産卵木の産卵セット例
産卵木セットに必要な道具
発酵マット (きのこ・くわMat) |
産卵木 (10cm以上が良) |
樹皮など |
昆虫用ゼリー |
・容器(飼育ケースなど) ・新聞紙通気性のあるビニール ( ラップなどに穴をあけた物 )
産卵木セット方法手順
「1」発酵マットのガス抜き&加水
【1-1】
マットを開封し衣装ケースなどに入れ1~7日、
発酵臭を飛ばします。マット自体の「におい」が
山の土のようなにおいになればガス抜き完了です。
【1-2】
発酵臭を飛ばしたら、加水をします。加水に使用する水は水道水でもOKですが1日程度おいてカルキを抜くとより良いです
【1-3】
加水の目安は手のひらでギュット握り土団子ができ、手のひらで転がしても形が崩れない程度になります。握ったときに水がにじみ出てしまう場合は水分量が多すぎます。
「2」産卵木の皮むき&加水
【2-1】
樹皮をナタや切り出しナイフなどを使い剥ぎ取ります。
【2-2】
コマ菌の部分も取り除く
【2-3】
きれいに取り除いた様子。
【2-4】
たらいや飼育ケースに水をはり水につける。
【2-5】
一般的には重石をして半日~1日浸水させて、陰干ししてから使用しますが、弊社の場合1本1本手で水に沈めて加水し、浸水の時間はわずか5分程度、陰干しはしません。

「3」産卵木&発酵マットのセット
【3-1】
ガス抜き&加水をした発酵マットをケース底から約5cm硬く詰めます。
【3-2】
そこに皮むき&加水した産卵木をおきます。転がしタイプのセットの場合には硬く詰めた上に軽く2cm程度、発酵マットを敷いてその上に産卵木を置き、ゼリーなどのエサと樹皮などをセットし完了です。
【3-3】以下は埋め込みタイプ
産卵木を3分の2ぐらいまで発酵マットで埋めます。側面の部分も硬く詰めます。
【3-4】
硬く詰めた上に1~2cm程度軽く発酵マットを敷き詰めます。
【3-5】
転倒防止のため樹皮などとゼリーなどのエサ、最後に親虫を入れフタしセット完了です。フタとケースの間には新聞紙や通気性のあるビニールを挟みます。
およそセット開始から1ヶ月半後の産卵木の様子
マイナスドライバーなどを使い割り出します。