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セット内容詳細

 調べてみると「ツヤ系はマット産み」ということだったが、どうしても「クワガタ=材」という固定概念を捨てきれず、月野夜様のくわマットに産卵木を埋め込んだセットに投入。だが、一向に産卵の気配はなく、マット上に露出していた産卵木が見苦しくカビて来たため、セットを一旦バラすことにした。その後、後から購入した1♂1♀が相次いで★。残すは最初にホームセンターで購入したヤモメ♂と後妻の♀。これはとても元気で仲も良く、見ていてとても微笑ましかったが、産卵の気配はサッパリだった。次のセットはやはりくわマット+産卵木・・・何かに固執したかのようなこだわりようだが、このときはカビ対策として産卵木を完全にマットに埋め込むこと、そして水分を含ませたくわマットの上にフ○○ンの特価マットを加水せずに敷いた。カビ対策はこれで万全だったが、産卵の期待は正直薄かった。だが、10月に入りメンテナンス的にマットを交換しようとセットをバラしてみると幼虫が!!これは迂闊にバラすと幼虫や卵を傷つけると思ったのだが、ダニの存在を無視出来ずにマット交換を強行。結果、15前後の後継者を得られた。まだまだペアは元気なので、同じセットを組んで再投入中。

親虫♂♀情報(熟成期間など)

気をつけたポイント

 ハッキリしたことが2点。まずは温度。夏の暑い時期に常温飼育ではダメで、産卵は少し肌寒く感じるくらいになってからのようだ。したがって、エアコンの効いた室内でならばこの問題はクリア出来そう。そして、もう1点は2種類のマットを使うということ。これは偶然の産物だったが、くわマットを固く敷き詰めた底の方には幼虫も卵も発見出来ず、すべて2種類のマットの境界で見つかった。これはかなり有効な手段だと思われる。個人的にはくわマットは強過ぎると思うので、来シーズンは黒土マット+ほだマットで行こうと思う。

備考

 私自身がカブト派で、クワガタのブリードは初めてと言っていいくらいの初心者だった。このルデキンの卵はカブトの卵に比べて遥かに小さく、採卵の際も見落とす危険があるほど。例えて言えば、カブトが米粒ならルデキンはゴマ粒ほど・・・したがって、採卵や割出しをするよりもわずかに掘り出して卵か幼虫が確認できたら、速やかに別のセット組んで成虫を引越しさせるのがモアベターか?