少し前になりますが、この飼育日記上で「日本のクワガタムシ♂、♀の見分け方」の記事をご紹介させて頂きました。

その時は、

【国産オオクワガタ】
【本土ヒラタクワガタ】
【スジクワガタ】
【本土コクワガタ】
【本土ノコギリクワガタ】
【本土ネブトクワガタ】
【アカアシクワガタ】
【ミヤマクワガタ】

上記8種類のクワガタについてご紹介させて頂きました。

 

今回、新しく

【ヒメオオクワガタ】

の個体を入手し、画像が出来ましたので、改めてご紹介と共にアップさせて頂きたいと思います。

 

 

【ヒメオオクワガタ】

 

ヒメオオクワ♂背腹
【体長】
29~58mm

【体の特徴】
名前の通りアゴの形はオオクワガタに似るが先端は内を向き丸みを帯びる。
内歯は一本。
背中の両外側部分(前胸背板)が大きく内にくびれている。
手足が長い。

【採れる場所】
1000~1500mクラスの標高の高いブナ帯に見られ、ブナやヤナギの木の枝状にくっついて木をかじり、そこから出る樹液を食している。
夜の灯火に飛んでくる場合もある。

【有効な採集方法】
樹の枝回りなどをじっくりと見て網などで捕獲する方法。
樹を蹴って落とす方法。
灯火採集方法も有効だが数はあまり多くはない。

【活動期間】
6~10月、活動が活発なのは8~9月

【採れる時間帯】
昼間に多く見られるので、昼間の採集が有効的。
夜間でも灯火などに集まるので活動していなくはないが、数は少ない。

 

 

【ヒメオオクワガタ】


ヒメオオクワ♀表裏1
【体長】
25~42mm

【体の特徴】
背中の両外側部分(前胸背板)が大きく内にくびれている。
手足が長い

※コクワガタに似ているが、上記の特徴より区別可能

【採れる場所】
1000~1500mクラスの標高の高いブナ帯に見られ、ブナやヤナギの木の枝状にくっついて木をかじり、そこから出る樹液を食している。
夜の灯火に飛んでくる場合もある。

【有効な採集方法】
樹の枝回りなどをじっくりと見て網などで捕獲する方法。
樹を蹴って落とす方法。
灯火採集方法も有効だが数はあまり多くはない。

【活動期間】
6~10月、活動が活発なのは8~9月

【採れる時間帯】
昼間に多く見られるので、昼間の採集が有効的。
夜間でも灯火などに集まるので活動していなくはないが、数は少ない。

 

ヒメオオクワガタ、同じオオクワガタの名前を持っていても、オオクワガタとは全く違う別の種類のクワガタムシです。

上記でもご紹介したように、標高のかなり高い(1000m以上)のブナやヤナギなどが生えているブナ帯に生息しているので、一般の昆虫採集ではほとんどお目にかかる事のないクワガタだと思います。

採集方法も昼間のルッキング採集が主で、昼間ブナやヤナギの木にくっ付いて樹液を舐めている個体を長網などで捕獲する方法が主流です。

実際私も野外採集(昆虫採集)でヒメオオクワガタを採集した事はまだ一度もありません。今回はたまたま生体を譲って頂き撮影することが出来ました。いつかは自分の手で採集したヒメオオクワガタの画像を載せてみたいと思います。(^^)

 

※今回ご紹介したヒメオオクワガタ♂、♀の特徴は、前の日記の「日本のクワガタムシ♂の見分け方」「日本のクワガタムシ♀の見分け方」の記事にも追加でアップしております。また再度合わせてご覧頂ければ幸いです。m(_ _)m ※