2月も中旬!

まだ寒い日が続いていますね~。

先週末の話になりますが、その寒空の中、毎年の恒例常時となっている、「国産カブトムシ幼虫」の採集に行って来ました!

 

2025年度のクワガタ採集の初記事となります。

今年度の一発目は日本のムシキング、国産カブトムシです。

今回はその時の様子をご紹介したいと思います。

 

【2025/2/15の採集】

 

今年も私の叔父の所有する畑にお邪魔しました。

探すのはこの場所。
この倒木の下を探していきます。

 

木々を寄せて下に探していくと、

 

はい現れました!

 

 

国産カブトムシ幼虫
【2025/2/15:宮崎県某所:観察者:Shiho】

 

丸々と太った立派な国産カブト(ヤマトカブトとも言う)の幼虫です。

 

折角なので、身体の部位を観察してみましょう!

 

頭部国産カブトの頭部は黒~濃いこげ茶色をしています。
   またクワガタの頭部はツルツルしていますが、カブトムシはゴツゴツと点刻が荒くざらざらしています。

 

 

体毛:カブトはクワガタよりも体毛が長く濃い傾向があります。

 

 

お尻(肛門):下の部分になりますが、カブトムシの肛門は横に割れています。

 

またこのお尻(内側下方)から♂♀の判別も分かります。

 

分かりやすいように文字を入れてみました。

赤い〇の中に見える薄い色合いの逆三角形の印が♂マークになります。

♀の場合はこのマークがありません。。

ちなみに国産カブトムシの♂は三角形のマークが見えますが、外国産の例えばヘラクレスの♂などの幼虫には見られず、小さな点みたいな窪みのみになります。

 

ほんの10分ほどの作業で、結構な数のカブトムシ幼虫が採れました。

どれもまだまだ色も白くこれから更に成長してくれるでしょう。

折角採集しましたので、大事に成虫まで育ててみたいと思います。

 

如何でしたでしょうか?

今年も国産カブトムシ幼虫採集を行いました。

国産カブトの場合、親が秋位に産卵して~次の年の夏前には羽化するほど成長スピードも早いですので、お子さん達の夏の自由研究などの観察などに向いています。

是非皆さんも国産カブトムシの幼虫採集、そして幼虫飼育にチャレンジしてみませんか?^^

 

 

※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m

※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。

※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。

※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。

また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!

もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。

※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!

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