クワカブ飼育におけるダニの存在
「ダニ」、こう聞くと誰しも嫌なイメージしかわきません。
ダニの参考画像
クワカブ飼育をする者にとってダニ以外にも、コバエ、線虫等は逃れられない宿命みたいなものだと考えます。
クワカブを飼育する際、飼育者はクワカブが過ごしやすい環境にセッティングするように心がけると思います。しかし、その環境はクワカブが過ごしやすいと同時にダニやコバエ、線虫などの雑虫にとってもとても居心地が良い場所なのです。
自然界ではそれらが共生しているのはごく当たり前のことです。それゆえ、クワカブを飼育する際に同時にダニなどが発生するのは宿命といっても過言ではないと考えます。
それを敢えて受け入れて飼育をするか、ダニ対策に没頭するかは飼育者の考え方ひとつだと思います。
少量のダニの発生ならばそこまでクワカブには影響は少ないと考えますが、あまりにも大量に発生した場合には何か対策を考えた方が無難でしょう。
今までもダニや線虫、コバエと色々な雑虫について紹介してきましたが、今日はそのダニについて、また改めて書いてみようと思います。
<ダニ 種類>
・クワガタナカセ(白っぽいダニ)と呼ばれるもの
・コナダニ(成虫&幼虫にこべりつくようにつく)
・ワイルド個体につく茶~オレンジ色のダニもいる。
・他多数
※ダニの正確な正式名称は分かりません
クワガタ腹部に付くダニ
上記画像の拡大画像:半透明色のダニ
上記画像にあるような白っぽいダニより下記画像にあるオレンジ~茶色のダニの方がより良くないと聞きます。
またサタンオオカブトやネプチューンオオカブトで、親が天然もので産卵した時には、卵をすいとってしまう真っ白なまん丸のダニが良く付いていま す。
このダニの名前は分かりませんが、割り出した時卵の直ぐ横にいる場合が多いです。
結構大きいダニですので肉眼でもハッキリと見つけられます。このダニがいたら要注意です。
このダニは卵を吸い尽くすと言われており注意が必要です。
<ダニ対策&駆除方法>
・マットなどにダニがある程度発生した時点で交換をする。
・ダニが嫌う針葉樹系のマットに変える(成虫管理の場合)
・ケース内のマットに木酢液をかける
・市販されているダニ退散スプレーなどをかける
・飼育するケースなどの下にダニ除けシートを敷いてから置くようにする。
・飼育するケースなどの近くにダニ取りシートなどを置くようにする。
<ダニのクワカブへの影響>
少量のダニならば、さほど影響はないと考えますが、
あまりにも大量に発生してしまった場合はクワカブ生体にもよくはないと考えます。
特に注意が必要なのが体にびっしりとこべりつくコナダニ系です。
大量に発生した場合は体に隙間ないくらいくっつきます。
これによって呼吸穴である「気門」が塞がれてしまうことがある場合がありますので、注意が必要です。
<ダニを直接取り除く方法>
あまりに生体にダニが目立ってきたら、柔らか目のブラシ(歯ブラシ)などで取り除くと効果的です。
しかし目で見て全部取り除いたといっても羽の裏や関節の隙間などに隠れている場合が少なくはありません。
少し様子を見ながら定期的にブラッシングして、ダニの増加を防ぎましょう。
人によっては水をちょろちょろと流水しながらブラッシングするかたも多いようです。
<ダニの人間への影響>
私は個人的に20年近く飼育をしていますが、ダニが原因で皮膚などに病気を持ったことは過去一度もありません。
これだけ長く、しかも多くの虫と一緒に活動しているわけですから、人間に害があれば、とっくに何か影響が出ているはずだと思います。
それゆえ、ダニの人間への影響ですが、クワカブにつくダニは人間へはほとんど影響はないのではないか?
というのが私個人の考えです。
一概にダニといっても何万という種類がいて、クワカブにつくダニは、あくまでクワガタにつき、それなりに理由があってくっついているのでしょ う。、
とはいってもダニがくっついてしまうのは、見ていて気持ちの良いものではありません。
クワカブを飼育した後は必ず手を洗い、可能ならばシャワーでも浴びて全身をキレイにしてさっぱりした方が良いと思います。
如何でしたでしょうか?
