10月に初2令幼虫40頭(親♂71~70mm X 親♀36~31mm)を200㏄菌糸カップに投入。12月に800㏄菌糸瓶に入れ替え、以後3か月毎に800㏄菌糸瓶を交換しました。6月~9月にかけて羽化しました。40頭の内訳は、幼虫死亡2頭、前蛹死亡1頭、完品羽化37頭でした。完品羽化個体の大きさは、♂55~67mm、♀31~37mmでした。

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気をつけたポイント

昨年と比べて、飛躍的に完品羽化率が向上しました。これには2つのポイントがります。早めに菌糸カップに入れたことと大きめの幼虫から優先的に冬場に冷やし虫家で温室管理したことです。これによって、蛹化の時期を5月~7月中旬に前倒しして、室温の最も上がる7月下旬~8月を避けることができたためです。

備考

♂はほとんどが大歯型で、♀も34mm以上の大型が多かったのですが、残念ながら目標の70mmオーバーの個体は作出できませんでした。来期に期待したいと思います。