クワガタ野外採集記(昆虫採集記)2015年【No.6】クワガタ6種類GET!!(九州宮崎編)
2015年クワガタ野外採集記(昆虫採集記)シリーズ第6弾です。
7月に入りましたね。早いもので採集に出かけだしてもう6回も経過してしまいました。クワガタ採集においてはこの7月が最も発生の多い時期だと言われています。
さぁ今回もその時の様子をご紹介したいと思います。
AM7:36、目的地に向かいます。天気は曇りですがうっすら晴れ間も見えます。
プチ崖崩れ。雨が続くと地盤が緩みこういった崖崩れが発生しやすくなります。注意が必要です。
こちらはおそらくイノシシが堀った形跡です。イノシシは見かけると大抵は逃げてくれますが、子供連れの時には注意が必要です。子供を守ろうと突進してくることがあります。私も過去に何度か突進されたことがあります。その時はかろうじて逃げられましたが、とても恐ろしかったです。
さて、採集ポイントに到着。順に樹を見ていきましょう。
最初の樹。樹液も出てウロもある。とても良い樹なのですが、樹のウロ(穴)のすぐ上に要注意生物スズメバチが来ています。本来ならばウロを見たいところですが、スズメバチは危険なので今回はスルーします。
次に雰囲気がある良い樹です。周りを見て何もいなかったので、蹴ってみると、
ミヤマクワガタです!体長64mm。超大型ではありませんが、ミヤマクワガタは数回前の採集以来採れていなかったので、とっても嬉しいです!今季2頭目です。やはりミヤマクワガタが採れると気持ちが変わります。(^^)/
次の樹に近づいた時
ヒラタクワガタのアゴが見えました。樹皮裏に隠れているようです。
掻き出し棒で取り出すのですが、その時の様子を動画で撮影しましたので、ご紹介したいと思います。一人で片手で撮影しながらの作業ですので、幾分かピントがズレている箇所があります。ご了承下さいませ。
最後の方は勢いよく出て来たので掴み損ねて下の草むらに落ちてしまいました。でも何とか無事発見出来ました。サイズは中型の54mmでした。
来ました!ノコギリクワガタ大歯型です。サイズは64mm。今年初の大歯型ノコギリです。(^^)/
ヒラタクワガタの大型♀も採れました。とってもキレイな大型個体♀38mm。飼育下では大したサイズではないかもしれませんが、野外ものでのこのサイズはとても大きいです。ウロの中から採集しましたが、ウロ内で見た時は一瞬オオクワの♀かと思ったくらいでした。
ふと、となりの葉を見ると、
とても小さなコガネムシが。セマダラコガネというそうです。小さくて可愛いです。
【セマダラコガネ】
コガネムシ科。
体長8~15mm程
北海道~九州まで幅広く生息。
身体の模様は個体差がある。
成虫は広葉樹の葉などを食べる。
【ナミテントウ】
テントウムシ科
体長 5~8mm程度
北海道~九州まで幅広く生息
成虫&幼虫共にアブラムシなどを食べる。
背中の羽の色合いや模様は変異がある。
採集も順調に進み、次々にルアーケースが埋まっていきます。更にノコギリの中歯型、ミヤマの中歯型なども採れました。
結局3時間ほどの採集を楽しみました。
結果、
・ミヤマクワガタ3頭
・ノコギリクワガタ5頭
・ヒラタクワガタ9頭
・コクワガタ18頭
・スジクワガタ3頭
・ネブトクワガタ5頭
合計 43頭 という結果でした。
今回はミヤマ、ノコ、ヒラタ、コクワ、スジ、ネブトと、6種類のクワガタと会うことが出来ました。これらのクワガタ6種に後々に現れるカブトムシを加えた7種が私が通常よく採集するクワカブのラインナップになります。今日はカブトムシ以外は逢うことが出来ましたので、とても良かったです。
それから、採集をしていて気になったことがあります。
採集地にポイ捨てされた飲み物の空容器です。この他にもいくつかゴミが投げ捨てられていました。
採集をする上で山へのゴミ捨ては絶対してはいけないことです。生き物の生息地を汚さないように私たちが気を付けなければならない最重要事項だと私は思っております。山があってこそそこに昆虫も生息出来るのですから・・・。ゴミは必ず持ち帰りましょうね。
今回もとても楽しい採集でした。あっという間の3時間でした。また次回の採集も楽しみにしておひらきにしたいと思います。(^^)
※この方法はあくまで私自身のやり方です。
人それぞれによって採集方法や採集条件などは異なると思います。あくまで参考として見ていただければ幸いです。
※採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。 必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)
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