先にも書きましたが、ダニの好む環境はクワガタ&カブトムシも好む環境にあります。クワカブを快適に育てようとすると、そこにダニが集まって来てしまうのも仕方がないことなのではないかと私は考えます。
勿論過剰に発生してしまったダニに対しては、何かしらの対処が必要だとは思いますが、カブトムシ愛、クワガタ愛を持って飼育するという事は、時にダニやコバエをも一緒に享受する余裕をも持つ。そんな気持ちも時には大切かなぁと思ってしまいます。
※今回ご紹介する考えや対策、方法はあくまでも私:Shihoが個人的に行っている&考えていることであり、絶対に確実な方法や事実とは断言は出来ません。あくまで一例としてご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。ご了承下さいますようお願い申し上げます。
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[…] エをも一緒に享受する余裕をも持つ。そんな気持ちも時には大切かなぁと思ってしまいます。 引用元-クワカブ飼育におけるダニの存在 | クワガタ・カブトムシ飼育情報:月夜野きのこ園 […]
ピンバック by カブトムシにつく白いものは!?ダニの原因と対処方法 | ネットブル — 2016年12月12日 @ 2:01 PM
もくすえき をかけて成虫は弱ったりしないのですか?
Comment by GUCCI — 2018年10月2日 @ 6:58 AM
GUCCIさん
レスありがとうございます。
木酢液ですね。
かなり昔になりますが、私も使用した事もあります。
その時は成虫には特に変化は見かけませんでした。
でもダニも嫌がるのですから、言葉を話せないまでもクワガタ達も嫌がっている可能性もないとは言い切れませんので、成虫に大量に直接かけるのはどうかなと思います。
かけるにしても少量をかけてあげるのが無難かなと感じます。
あるいは成虫本体でなく、入れているマットに軽くかけるとか・・・。
ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2018年10月2日 @ 9:41 AM
こんにちは!カブトムシとノコギリクワガタの産卵マットにダニが発生しているのですが、ダニ取りをして良いものか悩んでます。すでに産卵していた場合はやはりそのままにしておくべきでしょうか?卵や幼虫に害が無いのか不安です。またもし産卵しているマットのダニを駆除するとなると方法などはあるのでしょうか?よろしくお願いします。
Comment by mira — 2019年8月26日 @ 1:58 PM
miraさん
レスありがとうございます。
ダニが発生した場合、少量ならばある程度は問題ないかもしれませんが、大量に発生してしまった場合は私ならば交換します。
miraさんがおっしゃるように卵や幼虫に影響が出てくる可能性がないとは言い切れませんので。。
また対策方法としても、そのマットを交換しないのであれば、薄めに作った木酢液などをスプレーする等の方法しか思いつきません。
私が知っているダニ対策の考えはこの日記上に書かれていることがほとんどです。
詳しい事はこの日記上の記事をご覧頂ければ幸いです。
あくまで私個人の考え方や感じ方なので、ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月26日 @ 6:51 PM
回答ありがとうございます。マットを交換する場合は、卵がある可能性も考慮して採卵しながらで大丈夫でしょうか?また採卵した卵は再度セットし直したマットに戻すべきか、それとも個別管理するべきかどちらのがいいのでしょうか?
Comment by mira — 2019年8月26日 @ 7:23 PM
miraさん
レスありがとうございます。
そうですね、卵や幼虫がいるかもしれないのでゆっくりと丁寧に割り出した方が良いと思います。
採卵した卵は私ならば別の容器に新しいマットを入れて個別に管理します。
あくまで私のやり方ですのでご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月26日 @ 7:55 PM
回答ありがとうございます。
卵や幼虫がいた場合は、取り扱いは素手でも大丈夫ですか?すぐに別容器のマットなどに入れた方がいいとか、なにか注意点があれば教えていただきたいです!
