生き物散策記 2024年【No.10】冬の海岸を散策!:ヒメチャバネゴキブリ(幼体)、ハマトビムシの一種、ウヅキコモリグモ【九州:宮崎県】
生き物散策記シリーズのご紹介です。
【散策記:出逢った生き物たち】
今回は冬の海、砂浜を散策して来ました。
人気もなく、閑散としています。
一見、生き物の姿は無いように見えますが、こういう石をずらして見てみると、
ヒメチャバネゴキブリ(幼体)
体長:約7㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
小さなゴキブリの幼体がいまいた。
月虫:しょーたいわく、ヒメチャバネゴキブリの幼体らしいです。
小さな流木の下には、
何か半透明なものがいました。
ん???
エビ??
フナムシ???
ハマトビムシの一種
体長:約8㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
エビでもなく、フナムシでもなく、ヨコエビ目のハマトビムシという種でした。
残念ながら細かい種名までは分かりませんでしたのでハマトビムシの一種として紹介させて頂きます。
トビムシというだけあって、小さいながらもピョンピョン跳ねます。
こんな虫もいるんですね、初めて見ました^^
砂浜では、ハマダイコンの花がキレイに咲いていました。
花だけでなく、ダイコンも立派に育っていました。
結構大きく、こうしてみると、普通の大根と同じように見えてしまいます。
調べてみると、辛みは強いものの食べられないということではないらしいです。
今度機会があれば一度調理して挑戦してみたいと思います^^
さて、
このハマダイコンの葉をめくった時、
ウヅキコモリグモ
体長:約7~8㎜程度
【2024/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】
ウヅキコモリグモという種のクモがいました。
小さく、とても速い、寒くても元気に活動しているみたいでした。
冬の寒空の中でもカラス達はエサを探して砂浜に来ています。
このカラス達が立ち去った後の場所に行ってみると、
これはカニでしょうか。
カニの死骸?か何かを食べていたようです。
食べるものの少ないこの時期、生きるために皆必死ですね。
自然界は厳しくたくましいです^^
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
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