兵庫県 沼田 様 よりのおハガキメッセージ
クワガタが全国的に減っている。乱獲、雑木林の伐採、太陽光発電パネルの設置による山林破壊、外国産の放虫などが影響しているという。クワガタ・カブトムシは、独特な造形美で魅了してくれるので、飼育や観察は子供だけでなく大人も生態や環境への関心を高めるきっかけになるはず。昨秋、妻が庭にゴキブリがいると言うので駆け付けると、ひっくり返ったコクワガタのメスで、蜂蜜を吸わせリリースした。一週間後、縁があってまた同じ場所で発見し、もう冬間近だし、翌春まで飼育しようと準備。虫が苦手だった妻がクワちゃんと名付け、ゼリーの食べっぷりや姿が見えなくなったら心配したり、毎日の観察で少しづつ関心が深まっている。また、今夏、クマゼミの神秘的な羽化に遭遇し、夫婦で感動した。5年間の地中生活後、地上に出てきたら環境が変わっていたら困るだろうと思い巡らせ、環境保全の大切さを再認識するきっかけになった。わが家では、枝切りした樫、木蓮、茗荷など腐葉土にしてリサイクルしている。仕事や生活に中で、環境保全について考えていくことを大切にしたい。
