世界&日本のカナブン&ハナムグリ
図鑑やネットなどを見ていると、様々な外国産カナブン、ハナムグリの記事や写真を目にすることが出来ます。
一昔前になりますが、当時は外国産のカナブンやハナムグリの野外品の輸入なども可能でした(一部例外種もあり)。
私も日本で見かけることのできない種類に大いに魅了され、私も様々な種類のカナブン、ハナムグリを購入し、飼育挑戦したものです。
外国産の種としては、それこそかなりの種類が存在しますが、よく知られているものとしては、ゴライアスやウガンデンシス、オーベルチュール、ポリフェムスなどの大型種、ホシボシツノカナブン、ラッケリー、キヌホソエルツェニィ、マックレーケスジ、シュルツサスマタカナブン、等の中~小型種まで、本当に多種多様な種類のカナブン&ハナムグリが存在します。
★★世界のカナブン&ハナムグリ種★★
【参考画像:ポリフェムスオオツノカナブン♂】
【参考画像:インカツノコガネ♂】
【参考画像:オーベルチュール♂】
【参考画像:ホシボシツノカナブン】
【参考画像:キヌホソエルツェニィ】
【参考画像:マックレーケスジ】
外国産カナブン&ハナムグリ種は飼育においても種類によって様々な方法で行っていました。
小型~中型のカナブン&ハナムグリは基本的にはマット飼育で育てます。参考までに言えば弊社のマットでは完熟マットで十分飼育が可能でした。
しかし一部例外もあり、ゴライアスなどを飼育する際、メインとなるエサは「ドッグフード」等をマットの中に落とし入れて動物性タンパク質を与えて飼育するといった方法でした。
大型カナブン&ハナムグリが羽化した時にはとても大きく、その美しさに魅了されていたのを思い出します。
【参考画像:ポリフェムスオオツノカナブンの羽化時】
しかし外国のカナブン&ハナムグリの輸入が禁止されたこともあり、今ではその当時に日本に入って来ていた個体達の累代個体しかお目にかかることが出来ません。
外国産カナブン&ハナムグリはとても鮮やかで目立ち、格好の良い種も多いです。しかし皆さん忘れてはなりません!我が日本にも素晴らしいカナブン&ハナムグリは多数存在します。
では日本国内のカナブン、ハナムグリについて少しの種類ではございますがご紹介して見たいと思います。
★★日本のカナブン&ハナムグリ種★★
【参考画像:国産カナブン】
【参考画像:国産アオカナブン】
【参考画像:国産クロカナブン】
【参考画像:シロテンハナムグリ】
【参考画像:コアオハナムグリ】
【参考画像:アオハナムグリ】
【参考画像:オオトラフハナムグリ♂】
【参考画像:オオトラフハナムグリ♀】
上記画像にご紹介したのは日本国産のカナブン&ハナムグリ達です。
外国産カナブン&ハナムグリほど大型&形状豊富ではないものの、色彩変化も豊かでとても美しく素晴らしい昆虫達です。
また飼育においても、少しクセはあるものの、産卵、幼虫飼育共に可能で弊社では、黒土マット、完熟マット等で少ないものの結果もポツポツですが成功しております。
如何でしたでしょうか?
日本のカナブン&ハナムグリも色彩豊で、とても素晴らしい種が多数存在します!
今もう3月ですので、今年の採集シーズンに入るまでもう2~3ヶ月程度。今年はクワガタ&カブトムシ以外にも様々な種類の昆虫に出逢えるが今からとても楽しみです。皆さんも是非フィールドで様々な昆虫達を探してみては如何でしょうか?
※今回ご紹介したポリフェムスオオツノカナブンを含む外国産カナブン&ハナムグリ種は、現在植物防疫法において海外からの輸入規制がかかる規制対象種になります。ご注意下さいませ※
2 Comments »
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ポリフェムスを含むメロキリーナ属のカナブンなどは2011年に多くの種が輸入を解禁されていますよ。未だに輸入が禁止されているのはケアシツノカナブンやゴライアスオオツノハナムグリなどですね。
Comment by ウイルス侍 — 2016年8月20日 @ 7:56 AM
ウイルス侍さん レスありがとうございます。 なんと、そうなのですね。一部の種類が解禁されているとは全く知りませんでした。 それはブンブン愛好家にとっては喜ばしいことですね。 情報提供頂き、ありがとうございます! 今度ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 飼育日記担当:Shiho
Comment by tsukiyono — 2016年8月22日 @ 8:43 AM