クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2025年【No.8】今シーズン初ミヤマクワガタ現るっ!!【九州 宮崎編】
6月に入りました。
さぁいよいよクワカブ採集シーズン本格化の時期を迎えます。
くわかぶ村の住民さん達、月虫メンバー:こうちゃんなどは既にノコ大歯型、ミヤマ、コカブトなど沢山のワイルドクワガタ達を発見しております。
昨日(6/4)の話になりますが、私も梅雨の合間の晴れを狙って、地元宮崎にてクワガタ採集に行って来ました。
その時の様子をご紹介します。
【2025/6/4の採集】
採集ポイントに到着して、最初に見つけたのは、
ハルニレの木々隙間に潜むヒラタクワガタ♂個体!
ヒラタクワガタ♂
大きさ:約65.2㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
なかなかの大型で、サイズを計測すると、♂65㎜UPありました。
カケや欠損はないものの、全体的に擦れが目立ちます。越冬個体っぽい個体でした。
このヒラタがいた木を蹴ってみると、
パサパサッツ!
と2つの音!!
早速探し当ててみると、
ミヤマクワガタ♂
大きさ:約39㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
ミヤマクワガタ♀
大きさ:約40㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
おおお、ミヤマだっ!!
今シーズン初採集のミヤマクワガタの♂♀ペアが落ちて来ました。
やはり出始めの個体はキレイですね。
♂は小型でしたが、♀は立派な大型サイズ!
♀40㎜を越えていました。
こちらのハルニレの樹皮裏には、
コクワガタ♂
大きさ:約35㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
中型サイズのコクワガタ♂の姿を発見!
そして、この木を叩いてみると、
またしても、
ボトボトボトッツ!!
と、今回は先程よりも少し大きめな3つの音!!
ノコギリクワガタ♂
大きさ:約62㎜&61㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
大歯型のノコギリクワガタ♂2頭が落ちて来ました。
ノコの大歯型も今シーズン初採集!
やはりこれくらいのサイズになってくると格好良いですね^^
本当はあと1頭落ちた音がしたのですが、こちらの2♂を探している間に見失ってしまいました💦
採集している途中、
オレンジ色の何かが実っていました。
近寄ってみてみると、
楮(こうぞ)の実
楮の実でした!
この楮(こうぞ)の実、一見、見た目は木苺に似ていますが、実際は桑の実の仲間だそうです。
勿論食べることが出来て、とても甘く柔らかいです。
食べた食感、味は木苺に似ている気もしますが、酸味も少なく、個人的には木苺より甘く感じます。
これも初夏の山の恵みですね😊
何気なく見上げたハルニレ木、
そこに付いていたのは、
おおおっつ!!!
なかなかデカいぞっ!??
ミヤマクワガタ♂
大きさ:約64.5㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
♂64.5㎜のミヤマガタ♂でした!!
出始めらしくこちらもとてもキレイな個体!
微毛がまだ完璧にのこっており、黄金色の美しさでした^^
しかし、見た瞬間、特大の70㎜あるぞ!って思ってしまいましたが、手元に来て計測してみると、65㎜以下と大幅なサイズダウン💦
野外採集時って、見つけた瞬間どうしても大きく見えちゃうんですよね💦
そして、このミヤマがいたハルニレを蹴ってみると、
ノコギリクワガタ♂
大きさ:約38㎜
観察者:Shiho:2025/6/4
小歯型のノコ♂が落ちて来ました。
とてもキレイで元気な個体でした。
このような感じで6/4の野外採集を楽しませてもらいました。
今回出逢ったのは、
・ミヤマクワガタ
・ノコギリクワガタ
・ヒラタクワガタ
・コクワガタ
の4種
頭数にして全部で15頭でした。
今回は、今シーズン初となるミヤマクワガタ、そして、大型のノコギリ♂&ヒラタクワガタ♂に出逢うことが出来ました。
宮崎でもいよいよ大型を含め沢山出て来たようです。
これからがますます楽しみになりました😊
※昆虫には数多くの種類がおり、その数は計り知れません。ゆえにこのブログ上でご紹介している虫達も、私達が知る限りでの浅い知識でご紹介しておりますので、種類名や名前、生息情報などが間違っている場合もございますので、そのことをご了承の上、あくまで参考紹介として気軽にご覧頂けますと幸いです。よろしくお願い申し上げますm(__)m
※ご紹介する生き物は私が出逢ったもので間違いないですが、ご紹介する際、ブログ更新時とのタイム差等により、多少の時系列が前後する場合もございます。ご了承下さいませ。
※散策手段や採集方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって散策方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※野外散策や、採集はマナーが大事です。散策&採集する場所が私有地の場合は、無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。
また外国産や離島産等のその土地にいない昆虫の放虫は厳禁です!
もともとその土地に根付いて生息している昆虫達の生態系を壊す原因になりかねませんので、意図的な放虫は止めるよう心がけましょう。
※ 海洋&水生生物の場合、採集してはいけない生体や場所、採集方法などがあります。
漁業権などの問題にもなりますので、注意をする必要があります。
その辺りをきちんと確認をするなどして、くれぐれも気を付けましょう!
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