ヘラクレス小ケース羽化の例
画像は小ケースに蛹室を作ったヘラヘラ幼虫の画像です。
このようにケース対角線か、長い方に平行に蛹室を作った場合は
そのままでも無事蛹化〜羽化する確率は高いです。
斜めに蛹室を作り、ケース側面に窓?の様な空洞が見えた時は
そこで蛹室作成が妨げられた為ですので、
人工蛹室に移し変えた方がよい場合が多いです。
このようにして当園では出来る限り小ケース羽化を試しております。
また無事羽化しましたらご報告致します。
◆参考:人工蛹室の作成方法
4 Comments »
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Shihoさん、今日は。いつも飼育日記参考にさせていただいております。このケースの蛹室ですが、真中に上手に作って長さも十分なので、一見すると無事蛹化しそうに見えますが、この状態ですと角曲がりになる可能性があります。
Comment by POP-X — 2004年10月13日 @ 12:59 AM
これだけ、ケース底から大きな窓が空いているという事は、蛹室底はほぼ水平になっていると言え、幼虫が不幸にも頭部寄りで蛹化を開始してしまった場合、確実に角曲がりになります。実は、ヘラの蛹室は真水平ではなく、30度程度の斜度があり、蛹化時にクネクネ運動をする事で自然に尻側にずり落ちて頭部に角を伸ばす空間を確保しており、幼虫が自分で尻側に寄ってから蛹化する程賢くはないのです。
Comment by POP-X — 2004年10月13日 @ 12:59 AM
ですので、蛹室がこのように真水平の状態になっている場合は、ケースの頭側に枕を置いて、ケース自体を傾けさせた方が安全かと思います。
Comment by POP-X — 2004年10月13日 @ 12:59 AM
POP-Xさん、詳しいレス有難うございます。当方もとても勉強になります。閲覧者の皆様も是非POP-Xさんの意見を参考にして下さいね。(^^) 皆様のご意見沢山お待ちしております。
Comment by shiho — 2004年10月13日 @ 1:07 PM