暑くなってきましたね。いよいよ夏も本番といったところでしょうか・・・。
今日はギラファノコギリクワガタの飼育についてご紹介したいと思います。

ギラファノコギリクワガタについては過去にも何度も紹介して来ましたが、今年から初めてギラファを飼われる方達の参考になればと思います。

まずは過去に羽化したギラファ達をご紹介しましょう。

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【フローレス産ケイスケイ♂113mm】

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【ダイスケイ♂106mm】

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【ジャワ産ギラファ♂96mm】

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 【スマトラ産ギラファ♂95mm】

う~ん、どれも格好よいですね!
上記は4つの亜種ですが、顎先の形状、光沢などが微妙に違いがあって区別されているようです。(勿論産地も)

今日はまずギラファノコギリクワガタの産卵について見ていこうと思います。
産卵の主役となる♀ですが、

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【ジャワ産ギラファ♀48mm】

上記画像はジャワ産ギラファの♀の画像です。
♀個体は亜種間とはいえあまり特徴に差はないように思えます。(あくまで私的に見てですが)
産卵方法につても各亜種、どれも同じ方法で産卵可能です。

私はギラファノコギリクワガタの場合、以下の方法で産卵セットを組みます。

・・産卵セット方法・・

【産卵に使用した親虫】天然♀からの持ち腹産卵の場合
【産卵に使用するオススメマット】くわマット>完熟マット
【産卵に使用するケース】クリーンケースM~L
【産卵管理温度】25℃前後
【水分量(湿度)】多からず少なからず
【セット方法】ケース底面を深さ7割位で固く詰める。残りの1割程度はフンワリと。

図示すると以下の様な感じになります。

画像でちょっと分かりやすく順をおってみてみましょう。

まずはクリーンケースを準備
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マット を大きなケースに出します。
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ケース底面を固めていきます。
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固く詰めたマットの上にフンワリとマットを敷きます。
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転倒防止の木片とエサを入れます。
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間に新聞紙を挟んでセット完了
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このような感じで1~2ヶ月程度放置すると・・・。(もちろんゼリー交換はします)

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このようにケース側面に卵が見えてきます。

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 そして・・・2ヶ月後の割り出し風景。

このような感じで取れるときには50近く幼虫が取れる場合があります。
ギラファノコギリクワガタの産卵は比較的容易な方ですが、今からの季節、とにかく暑くなるので、管理温度には注意しましょう。あまり暑すぎる場合、産まなくなったり、産卵マットが再醗酵などを起こしたりする場合がありますので、ご注意を。(^^)

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