5月も中旬過ぎになり、そろそろ雨の長い梅雨が近づいています。。

最近は比較的天気も良いので、一昨日(5/18)クワガタ野外採集行って来ました。

その時の様子をご紹介します。

 

【2024/5/18の採集】

 

採集ポイントに到着。

上記画像はハルニレの木。

ハルニレの木を探すときは、葉っぱに注目すると分かりやすいです。

全ての葉がそうではありませんが、枝先の葉先が薄い朱色に染まっているのがお分かりでしょうか?

遠くからでも結構分かりやすいので、葉先が赤くなっている部分がある木を探してみて下さい。

 

さて採集開始です!

 

このポイントでハルニレがメインで生えているので、

 

順に探し見て回っていると、

 

いました!

樹皮の隙間に入り込むようにしていました。

 

コクワガタ♂
体長:約♂28㎜
【2024/4/30:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

小型のコクワガタ♂です。

ハルニレの樹液で汚れていますが、クワガタ自体の背中はとてもキレイでツルツルですね。

傷一つないのでおそらく新成虫でしょう。

 

 

同じハルニレ木々同士が絡み合って生えている根元の隙間には、

 

なかなか立派なヒラタクワガタ♂の姿を発見!

 

ヒラタクワガタ♂
体長:約♂61㎜
【2024/5/19:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

大型(Shihoはヒラタクワガタは60㎜以上を大型と呼んでいる)のヒラタクワガタ♂です。

こちらも先のコクワ同様に身体表面は綺麗なのですが、両アゴ先がちょっと摩耗か折れてしまっていますね。

もしかすると越冬個体かもしれません。

 

 

モミジイチゴ

これくらいの時期になると木苺が実り出します。

今回見つけたのは黄色いモミジイチゴ

実は柔らかく、軽く採るだけで潰れそうになります。

モミジイチゴは他の種の木苺より実が早い印象があります。

個人的には木苺の中で一番好きな種です^^

 

こちらのハルニレのすっごく狭い樹皮穴?の奥に、

 

分かりますか?クワガタのお腹部分が見えます。

おそらくネブトクワガタですね。。

 

かなり狭い隙間なので、通常使用している掻き出し棒ではなく、ネブト専用の掻き出し棒を使用します。

 

左:ネブト専用の掻き出し棒:太さ:約0.8㎜
右:通常の掻き出し棒:太さ:約2.2㎜

 

こちらが私が使用している掻き出し棒。

ネブト専用のは掻き出し棒というより針金ですね。

狭い隙間にいるネブトクワガタはこの左側の掻き出し棒を使用します。

 

そして、取り出してお顔を拝見してみると、

 

ネブトクワガタ
体長:約♂20㎜
【2024/5/19:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

中型のネブトクワガタ♂でした。

キレイでとても元気な個体です。

 

その後は、ヒラタ、コクワを数頭発見したものの、本日お目にかかりたかったノコ&ミヤマの姿はこの日もとうとう見られませんでした。。

 

この日見かけた種類は、

コクワガタ
ヒラタクワガタ
ネブトクワガタ

3種。頭数も全部で7頭という結果でした。

 

昨年は5/20にノコギリの♂♀ペアを、そして5/28には群馬ではありますがミヤマ♀を見つけています。

更に温暖化の進んでいる今年ならもう見つかってもよさそうな気がしたのですが甘くはありませんでした。

また次回以降に期待したいと思います^^

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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