成虫に粉のようなダニが付着しています。取り除いてあげた方がよいですか。
クワガタ・カブトムシの飼育環境では、その環境を好む他の生物が侵入し、共存することがありますが、ダニもそのうちのひとつでよく見受けられます。
弊社飼育では、成虫へのダニの付着は基本的に気にしていませんが、成虫の全体にびっしり付着した場合には、歯ブラシと流水で擦り落とします。
成虫の腹部からお尻にかけてダニが付着している様子です。
この程度の付着であれば、弊社飼育ではそのまま飼育します。
下の写真は付着していたダニの顕微鏡写真です。
ダニの種類は国内だけでも2000種ほど確認されており、未確認の種を合わせると国内だけで推定1万種以上とも言われています。弊社では、このダニが何と いうダニなのかダニ図鑑を元に同定を試みましたが、小さい上に形の違いなども微妙で、弊社では同定することが出来ませんでした。