菌糸瓶とかありますが、それは卵ではなく幼虫専用なんでしょうか?いまいち菌糸瓶の仕組みが分からなくて、、、掘り出した際、親カブクワさんはまた産卵マットを組んだ方が良いですよね?、、、質問ばかりですいません。よろしくお願いします(>_<)
Comment by mira — 2019年8月26日 @ 11:17 PM
miraさん
レスありがとうございます。
卵や幼虫を取り出す際は、あくまで私の場合は手で取り出すこともあります。
ただその場合は最初にしっかりと手を洗ってからにしましょう。
でも大半の方達は薄手のゴム手袋を使ったり、手では触れずにスプーンやマドラーなどを使用したりして直接手では触れない方たちも多くいらっしゃいます。
本当はこの方法が一番良いのかもしれません。
取り出す際は、幼虫の容器、卵の容器と別にしておいた方が良いと思います。
卵で取り出した場合は多数取り出した場合でも一つの大きめのケースにまとめて入れて管理しても良いと思います。
幼虫の場合は一頭一頭小さ目のプリンカップなどの容器にマットを入れたもので管理しておいていても構いませんが、育てるのであればどのみち大きな容器に入れ直す必要があります。
カブトムシの場合はマットで幼虫飼育。
ノコギリクワガタの場合はマットか菌糸でも構いません。
菌糸の種類や環境によっては菌糸の方が幼虫期間も短くより大きくなる傾向もあります。
マットには産卵用、幼虫飼育用とそれぞれ適したマットが存在します。
基本産卵には産卵用に適したマットを使用します。
産卵セットから割り出した直後は、まずは産卵用に使用したマットを使うのが無難です。
それである程度成長してから(2令位になってから)、幼虫用マットや菌糸に入れ替えると死亡率も少なくなると思います。
産卵セットを解除した後、親虫はmiraさんがまだ産ませる気があるのならば同じように再セットを組むと良いと思います。
ダニが沢山沸いているのでしたら、新しいマットで組むと良いと思います。
長々と書きましたがこんなところでしょうか。。。
毎回書いていますが、あくまで私の考え方ですのでご参考までにどうぞ^^
宜しくお願い致します。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月27日 @ 5:55 AM
詳しく回答していただきありがとうございます!
少し様子を見てからどうするか決めようかと思います!色々参考にささていただきます!
はじめての飼育に初めての繁殖ですが、頑張ります!
ありがとうございました!
Comment by mira — 2019年8月27日 @ 7:25 AM
miraさん
レスありがとうございます。
初めての飼育では色々と迷うことも多いでしょうけど、頑張って下さいね。
応援しております。
色々とコメントありがとうございました^^
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月27日 @ 7:45 AM
こんにちわ!
ダニの件ですが、やはり再セットし直そうと思って、キノコマットと発酵マットを購入して今ガス抜き中なんですが、ダニやコバエの侵入を極力防ぎたくて、室内でやってるのですが大丈夫でしょうか?幸いあんまり熱も臭いも無かったのですが、室内でガス抜きする方法はこれで良いのか不安です。一応浅めの容器に入れて新聞紙を被せて、ちょくちょくかき混ぜながら1~2日程度でいいかなと思ってるのですが、大丈夫でしょうか?一番危惧してるのは、室内でガス抜きするので、我が家にはじめからいるだろう家ダニが入ってしまったらという事なんですが、マットにはそもそも、家ダニの種類は入り込んだりするのでしょうか?するとしたら、やはりこのやり方(軽く新聞紙を被せてあるだけ)はまずいでしょうか?完全に防げないのは理解しているのですが、やはり卵や幼虫に害があるかもと考えたら慎重になってしまいます。
それと、再セットして親(国産カブトムシ・ノコギリクワガタ)がまた卵を産んでくれるかも不安です。時期的には少し遅いですよね?
野生だったので交尾は済んでると思ってるのですが、一度の交尾で卵を産み続けられるものなんでしょうか?
色々と調べたりしたのですが、参考にさせていただきたく、質問しました。何度もすいません。よろしくお願いします。
Comment by mira — 2019年8月29日 @ 2:02 PM
miraさん
レスありがとうございます。
まずマットはなぜガス抜きが必要なのか?
