クワガタ野外採集記(昆虫採集記) 2016年【No.23】河川敷ヤナギで採集(関東 群馬編)④
2016年度、野外採集(昆虫採集)シリーズ。第23回目のご報告です。
今回の採集舞台は関東 群馬県です。
※ この採集は8月中旬に行ったものをご紹介しております。TBS、「Nスタ」さんの放送日の都合や、宮崎に帰省してからの記事執筆更新等の為、現在の日時とは遅れてのご紹介となっております。大変申し訳ございませんが、ご理解&ご了承頂ければ幸いです。m(_ _)m
時刻:早朝
天気:晴れ
気温:27℃
今回は群馬県 某所 河川敷付近にやってきました。
こういう場所でクワガタやカブトムシが集まる木と言えば、
そうです。ヤナギの木です。
どんな感じの木なのか、ちょっと紹介してみましょう。
ヤナギの枝や葉ぶりはこんな感じ
ヤナギの葉の表側
ヤナギの葉の裏側
ヤナギの木の樹皮
こんな感じの木を探します。
それがヤナギです。
この辺りもいい感じでヤナギの群生があります。
では、早速クワガタ達を探してみます。
カナブンとシロテンハナムグリ、もしくはシラホシハナムグリ(判別出来ずスミマセン)がお食事中です。
こちらではカナブン多数、それに蝶(サトキマダラヒカゲ)、そしてノコギリクワガタ大歯型♂60mm前半位の個体が集まっています。
細いヤナギの木ですが、意外にも穴(ウロ)が多く見つかります。
そしてほとんどの穴(ウロ)にコクワガタが入っていました。
上記画像の拡大図、
大型のコクワガタ♂と♀が見えます。
なかなか大きそうだったので、掻き出し棒で取り出してみました。
コクワガタ♂48mm
♂50mmには届きませんでしたが、とても立派な大型個体です。
その他にも
カナブンとコクワガタ♀
コクワガタ♂とカナブン
ここにもコクワガタ♂と♀のペアが入っています。
そして枝には、
カブトムシ♂とカナブン
カブトムシ♀と、クロカナブン、カナブン2頭。
こちらは穴(ウロ)の近くで、ノコギリクワガタ♂♀のペア
逆光で見えにくいですが、大型のノコギリクワガタ♀の上に小型のノコギリクワガタの♂がくっついています。
ヤナギの枝割れの隙間に潜むコクワガタ♂とカナブン。
交尾を促しているカブトムシ♂と♀のカップル
このような感じで、今回、ヤナギの木で沢山のクワガタ、カブトムシ達を見かけることが出来ました。
今回採集した種類は
ノコギリクワガタ
コクワガタ
カブトムシ
カナブン
クロカナブン
の5種
頭数は21頭という結果でした。
群馬県 某所 河川敷付近での採集、如何でしたでしょうか?
今回は前回までに続いていたコナラ、クヌギではなく、河川敷に生い茂るヤナギの木での採集となりました。
正直、私の地元、宮崎県で私が通う採集フィールドではほとんどヤナギの木は見かける事がないので、今回ヤナギの木でこんなにクワガタ、カブトムシを採ったのは初めての経験でした。とても貴重な経験でした。
採集の途中でとっても可愛いシュレーゲルアマガエルにも会えました。
群馬県での採集を満喫してきた私ですが、ここでタイムアップとなりました。
場所が違えば、クワガタ達が付いている木もガラリと変わる事を大きく実感しました。また生えている木も全然違います。
でも宮崎での採集とはまた違った経験が出来て、とても楽しい時間でした。
沢山の虫達に出逢わせてくれた群馬の山の神様に感謝申し上げます。ありがとうごございました!
※この採集方法はあくまで私自身のやり方です。人によって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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