8月に入り、野外の昆虫達も盛んに活動をおこなっている時期ですね。クワガタはそろそろピークを過ぎてくる頃ですが、カブトムシは今からが本番になりそうです。

そこで今日は国産カブトムシについてちょっと紹介してみましょう。

画像003 005【参考画像:国産カブトムシ♂】

【飼育種】
和名:カブトムシ
学名:Trypoxylus dichotomus

国産の雄、ご存知ムシキングの国産カブトムシです。飼育は成虫飼育、幼虫飼育、産卵、全てにおいてとても容易な種です。まさに初心者向けといえます。

【成虫飼育】
マットは何でもOK。とてもえさ食いが激しいので、エサを切らさないようにしましょう。

【幼虫飼育】
お勧めは「きのこマット」。単独飼育の方が多頭飼育よりもより大型になる傾向があります。また温度管理(通年25℃管理位)があると、野外天然ものよりも早めに羽化してきます。日本の虫ですので、常温飼育でも大丈夫です。

【産卵】
お勧めは「完熟マットもしくは黒土マット」です。国産のカブトムシはばら撒き産卵しますので、ヘラクレスのセット等のようにマットをそれほど固く敷き詰めなくても大丈夫です。 管理温度は25~28℃位がベストです。

国産カブト虫と国産クワガタムシ、どっちが好き?と子供さんに聞く事があります。大抵の方はクワガタの方が好きと答える子供さんが多いのですが、幼稚園児や保育園児等の年齢が低い子供は「カブト虫の方が好き」と答える事も少なくありません。挟まない、大きい、力が強いといった意味でも人気が高いです。それに数年前ブームになったムシキングの主役でもありますしね。

上記でも書きましたが、多頭飼育でも幼虫飼育は可能です。ただ可能とはいえ、あまり入れすぎると大きな個体には育ちにくくなりますので、密度には気をつけましょう。それと勿論常温飼育も可能です。じっくりゆっくり育てたい方、温度管理が出来ない方等はこちらの方もオススメです。羽化時期はまだまだ遅くなりますが、より自然に近い状態で観察する事が出来るでしょう。

皆さんも今年は国産の雄、カブトムシを是非飼育してみませんか?(^^)

[`yahoo` not found]
GREE にシェア
このエントリーをはてなブックマークに追加