野外で出逢う可能性がある「危険生物」

第3回目の今回は、日本に生息する危険な昆虫類についてご紹介したいと思います。

 

【危険生物】
(昆虫類編)

 

オオスズメバチ

毎年必ずと言っていいほど被害報告がニュースでも上がります。

スズメバチです。

上記画像はスズメバチ種の中でも最大のオオスズメバチ

どにかく獰猛で攻撃的です。特に晩夏は更に攻撃性が増すので注意が必要です。

見付けたら近づかないようにしましょう。

 

スズメバチ種には他にも、

キイロスズメバチ

キイロスズメバチや、コガタスズメバチ等、他種も多数います。

いずれも注意が必要です。

 

 

ハチ類にはスズメバチ種以外にも、

アシナガバチ種
(※画像はキアシナガバチ)

 

ミツバチ種
(※画像はニホンミツバチ)

 

アシナガバチ、ミツバチなど他にも多数います。

ミツバチなどは攻撃性は低いですが、それでも刺されたらアナフィラキシーショックを起こす可能性もありますので注意が必要です。

 

 

 

ムカデ種
(※画像はトビズムカデ)

ムカデです。

ムカデも攻撃性が高く、噛まれたら大変痛いです。

木のウロや樹皮裏などに潜んでいることも多いので注意しましょう。

 

 

 

マダニ種
(※画像はキチマダニ)

山の中で最も遭遇率が高く、やっかいと言っても過言でないのがマダニです。

マダニに刺されると、ライム病SFTS(重症熱性血小板減少症候群)という病気を感染させる恐れがあり、こちらも毎年死亡者が出るなどニュースで流れています。

山中に入る時には、長袖、長ズボン、手袋は勿論のこと、首元まできっちりタオルで捲くなどガードしましょう。

 

 

 

ヤマビル種
(※ 画像はニホンヤマビル)

山中で動いていると、いつのまにか服の中に入って来て、吸血をするヤマビル

こいつもなかなかやっかいな相手です。

血を吸われると、その箇所がなかなか血が固まらず止まらなくなります。

対策としては、専用のヒル対策スプレーや、濃度の高い塩水を作って、それと長靴の上から足首辺りに巻いておくと意外にも効果的です。

 

 

カトウカミキリモドキ

カミキリモドキ種の一つ。
本来はアオカミキリモドキの方がよく知られていますが、カトウカミキリモドキ画像を所持していたのでごちらを紹介してみました。

危険を察知すると足などから毒液を出し、それが皮膚などに付くと火傷をしたようにただれることがあるので素手で触るのは避けましょう。

 

 

アオバアリガタハネカクシ

うかつに潰したり傷をつけたりすると、毒を含んだ体液が出て来ます。

通称「やけど虫」とも言われているそうです。

 

 

 

ツチハンミョウ

刺激を受けると、脚の付け根の部分から毒を含んだ体液を出すので注意が必要です。

ハンミョウの名が付いていますが、あのよく飛び回るナミハンミョウ等とは全く違うタイプです。

 

 

 

ヨコヅナサシガメ

山だけでなく、市内の公園などの樹木上でよく見かけます。

毒はありませんが、触ると、尖った長い吻で刺されると、とても痛いので要注意!

 

今回上記の危険な昆虫例を挙げてみましたが、この他にも、高温ガスを発射するミイデラゴミムシや、猛毒のセアカゴメグモ、天狗熱などを媒介する蚊(ヒトスジシマカ)等々、他にも例を挙げればキリがありません。

昆虫を見つけても、知らない昆虫にはむやみに素手などで触らないようにしましょう。

 

 

※ 上記でご紹介した以外の種でも危険な生物は他にも沢山いますので、接触する可能性がある場合には十分注意しましょう!

※ここで紹介したものはあくまで私個人の考え方や思うものです。

人によっては捉え方など様々ですのであくまでも参考までにご覧頂ければ幸いですm(__)m

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