クワガタ、カブトムシ飼育:交尾、ペアリングの際、♂を複数回使用する場合の方法について【Shiho的見解:2024年度版】
今回は交尾についての話をしてみようかなと思います。
クワガタ、カブトムシを飼育、繁殖を行っている際、
「♂が一頭しかいないのに、♀は複数頭」
こういう状況がある場合があります。
交尾をさせる場合、♂と♀は必ずしも1:1の数が必要というわけではありません。
♂が元気で交尾欲が衰えないなら、複数♀との交尾も可能です。
この方法は素質を持った♂を複数の♀に受け継がせる方法としても有効だと思いますが、その反面、血統的には近親個体が多くなってしまうなどのマイナス面も持っていると思いますので、その点については注意が必要だと思います。
あくで私のやり方になりますが、私の場合、
【一度交尾させたら、連続では交尾させず必ず休憩の間隔を置く】
交尾にはかなりの体力が必要になります。
なので、その場での連続での交尾は控えるようにしています。
【休憩の間隔は最低でも約4~5日程度、場合によっては一週間程度】
交尾終了後は、♂の場合は次の交尾に備えて休ませます。
あくまで私のやり方ですが、約4~5日程度、長くて一週間程度は休憩期間を置くようにしています。
【♂の休憩中は、なるべく栄養価の高いエサを与える(バナナ等)】
これは交尾後の♂、♀、どちらにも言えることなのですが、交尾行動はかなりの体力を消耗すると思うんです。
♀はその後産卵へ、♂は次のお相手との交尾への備えとして、体力回復のため、エサをしっかり食べさせてやる必要があると思っています。
その際、エサには、高蛋白系のゼリーを使用したり、時にはバナナやヨーグルト、自作ゼリーなどを与える場合があります。
バナナは有効的なエサの一つ
もちろん個体によっては食いつきや嗜好が違ったりするので、食い付きなどの様子を見ながらなるべく蛋白質を補うようなエサを与えてあげると効果的だと考えています。
如何でしたでしょうか?
私は♂を複数回交尾で使用させる際、上記のような事に気を付けて行っております。
複数回種付けをしていると、やはり時間の経過とともに♂も段々弱ってくる(交尾意欲が無くなって来る)時がやって来ます。
その辺りは様子を見ながらタイミングを見計らって交尾活動を引退させてやることも必要かなと思います。
※この考え方&やり方は私:Shihoの個人的見解です。やり方、考え方は人それぞれ違いますので、あくまでもご参考程度にして頂ければ幸いですm(__)m
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