菌糸ビンへの幼虫投入について
<質問>
先日お客様から、幼虫を菌糸ビンに投入したが何頭かが潜らず
上に上がってくるのでどうしたら良いかとの質問を受けました。
<考えられる理由>
【酸欠】
対策としてはビンをしばらく真横にするか逆さにする。
【管理温度が高い】
外部の気温が低い場所に置いて安定させる。
【エサの拒食】
まれにですが、違う菌糸ビンから別の菌糸ビンに入れ替えた場合
にその幼虫が今度のエサを嫌って出て来る事があります。
その場合は元の菌糸ビンに入れるか、または思い切って
発酵マットに投入するのも方法の一つです。
<菌糸ビンへの幼虫投入方法:弊社:Shihoの場合>
私:Shihoの場合は菌糸ビンに幼虫を投入する場合は、
思い切りビン底部まで10円玉位の穴を縦長に空けます。
初令や2令の場合はその底部に幼虫を入れ、上部には掻き出した菌糸オガを
柔らかく軽く詰めます。特に初令の時にはフンワリという感じで詰めます。
3令で幼虫が大型の場合には、入り口を狭くして
底面が少し広いような穴を開けます。
幼虫が入っていく時は狭いですが、下につくと
比較的ゆっくり出来るような開け方です。
上部のオガは今度はしっかりと詰めます。
大体このような感じでやっていますが、結構落ち着いて食べてくれていてます。
宜しければ御参考までに聞いて頂けると幸いです。(^^)
7 Comments »
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11日のへらへら小ケースの件で、POP−Xさんの意見とは違うのですが、へらへらの幼虫がケースの底に蛹室を作ってしまうと羽化したときに体液で羽がべとべとになってしまい、羽化不全にはならないのでしょうか?
Comment by ほち — 2004年10月23日 @ 10:06 PM
そうですね、私の場合は以外に数をやっているんでそのままにしておくケースが多いですがきちんと羽化しるのが多数です。まぁ中には例外もありますが・・・。
Comment by shiho — 2004年10月24日 @ 6:37 PM
意外と丈夫なんですね!ところで、インターメディアツヤを以前日記で取り上げたと思うのですが、それからうまくブリードできましたか?
Comment by ほち — 2004年10月24日 @ 9:35 PM
お尋ねします。くわがたの幼虫を10/20に菌糸ビンの入れ替えをしたら20日経っても姿をあらしません。10gと19gありました。死んじゃったのでしょうか?容器は850�の容器です。
Comment by ケロヨン — 2004年10月25日 @ 9:46 AM
ほちさん、インターメディアですが、幼虫5頭だけ回収できました。産むにはうみましたがこれではまだ成功したとは言い切れませんので近い内に再チャレンジしようと思います。
Comment by shiho — 2004年10月25日 @ 10:14 AM
ケロヨンさん、なるほど・・。それは心配ですね。20位だったらよくあることですが、3令の10gと19gでしたら普通はまず食痕が見えるはずです。飼育温度は何度で管理していますか?温度が低いと幼虫も越冬体制に入ってじっとしているかもしれません。ただ今の時期の常温だとしてもまだ活動するとは思うのですが・・・・。
Comment by shiho — 2004年10月25日 @ 10:16 AM
shihoさんこんばんは。アドバイスありがとうございます。幼虫も中国のホーペなのです。あれから3日経つけど・・・やはりそのまま状態・・・です。飼育温度はリビングにおいてますが昼間は22度ぐらいで夜は18度ぐらいのとこでしょうか。菌糸ビンの中見てみようかとも思いましたがもう少し様子みてみます。昨日、月夜野さんの菌糸ブロック9個届いたのでがんばって詰めます。
Comment by ケロヨン — 2004年10月29日 @ 12:14 AM