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セット内容詳細

容器は異形中ケース。
材は細くて柔らかめの産卵木を5本用意し、1日加水し半日ちょっと陰干し。
産卵床には「くわmat」を使用する。

まず、「くわmat」を多湿気味にしてケース底から3~4cmガチガチに固詰め。
その上に材3本を右側に寄せるような感じで置く。
(右に材3本があり、左には固詰めマットの表面が見える状態)
材のない部分は、底同様に多湿にした「くわmat」を右にある材の高さくらいまで固詰めし全体の深さを揃える。
次に材のない側のマット上には2本の産卵木を置き、反対側の材の上にあたる部分には普通な感じで水分を含ませた「くわmat」をそこそこ固めに詰めて全体の深さを揃える。
(この時点で、材の置き方は階段状になっている)
更にその上から材が隠れるまで水分そこそこにした「くわmat」を敷く(表面を平らに均す程度)。
最後に餌と転倒防止用の樹皮を入れて、♂1♀2を投入しセット完了。

親虫♂♀情報(熟成期間など)

気をつけたポイント

♀は完全熟成していたが、♂は後食はしているものの熟成には後1週間程度必要・・・といった感じだった。しかし、♀の羽化時期を考えて敢えて♂の熟成を待たずにセットに踏み切った。割り出しまで2ヶ月以上待ったのは、セットした時点での♂の熟成不足が理由である。しかし、やはりセット投入が早すぎたのか・・・♂が5月中旬に頓死。ペアリングが成功しているのか不安だったが、取り越し苦労だったようだ。注意していた事と言えば餌切れと乾燥くらいで、基本的には放置。
卵は、材中・マットの両方にあったが、材の中の様子から言って基本的には、オウゴンオニやタランドゥスと同様に材の中に穿孔して産卵する種のようだ。
マットに産んだのは、アンテ等と同様で固く詰めた部分を材と認識したせいだろう。
幼虫は全て「くわmat」を入れた容器に投入した。
この虫も低温で大きくなるようなので、選抜した幼虫を温度の低い縁の下に入れようと思う。

備考

今回は「くわmat」を使用したが、次の世代には「きのこmat」で試してみようと思う。