これはマットが再発酵していた場合、熱や匂いがあるため、それを抜けさせるために行います。
なので最初から熱や匂いがなければ、そこまで長くガス抜きする必要はないと私個人は考えます。
それでもガス抜きする場合ですが、
密閉した空間で、ある程度以上の温度があるとマットは再発酵しやすくなります。
その温度とは約27~28℃以上だと考えております。
勿論その条件を満たしたからといって必ずしも発酵するわけではありません。
湿度や風通しなどもマット内水分量なども関係してきます。
冬場などの気温が低い状況ではガスは発生しにくく、夏場などは発生しやすくなります。
室内でガス抜きするのは全然構いませんが、室内気温が30℃以上あったり、室内湿度が高いとなかなか発酵がおさまらずガスが抜けきれない場合がありますのご注意下さいませ。
またガス抜き中にダニやカビなどが混入するケースですが、これは十分考えられます。
対策方法としては、
<ダニや雑虫の場合>
・ガス抜きさせているマットを入れているケースやたらいの下にダニ除けシートを敷く。
・そのケースやたらいの側面を木酢液などでふく。
ダニやトビムシなどは這ってケース内に侵入するので、その経路となる途中でダニ除け対策をすれば近寄りにくくなるのではないかと考えます。
<カビやコバエなど>
・こちらは新聞紙で良いと思います。
ただし新聞紙が分厚いと今度はガス抜きそのものの効果が弱まったり、湿度で新聞紙が破けてしまう可能性もないとは言い切れませんので、そうなった場合は速やかに交換すると良いと思います。
しかし、どんなに注意をしてもダニや雑虫は入ってくることが多いです。
元々野外ではダニや雑虫はごく当たり前のように幼虫や成虫達と共生しています。
それゆえある程度の耐性は持っていると考えられます。
今の時期からの再セットですが、おっしゃる通り産ませるには工夫も必要になってくる場合もあります。
・設定温度を27~28℃をキープさせる
・湿度をある程度はキープさせる
虫達に「まだ夏だ、産卵が出来る」と錯覚させることが大事だと考えます。
私も以前は10月前にセットを組んだこともあります。
ノコやミヤマやヒラタ、コクワ等。。
でもきちんとそれぞれの理想の設定温度と湿度をキープしたところ、12月に割り出した際にも十分に幼虫を得ることが出来ました。
気温と湿度をキープすることが大事だと思います。
昼間は暖かくても夜低くなってはあまり良くありません。
それだと気温の変化により「もう夏も終わりだ」と昆虫達も感じてしまうからです。
この時期から産ませるには「温度キープ」が大事だと考えます。
また一度産卵をし出したら再交尾は必要はないと思います。
越冬して翌年も活動するオオクワやコクワガタならば話は別ですが、国産カブトやノコギリクワガタは悲しいですけど今シーズンいっぱいの命なので、♀はそのまま産み切って死亡という形になると思います。
大体このような感じでしょうか。
あくまで私個人の考え方ですので、違う意見を持っている方も沢山いると思います。
ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月29日 @ 3:53 PM
室内でのガス抜き中の工夫、早速試してみました!ありがとうございます!
産卵マットの交換ついでに採卵できるかなぁと期待していたのですが、どうやら温度の関係かクワガタの方はゼロでした。我が家では温度キープは難しいと判断して来年また挑戦してみようと思います。参考までにみなさんは温度キープはどうやっているのでしょうか?
カブトムシはたくさん採卵出来たので、プリンカップにて、保管管理しています!無事に孵化してくれるのを祈るのみです!残念ながら幼虫は見当たりませんでした。
孵化するのに工夫があるなら知りたいです!
親♀はどうしようか迷ったのですが、潜りたがってる姿を見てまた産卵セットに投入しました。ダニの発生具合にもよりますが、こちらはもう自然に任せようと思います。もちろんまた沢山産卵してくれればそれは嬉しいですが、まだまだ初心者なので、来年に向けてこちらもしっかりと準備しておこうと思います!親♀が死亡したら取り出した方が良いのでしょうか?その時は卵や幼虫はまた個別管理した方がいいのですかね??
