半ば程
【2024/10/23:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

なんと、先程落ちて来たドングリに混じって、ノコギリクワガタ♂が落ちているのを見つけました!

30㎜半ばほどの小歯型のノコギリ♂個体。

身体はもう既にボロボロでした。

 

ノコギリはオオクワやコクワと違い、この夏で寿命は尽きてしまいます。越冬はしません。

ボロボロになりながらもこの時期まで生き抜いて来たのですね。
小さい歴戦の戦士ですね。。

 

 

これでやっと2頭目・・。

既に2時間近く経過しております。

覚悟していたとはいえなかなか厳しい状況です。。

 

 

こちらではノブドウがキレイに色付いていました。

葡萄と名は付いていますが、そのまま生食は出来ません。。

実は果実酒にしたり、葉は漢方薬の材料にもなるらしいです。

 

・・・

 

更に時間が経過し、

 

もう終了かなぁ・・

 

と、思ったところに、

 

ツタと樹皮の隙間に隠れるコクワガタ♂の姿を発見!

 

ちょっとお顔を拝見させて頂いて、

 

コクワガタ♂
体長:約♂30㎜半ば程
【2024/10/23:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

おお、右アゴ先カケはあるものの比較的キレイな個体です。

この個体はこのまま時期が進めばおそらく越冬するでしょうね。。。

 

これで3頭目

 

その後は、

 

 

樹皮裏やウロを中心に探しましたが、

とうとう発見することは出来ませんでした。

 

本日の見つけたは、

 

・ヒラタクワガタ♂
・ノコギリクワガタ♂
・コクワガタ♂

3種、合計3頭

 

という結果になりました。

 

さすがにここら辺りが限界のようです。

 

 

いつものように、山の神様にお神酒を感謝の気持ちと共に捧げました。

 

「山の神様、今年もお世話になりました!」

「また来年度もどうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m」

 

と、このような感じで、10/23をもって、2024年度のクワカブ採集シーズンの採集納めと致しました。

 

今年も色んな出逢いがありました。

毎年同じような感じで採集していますが、やはり毎年が新鮮です。

どんな出逢いがあるか毎回山に行く度にワクワクしてしまいます。

とりあえずクワガタの方は採集納めとしましたが、今後もまた定期的に山の様子は見に行きたいと思っています^^

 

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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