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セット内容詳細

通常のヒラタセット+いくつかのポイント

親虫♂♀情報(熟成期間など)

♂60、♀38、累代F2、熟成期間約10か月

気をつけたポイント

産卵に関しては国内最難関種のひとつのスジブトです。 産みが悪く、通常のヒラタセットではまず産みません。 スジブトで苦戦している方のご参考になればと思います。 1.産卵木、マットの水分量 産卵木の加水は約1週間、乾燥は数時間がベストです。 また、マットの水分量ですが水分多めにしないといけませんが、「多めにし過ぎない」のがコツです。 産卵木が水分多めになっている為、産卵木の水分がマットに染み込みます。それを考慮してマットの水分調整をしてください。 2.種親の選び方 多産させたい場合、WDは避けた方が良いです。 3.できるだけ2令で割り出す 卵、初令の死亡率が高いため、1か月半で♀抜き、それからさらに1か月半で割り出しが良いでしょう。 4.一般的にマット産みと思われていますが誤りです。 正確には、「木が気に入らないとマットに産む」のです。 ですので、産卵木も割り出してから1か月位は捨てずに取っておくと良いでしょう。 オオクワなどの様に派手には齧りません。あまり齧ってないようでも、意外と木の中に幼虫がいるケースがあります。

備考

マットの熟度ですが、当方の経験上熟度高めの方が産みが良いようです。 ちなみにカブト用のマットでも産卵します。 今回はくわマットを使用しましたが、くわマットと完熟マットのブレンドの方が効果的かもしれません。 スジブトは、上級者(ブリード歴10年以上)以外の方は、幼虫を二桁産ませるのは至難の業だと思います。 ぜひ、みなさん、諦めずに頑張って頂ければと思います。