またまた質問ばかりですいません。よろしくお願いします!
Comment by mira — 2019年8月30日 @ 3:02 PM
miraさん
レスありがとうございます。
温度管理の方法は様々です。
夏場はエアコンや保冷剤、簡易冷温室などの対策。
冬場はエアコン、簡易温室、カイロ、などを使用して温度キープをされているようです。
無事に孵化するかどうかですが、まずはやはり温度キープでしょうか。
急に温度が下がったりすると、孵化に影響が出る可能性がありますので、温度キープは大事だと考えます。
後は湿度も大事かと。乾燥状態での管理は良くないと考えます。
親♀が死亡したら、温度キープをしたままで幼虫が完全に孵化するまで待った方が一番孵化率は高いと思われますが、その時マットの状態が悪ければ思い切って割り出した方が良い場合もあります。あくまでその時の状態次第だと思います。
その後の飼育についてはmiraさんがどういう風に育てたいかによると思います。
個体をそれぞれ大きく育てたいのならば、個別飼育をお勧めします。
多頭飼育は管理やコスト面では楽ですが、大きく育たたない場合もあります。
そこはmiraさんご自身がお決めになって飼育されると良いかと思います。
ご参考までに・・・。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月30日 @ 5:01 PM
どのくらいダニがおったら多いと言ったらいいんですか?
よく見ると白いダニがぱらぱら
買った土を見るとその土にもダニがぱらぱらと
Comment by か — 2019年8月30日 @ 9:35 PM
かさん
レスありがとうございます。
うーん、どれ位ダニがいたら多いと言ってよいか・・。
難しい質問ですね。
正直率直な回答が見つかりません。
どんなことでもそうですが、感じ方には個人個人に差があると思われます。
ダニの件でも同じで、例えば10の内1でも多いと思わる方もいれば、10の内2でも「まだ許容範囲だよ~」と言われる方もいらっしゃると思います。
あくまで私の個人的な意見ですが、私はクワガタを飼育時に発生してしまうダニや線虫、コバエに関してはかなり緩い考えを持っていますので、私の意見がそのまま皆様に当てはまるとは言えないと考えます。
あくまで、仮にあくまで私が思う「ダニが多くなった、これはマットを交換するレベルだな」と思う基準としては、場合にもよりますが、
・ケース内に入れている成虫や幼虫にダニがびっしりとまとわりつくようになる
・マットの表面だけではなく、少し中を掘ってもダニがいる。
・ケース側面や蓋や、ケース本体と蓋を挟んでいるコバエシートなどにもダニがかなりついている
このような感じで目立ってきたらマットを取り換えるように感じます。
ただ冒頭でも書きましたが、これはあくまで私個人の考え方です。
人によっては許される範囲の考え方は様々ですので、ご自分の考えが「もう限界だ」と思われた時に交換するのが一番良いのではないでしょうか。。
ご参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月31日 @ 7:14 AM
回答ありがとうございます。
簡易温室、、、初めて聞きました!
クーラーボックスとかで代用できるのでしょうか?個人的な意見で構わないので簡易温室の作り方を教えていただければと思います!
今の季節は、人間だとちょうどいいんですけどね~(苦笑)冷えてきたりする時期でもあるので、温度計も必須アイテムですね。
あと、湿度がある程度あるとマットにカビが生えることはあるのでしょうか?その場合はダニ同様、マット交換でいいでしょうか?
ノコギリクワガタについては、とりあえず今年はまだ何も準備できていない状態からのスタートだったので今年は諦めて来年かなと思ったのですが、一度産卵がストップした場合はもう産まないですよね?
Comment by mira — 2019年8月31日 @ 8:22 AM
mira さん
レスありがとうございます。
簡易温室の作り方ですが、私の日記内で毎年公開しておりますので、「簡易温室」と検索してみて下さいませ。出てくると思います。
もちろん湿度が高いとカビは生えやすくなりますが、マット内部まではそこまで浸透しない可能性が高いのでそこまで気にする必要はないかと。
ただカビの種類にもよります。
一般的にはアオカビはアウトで白色のカビだとセーフとよく言われています。
アオカビが蔓延しなければ大丈夫なのではないかと思われますが、気になるような交換された方が賢明です。
一度産卵がストップしても環境やセッティングを仕切り直しすることでまた入り直すことがあります。ダメもとでもやってみる価値はあると思います。
ご参考までに聞いて頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年8月31日 @ 8:32 AM
簡易温室のページ参考になりました!頑張ってみます。ありがとうございます。
報告までに、先程ダメ元でノコギリクワガタの方割り出してみたところ、卵が1つ取れました!!小さいケースに移していたためか1つだけでしたが、かなり嬉しいです!!
なので、またダメ元ですが大きなケースに移して温度に気を付けながら様子を見てみようと思います!
気にしていたダニですが、ダニ避けシートを下に引いたところ、全然見当たらなくなりました!一応木酢酸も購入したので、そちらも試してみようと思ってます。
またどこかで質問するかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
報告とお礼をしたくてコメントしました!
本当にありがとうございました!!
また試行錯誤しながら、こちらのサイトも色々参考にしつつ、頑張ります!
Comment by mira — 2019年9月5日 @ 12:12 AM
年末に失礼します。
最近飼育スペースにダニが大量発生していて困ってます。幸い他の菌糸瓶や成虫にはまだ被害が及んでませんが今にも別の瓶に進軍しそうで不安です。とりあえず発生源の菌糸瓶を隔離してガムテープで巻いて密閉しても少ししか減らせませんでした。
現在幼虫が蛹室らしきものを作っているのと家にマットしかないので菌糸瓶を交換するのはできないです。
菌糸からマットに変えるのは良くないと聞きますし、人工蛹室に移すにしろまだ前蛹になっているかもよく分からないので厳しそうです
おすすめの菌糸瓶に沸いたダニの対処法ありませんか?
ダニはコナダニよりも小さく、黒と赤を混ぜたような色です
Comment by おむ — 2019年12月29日 @ 6:40 PM
おむさん
レスありがとうございます。
ダニ対策ですが、菌糸ビンに沸いてしまった場合なかなか難しいですね。
対策としては、
・菌糸ビンのボトルを開けて表面に木酢液をかけてやる。
・ボトルの下にダニ除けシートを敷く
ただボトルの内部にまでダニが侵食していた場合、表面だけに木酢液などをかけてもダニは潜っているのでなかなか駆除は難しいと考えます。
また表面にかけたとしても内部に潜ってしまう可能性もあります。
あまりにもひどい場合は、思い切って全部交換してあげた方が幼虫にとっても良いかもしれません。
もっと他にも良い方法があるのかもしれませんが、私が思いつくのは上記の方法です。
あくまでご参考程度にご覧頂ければ幸いです。
宜しくお願い致します。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2019年12月30日 @ 9:22 AM
閻魔大王さん
レスありがとうございます。
ダニについては種類など詳しくは私も存じておりませんが、一般のダニでも世界で一万種位あるそうなので、クワガタに付くダニも色々とあるのではないのでしょうか。。
あまりお役に立てない回答で申し訳ございません。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年4月16日 @ 9:23 AM
産卵セットで4匹のオオクワガタの幼虫を取り出しました。
ちょっと少ない気もしますが、そこは、来年再チャレンジします‼️
相談は取り出した幼虫に、かなりダニがついています。きのこマットのプリンカップに移したのですが、様子を見る以外に対応してあげはることはあるでしょうか?
Comment by たいが&はると — 2020年6月20日 @ 3:55 PM
たいが&はると さん
ダニがそこまで多くない場合はそのまま見守ってあげる方が一番よいかもしれません。
ただ、どうしても気になるのであれば、優しく柔らかめのブラシや筆などでこすり落とす等の対処をすることも可能ですが、幼虫が小さかったり、加齢直後だったりすると逆に身体を傷つける場合もあるのでご注意を。
または木酢液などをかなり薄めたものを幼虫に軽くかけてあげるとかの方法もありますが、元々虫が嫌がる性質の液体ですのでかけすぎと濃度には注意する必要があるかと思います。
あくまで私個人の考え方ですのでご参考までにお願い申し上げます。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2020年6月20日 @ 9:52 PM
ヘラクレスの幼虫にコナダニがべったりついてるんですがコナダニって水流しながら歯ブラシでこすっても取れなくないですか?相当強くやらないと無理な気がします。幼虫なんで対策をすることもできず早7ヶ月、節目に大量発生してます。このまま影響を受けずに蛹になれるか心配です。
Comment by ボディハ — 2021年2月8日 @ 3:36 AM
ボディハさん
レスありがとうございます。
仰る通り、かなりひどく大量にコナダニがまとわり付いてしまっている場合には、なかなかブラシでも全てを除去することは難しいかと思います。
またあまり長い時間ブラッシングすると幼虫の方にも影響が出てしまう可能性があるかもしれませんので注意も必要です。
それを全て完全に除去する方法は、大変申し訳ございませんが私も存じ上げておりません。
時間をかけて少しづつブラシで取り除く、かなり薄めた木酢液を浸したコットンやティッシュなどで拭き取ってあげる等位しか思いつきません。
あくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2021年2月9日 @ 10:44 AM
お世話になります。
ワイルドのコクワガタ、アカアシクワガタ、ヒメオオクワガタを
ヤフオクで購入しました。ダニがいたので、市販のダニトリマットで
飼育し、そのまま越冬時期に入ってしまいました。
ダニトリマットは袋に、弱っている成虫には使用しない旨の記載
がありました。
ワイルドなので、活動してどれくらい期間がたつのかは不明ですが
越冬という耐えている状況でダニトリマットはあまりよろしくない
でしょうか。気にしすぎでしょうか。
Comment by 山加賀 — 2022年1月10日 @ 9:22 PM
山加賀さん
レスありがとうございます。
大変恐縮ですが、市販で販売されているものについては、内容物や成分などが分かりませんので、何とも返答がしにくいのが正直なところです。こちらの推測で身勝手なことは申せないということもあります。。ご理解&ご了承下さいませ。
一番良いのは、その市販されている販売元メーカーさんに現在の状況を踏まえた上で、直接問い合わせてみるのが一番的確ではないかと思います。きっとそのマットに合った的確なアドバイスをして頂けるのではないかと思います。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2022年1月11日 @ 4:22 PM
こんにちは
今僕はササシマ昆虫ワールドで取ってきたアルキデスヒラタクワガタというのを飼っていますが、なかなかエサを食べずダニがいっぱいアルキデスヒラタクワガタについてしまいます。
どうしたら良いかわかりません。
Comment by ゆうくん — 2023年8月7日 @ 11:34 AM
ゆうくん様
レスありがとうございます。
一旦成虫に付いてしまったダニを完全に駆除することは結構難しいとは思います。
見える部分のダニを駆除しても羽の隙間などに隠れているからです。
一応の対策方法としては、
・こまめに水で洗い流しながらブラッシングして取り除く。
・管理用のマットをダニが嫌がる針葉樹系のマットに変えてみる。
・ダニが嫌がるスプレー(例えばかなり薄めた木酢液など)を軽くケース内に噴射する。
・ケースの下にダニ除けシートを敷いてみる。。
等の対処方法が考えられますが、これでも完全に駆除することは難しいかもしれません。
でもしないよりはましですので、一度試してみるのも方法の一つだと考えます。
あくまで私個人の考え方ややり方ですので、ご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2023年8月7日 @ 8:22 PM
失礼いたします。
コクワガタでダニが若干お腹のところにいるのですが、
そのまま越冬させても大丈夫でしょうか?
ダニがいる状態で越冬できますか?
Comment by たまき — 2024年11月20日 @ 5:46 PM
たまき様
コメントありがとうございます。
ダニにも無数に種類がいますので全てが大丈夫だとは言い切れないのも正直な所です。
ですが、野外のクワガタ達にもダニは当たり前のように付いています。
なので、クワガタ自体が弱って来たような感じがないのならば、そのままでも特に問題は無いかと思いますが、気になるようでしたら除去してあげるのも良いかと思います。
あくまでも私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。
飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2024年11月21日 @ 8:27 AM